部活動等の練習で、早朝や放課後、休日の練習に汗を流して頑張っている三木中生。試合で練習の 成果を発揮し、全力を出すためには、毎日の食事の内容や量、タイミングに気を配ることが大切です。 今月の食育だよりでは、スポーツと食事の関係について取り上げてみましたので、ぜひ参考に していただければと思います。 「こんなに食べられない」、「毎日は無理」でも、「1品 プラスして」、「休日には」、「1週間に2日は」というよ うに、できる範囲から始めて、続けることが大切です。 ◆主食、主菜、副菜、汁物、果物、牛乳・乳製品をそろえましょう。 主食 主菜 果物 ごはんなどの炭 水化物を多く含 み、体を動かすエ ネルギー源になり ます。 主菜 副菜 魚や肉などを使っ た料理で、たんぱく 質を多く含み、筋肉 や骨など体をつくる もととなります。 牛乳・乳製品 副菜 汁物 主食 野菜等を使った料理 で、ビタミンや無機質を 多く含み、エネルギー代 謝、筋組織などの再生に 関わって、コンディショ ンを整えます。 汁物 果物 牛乳・乳製品 みそ汁やスープ で、水分や塩分の 補給のほか、具の 工夫でビタミンや 無機質もとれま す。 ビタミンCやすばやく エネルギーに変わる果糖 を含みます。ビタミンC は、トレーニングによる ストレスに効果がありま す。 カルシウムを多く含み ます。カルシウムは骨を つくる栄養でもあり、神 経の情報伝達にも関わっ ています。 激しい運動をすると、鉄やカルシウム などの無機質が体内で減少したり、疲労 が激しく回復するためのビタミン類が不 足したりします。 不足しやすい栄養を、食事や間食で効 果的に摂取する工夫をしましょう。 普段 試合前日 いつもよりおかずを 朝食をしっかり 少なめにし、ごはんを多 食べましょう。 く食べます。油っこい料 可能な範囲で 主食、主菜、副菜、 理は、さけましょう。 汁物、果物、牛 乳・乳製品をそろ えて食べましょう。 試合当日 試合当日は、できることな ら、試合開始3時間前くらい までに食事をすませます。お にぎり、パンなど炭水化物が 多く含まれるものを食べま しょう。 試合の直前に食べる事は さけましょう。 試合後 疲労回復のため、速や かに、炭水化物やたんぱ く質、ビタミン、ミネラ ルを補給します。筋肉だ けでなく、内臓も疲れて いるので、消化のよい加 熱した料理や果物などが 適しています。
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