数学入門Ⅱ [健康・漢方・医療]1 年次 (後期) 1 単位(必修) 講義 田村英一 豊田実司 高城徳子 〔授業概要および目標〕数学入門Ⅱでは、薬学を学ぶ上で必要と考えられる数学および統計学の基礎的知識、計算力および数学的なものの考 え方について学習する。微分、積分をはじめとする数学の知識を薬学領域で応用できる技能を身につけられるよう、数多くの問題に取り組 む。さらに、統計の基本的知識について学習する。 今後学んでいく様々な科目の礎として、数学の基礎的知識および数学的思考力を身につけて欲しい。 〔授業計画〕後期 回 項目 到達目標(授業内容) 方略 コアカリ SBO 番号 1 数学入門Ⅰの復習 一次および二次関数、指数関数・対数関数、三角関数、行列、順列と組合せ の基本概念を理解する。 2 微分 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。 (微分の定義、微分係数、導関数) F(6)1-4 3 微分 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。 (偏微分、全微分) F(6)1-4 4 積分 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。 (定積分、不定積分) F(6)1-4 5 6 微分方程式 基本的な微分方程式の計算ができる。 微分方程式 基本的な微分方程式の計算ができる。 (薬学領域における微分方程式) 7 微分・積分 微分方程式 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。 基本的な微分方程式の計算ができる。 (計算問題) F(6)1-4 F(6)1-5 8 微分・積分 微分方程式 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。 基本的な微分方程式の計算ができる。 (計算問題) F(6)1-4 F(6)1-5 9 単位 数列 ディメンジョン解析 単位の変換 等比数列、等差数列 薬学における数列 10 統計 測定尺度(間隔・比率尺度、順序尺度、名義尺度など)について説明ができる。 間隔・比率尺度のデータを用いて、度数分布表、ヒストグラムをつくり、平 均値、中央値、分散、標準偏差を計算できる。 F(6)2-1 F(6)2-2 11 12 13 統計 相関と回帰について説明できる。 統計 母集団と標本の関係について説明できる。 統計 正規母集団からの標本平均の分布(平均値、標準誤差など)について説明で きる。 信頼区間と有意水準の意味を説明できる。 F(6)2-3 F(6)2-6 F(6)2-7 F(6)2-8 14 試験 F(6)1-5 F(6)1-5 〔評価方法と基準〕定期試験、出席状況、授業態度、講義中に適宜行う小試験により総合的に判断する。 〔学生の質問への対応〕可能な限り随時対応する。 〔教科書〕山下晃代(2006)『薬学生のための数学基礎講座』評言社 〔参考書〕北浦和夫・田中秀樹訳『化学を学ぶ人の基礎数学』化学同人、長谷川政美訳『生命科学・医科学のための数学と統計』東京化学同 人 高校の時に使用した教科書・参考書 ─1─
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