本校は,甲府市の最も東に位置し,周囲を特産のぶどう畑に囲まれた自然豊かな環境の中にあります。校章にも,本 校のシンボルとしてぶどうがデザインされています。 甲運小学校は,明治6年(1873年)に山梨県第11番学校「川田学校」として川田町寿徳院を仮校舎として創立 され,今年で141周年となる歴史と伝統のある学校です。 平成26年度は60名の新入児童を迎え,また,知的障害特別支援学級に加え,自閉症・情緒障害特別支援学 級,肢体不自由特別支援学級が新設され,全校15学級357名(5月1日現在)の児童が学んでいます。 平成22年に新校舎が建築され,幅の広い廊下や各階に設けられた多目的スペースなど,ゆとりのある広々とした校 舎です。 校舎の南には,昭和44年の中央線複線化に伴う通学路の立体交差化工事の残土で造られた「ぶどっこ山」があ ります。様々な樹木や植物が植えられ,池には睡蓮が咲きメダカや金魚が泳いでおり,ビオトープ的な存在で,子どもた ちの格好の遊び場,自然とふれ合う場として,豊かな心の育成に役立っています。 健康教育は本校の伝統であり,「体力向上」「健康増進」「食育」の研究を深め,「ペースランニング」や「健康かが やき積み立て」など,特色ある教育活動を行っています。 学校教育目標 「子どもたちが来たくなる学校」 一人一人の個性を生かしながら,豊かな人間性と実践力のある 心身ともに健康な児童の育成 めざす児童像 「知」 かしこく 「徳」 やさしく よく考え,自ら学ぶ児童 「体」 たくましく 心身ともに健康で粘り強い児童 豊かな人間性をもった児童 めざす児童像を児童にも分かる表現に構造化し,児童自身が直接自己評価できるようにするなどの工夫をし,学校 教育目標の具現化をめざす取組をしています。 「強いものが生き延びるのではない 賢いものが生き残るのではない 変わることのできるものが 生き残ることができる」 (C.ダーウィン) を学校経営の基本理念とし,教育の不易「自ら変わることのできる力をはぐく む」学校のあり方を追究をしています。 今年度も,児童・職員一丸となって,目標の実現を目指して日々歩み続けま す。 平成26年4月 甲府市立甲運小学校 校長 久保田 直人
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