平成21年度 幼稚園自己評価結果報告書

平成21年度 幼稚園自己評価結果報告書
進徳幼稚園
1.本園の教育目標
人間性を豊かに育て、幼児期に必要な様々な経験を通して、心身ともに健全でたくまし
い子どもが育つよう3つの教育目標を掲げている。
1.げんきであかるい子
2.こころのやさしい子
3.よく考え、工夫し、表現する子
2.重点的に取り組んだ目標・評価
新しい教育課程の元、作成された教育計画・食育計画を実施し、学年ごとの繋がりに考
慮しながら内容を見直した上、更に研修・研究を行った。
3.評価項目の達成及び取り組み状況
評価項目
取り組み状況
新しい教育課程の元、教育計画を
作成し、実践を行うわけだが、今
後は縦の関係も検討しつつ、評価
反省を反映させながら、更に見直
しを行う。
給食設備のない本園では、あまり
取り組みをしてこなかったので、
新たに食育を活動目標に掲げ、研
究・研修を深め、子ども達の園生
活に自然な形で取り込む。
新しい教育課程の元、作成した教育計画を、学年ごと
の繋がり、取り組み、目標を踏まえて見直した。更
に、活動のカテゴリーごとの年間計画を作成した。
地球温暖化の気候変化をふまえ、
年間計画を見直す。ゴーヤの栽培
などエコ活動へも繋がる温暖化対
策を試み、子ども達の健康管理に
取り組む。また、安心・安全な園
生活を目指す。
平成20年度より開始された2才
児の親子登園の内容を検討し、参
加者へのアンケート結果からの要
望も取り入れながら、内容の充実
と、取り組みへの理解が頂けるよ
うな情報提供への努力を進める。
食育活動について、職員で研究を行ったり研修会に参
加するなどして、知識と理解を深め、年間計画・教材
を作成し、実践した。また、子ども達自身が育てた野
菜を収穫したり、調理して食べたりする経験を通し
て、食材に触れたり、食物についての知識を得る機会
が持てるよう努めた。
行事の時期を見直し、年間計画においての取り組みを
再編成し、実施した。これまで教職員のみやっていた
救命救急、心肺蘇生訓練を、保護者にも受けて頂く機
会を作った。遊具等園の設備について定期的に点検、
修理を行い記録をつけ、設備の安全に注意した。教職
員間で安全指導における研修を行い、共通理解の元、
子ども達自身にも正しい遊具の使い方、安全な園生活
の送り方が身に付くよう繰り返し指導を行い、子ども
達同士でも話し合う機会を設けた。
平成22年度新たに設ける、預かりクラブ(卒園
生)、ぱんだ組(2歳児親子登園)、うさぎ組(1歳
児親子登園)に向け概要を決め準備を進めた。また、
小学校教諭と合同で研修・研究を進め、幼小の連携を
図ることで、子ども達の継続的な育ちを見直すことが
できた。更に、子育て支援の必要な園児に対して、研
修やカンファレンスを行い、職員間での共通理解を深
めた。
4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果
縦の関係を踏まえた上での新しい教育計画をはじめ、評価項目で課題になっていた取り
組むべき内容を実践し、職員間で常に評価・反省・見直しを行いながら保育活動を進め
られた事もあり、概ね目標は達成できた。
5.今後取り組むべき課題
課題
子育て支援の充実と取り組み
健康的な生活・身体作り
教育計画の見直し
食育活動の実践
具体的な取り組み方法
新たに、預かりクラブ(卒園生)、ぱんだ組(2歳児
親子登園)、うさぎ組(1歳児親子登園)を設置し、
評価・反省を踏まえ、内容の充実に努める。また、多
様化する社会のニーズに対し、どのような保育サービ
スを行っていくかを、検討する。
子ども達の手洗いうがいの励行。身体作りに繋がるよ
うな活動について、職員での研修・研究を行い、取り
組みについての計画を立て実践する。
教育計画を実践し、各カテゴリーごとの評価・反省を
行う。引き続き、評価反省を踏まえながら、見直しを
行っていく。
食育計画を実践し、学年ごとの食育目標が達成される
よう努める。また、実践を通しての反省を行い、食育
計画・教材を検討する。
6.学校関係者の評価
学校関係者より、幼稚園運営は良好と意見をいただいた。自己評価を行う中で、教職員
の客観的に幼稚園を見る目が定着し、改善点に自ら気付き、問題解決へ迅速に取り組む
姿勢はとても良い。との評価をいただく。
7.財務状況
会計処理についても適切に処理されている旨の報告を公認会計士より受けている。