具体的な指導内容の例児童：小学４年生（自閉症・情緒障害特別支援学級在籍）障害名等：自閉症障害の状態、発達や経験の程度、興味・関心、生活や学習環境などにについて情報収集する。実態把握収集した情報を県教育委員会提供の個別の教育支援計画 A シートの項目に沿って整理する学習・作文に自分の気持ちを書き表せない。・テストでは満足いかない点数をとると物にあたることがある。・記憶力は高く、学年相応の授業内容は理解できている。・算数やパソコンの学習が好きで、とても集中して取り組んでいる。対人関係・社会性気になる点・友達と会話がかみ合わないことからけんかになることが多い。生活・行動・球技が苦手である。・大きな音を嫌がる。好ましい点・きまりやルールをよく守る。・言葉遣いが非常に丁寧である。・時間を正確に守り、遅刻や欠席がない。いくつかの指導目標の中で優先する目標として指導目標 ○ 他者の意図を理解し、自分の気持ちや考えを相手に伝えることができる。 ○ 自分の意にそぐわない結果に柔軟に対応することができる。指導目標を達成するために必要な項目の選定健康の保持選定された項目心理的安定人間関係の形成 (1)情緒の安定に関す (2)他者の意図や感情のること環境の把握身体の動き理解に関すること (2)状況への理解と変 (3)自己の理解と行動の化への対応に関す調整に関することることコミュニケーション (1)コミュニケーションの基礎的能力に関すること (2)言語の受容と表出に関すること (3)言語の形成と活用に関すること (5)状況に応じたコミュニケーションに関すること選定された項目を関連付け具体的な指導内容を設定具体的な指導内容 ○「気持ち」の段階を数値化した「気持ちの物差し」等を使って「うれしい気持ち」や「悲しい気持ち」には、いろいろな段階があることに気付く。 ○答えや考え方は１つではないことを聞いたり、物事の感じ方は人によって異なることがあることを聞いたりして、より適切な言動について考える。 ※特別支援学級では「自立活動」の内容を取り入れた教育課程を編成することができます。