マーブリング

楽しい実験、工作
家庭にあるものを使った実験を紹介
(しょうかい)
し、身近な現象に興味、関
心を持たせるコーナーです。
マーブリング
作 り 方
ぐうぜん
1 バットに水をはり、紙切
れを浮(う)
かべる。
偶然に出来る色と形の面白さを利用
ちょうせん
楽しく挑戦。絵が好きになるチャンス
今回は長崎市科学館で冬を中心に実施している
「チャレンジサイエン
ス」
の中から
「マーブリング」
を紹介(しょうかい)
します。
マーブリングとは、
水面に広がる特別な絵の具を使って、不思議な模様を作る技法です。出
来上がる模様は世界に1つだけ。模様が
「マーブル」
(大理石)
に似ている
絵の具を1滴
2 紙切れの上に、
(てき)
ずつたらす
(3色ぐらい)
。
注目! 絵の具が広がると同時に、紙切れが水面を
走るように動きます。
どうしてかな?
水、
マーブリング用絵の具(文房具店で購入)、
3 絵の具が広がった水面
をつまようじなどでそっとか
き混ぜる。
バット
(弁当の空き箱などでOK)、
絵の具を水にたらす道具(筆やスポイトなど)、
紙切れ
(2cm×2cm)、
模様が動きます
模様を作る道具(つまようじなど)、
用 意 す る も の
乾
︵かわ︶
いたら
出来上がり!
ので、
この名前が付きました。
5 紙を水面から上げ、
色がついた方を上にして
新聞紙にはさみ、軽くお
さえる。
写しとる紙(画用紙)、新聞紙
教えてくれた人 長崎市科学館 業務グループ 山脇舞子さん
「長崎市科学館では、今月から科学教室が始まっています。土日
曜を中心に月4回程度実施(じっし)
します。詳(くわ)
しい情報は
ホームページで確認してください。実施日の2週間前までに往復
はがきで申し込
(こ)
んでください!」
所 長崎市油木町7−2 ☎ 095・842・0505 開 9時半∼17時
4 うつしとる紙を
「U」字形
に曲げて、真ん中からゆっ
くりと水面に置く。
空気が入らないように
気をつけよう
なぁんだ!
なるほど!
注目! の答え
水面全体に働く表面張力
(ひょうめんちょうりょく)
が、絵の具が広がると絵の具のところだけ弱くなりま
す。表面張力の弱いところから強いところに向かって
流れができるので、紙切れが走るように動きます。