平成23年度 自己評価結果公開シート

平成23年度 自己評価結果公開シート
作成:ひじり幼稚園
1 本園の教育目標
やる気が元気の子どもを育てる。
よく見て、よく考え、自ら進んで創り出すこと。物おじせずに何にでもチャレンジし、
最後までやり遂げる。
2 今年度、重点的に取り組む目標・計画
幼小の連携について考える
保護者同士の交流の場を設定する
園内環境の整備
子どもの成長を保護者と共有する
評価項目の達成及び取組状況
評価項目
幼小の連携につい
て
横のつながりではなく、地域の小学校との連携を深め、今年度は地域の小
学校と昔遊びを行った。小学校へ行くという楽しみ及び期待を持ち小学生
や先生と触れ合う時間を持つことで以前よりスムーズな移行ができるように
なった。また、7月には小学校1年生の先生と年長の先生とで子どもたちの
様子をうかがうことで「知っている先生」ができ、不安な保護者にも「知って
いる先生がいる」というだけで安心してもらうことができた。
幼稚園の保護者同士、「同じクラス」の保護者同士は懇親会などで知ること
ができるが、「同じ地域の保護者」の交流が今までなかったので幼稚園内
保護者同士の交流 で設定することで「地域」のつながりを重視した。また、この交流により地域
の場を設定する
の子供会の様子や小学校のPTAについてなど知ることができたので、今
後も続けていきたい。
今年度より、子どもたちの幼稚園での生活を写真に撮ることを職員で統一
した。そのことにより、より子どもの様子に目を向け、写真を撮ることにより
子どもたちの思いを目に見える形で残すことができた。その写真を集め、年
長では年度末のクラス懇談会で子どもたちの様子を集めDVDを作成したと
子どもの成長を保護
ころ、幼稚園ではこんな遊びをしている、表情をしている、ということを保護
者と共有する
者に理解していただけた形となった。思ったよりも反応が良く、私たちの考
えていた「成長を共有する」という目標に一歩近づいたように思えた。今後
も続けていくとともに年長だけではなく、年中・少でもこの形でクラス懇談会
の実施をしていきたい。
特別支援の子どもたちが、どのような場面で「輝いている」「困っている」か
の用紙を作成し子どもたちの好きなこと、いやなことを客観的にん理解でき
特別支援コーディネー
るように努めた。また、保育中のビデオをとりみんなで見ることにより保育
ターを機能させる
者がどのようなかかわりをするとよいのかをみんなで出し合う機会を持つこ
ともできた。今後もビデオを使ったケース会議を定期的に行いたい。
4 学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果 A ・ B ・ C ・ D ・ E
保護者に発信する機会を多く持ったため、幼稚園の意図していることをすべてではないが、多く
の保護者に理解してもらえた1年であったように思う。また、現在推進中のユニバーサルデザイン
についても今年だけでなく今後も子どもたちが困らない環境を作ることが大切であると実感した。
子どもたちにとって何が一番重要なのかをこれからも保護者に投げかけていくことができるよう
ホームページ、掲示板、参観時を利用し行っていきたい。
5 今後取り組むべき課題
課題
具体的な取り組み方法
幼小連携につてい、現在行っているのは子どもの交流及び小学
校1年生の子どもたちについて訪問し、様子を聞く程度になって
幼小連携及び職員同士の交流
いる。子どもについての交流も大切であるが、職員間でも交流を
持つことができるよう考えていきたい。
保護者アンケートの結果を受け、「子どもたちの遊びが少ない」
という意見が多かった。そのため、年少より自分の好きな遊び
保育の見直し(子どもたちが自
(室外・内問わず)出来る環境を作り、さまざまな経験を通して、
己発揮できる場を作る)
遊び方を知っていくことが大切であることを保護者にも発信して
いきたい。
子どもの成長を保護者と共有
する
子どもたちが、幼稚園の生活の中で友達や先生たちとどのように遊ん
でいるのか、その遊びから成長していることなど「目に見えない成長」を
写真に撮ることで「目に見える成長」として感じてもらい1年間での成長
を年度末に知ってもらいたい。また、懇談会など言葉だけでは伝えるこ
とが難しい保育者の喜びも写真を使うことでより保護者にも実感しても
らえることを期待する。
今まで、教材絵本については月刊絵本として渡すだけになっていたが、
教材絵本をどのように保育につ 絵本を保育に取り入れ季節や親子のふれあいなど子どもたちが体験で
きるようにする。また、保育で行った様子を家庭に伝え、今月は何をし
なげるのかを考える
たのか、絵本だよりを発行するとともに様子を伝えていく。
6 学校関係者評価
特に指摘すべき事項はなく、妥当であると、認められる。
7 財務状況
公認会計士による監査、大阪府私立幼稚園事務センターの会計処理及び指導により、適正に運
営されていると認められている。