浪江町の現状と課題

浪江町タブレット端末 追加アプリ開発に関する事業者向け説明会資料
浪江町の現状と課題
福島県浪江町役場
復興推進課
平成27年7月29日 浪浪江町 位置・⼈人⼝口 浪江町
人口
21,434人
世帯数
7,671世帯
面積
223.10㎢
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特産品やご当地グルメの数々 ◆浪浪江の特産品
⼤大堀相⾺馬焼
◆浪浪江焼麺太国
地酒
⿂魚介類
B-1グランプリ出場
第6回姫路大会
4位 第7回北九州大会 4位 第8回豊川大会 1位(ゴールドグランプリ) 第9回郡山大会 殿堂入り団体として出場 ◆DASH村
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東日本大震災の被害
〇 震度6強の揺れと15メートルを超える津波
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6平方キロメートルが浸水
全壊家屋651戸(流失586戸、地震65戸)
約1,000事業所が被災
死者182人(うち行方不明31人、家屋倒壊に
よる圧死は1人)
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原発事故による避難 〇 東京電力福島第一原子力発電所の事故
•  町内全域21,000人超の町民がすべて避難
対象となり、現在も避難指示が継続
•  避難先を転々、役場機能も1年半で4回移
動
•  長引く避難生活による震災関連死366名
町民の避難先
全国44都道府県
約600市区町村に
広域分散避難
福島県
外
30%
福島県
内
70%
このうち
仮設住宅(県内30か所)に
約3,400人
借上げ住宅(みなし仮設)に
約5,800人
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放射線量による区域指定(平成25年4月∼現在)
C
帰還困難
区域
B
居住制限
区域
A
避難指示
解除準備
区域
年間の積算放射線量
50mSv∼
20∼
50mSv
∼20mSv
面積の
81%
10%
9%
被災前人口の
17%
42%
41%
6
復興の歩み (1) 除染
•  環境省による本格除染は平成25年11月に開
始
•  除染実施対象区域(帰還困難区域を除く)
の全34行政区で発注済み。うち3行政区で
除染完了、6行政区で作業中。
•  町内の幹線道路のひとつ国道114号の除染
完了(対象区間28㎞)
実施済
実施済
14%
宅地
14%
農地
実施済
26%
森林
実施率:除染対象の面積等に対する一連の除染行為が終了した面積等の割合(環境省ホームページよ
り)
実施済
22%
道路
復興の歩み (2) 災害廃棄物の処理
•  災害廃棄物(がれき等)の総量は28.9万ト
ン 選別を進め、仮置場へ搬入中 •  被災船舶は撤去済み、
被災車両(約1,000台)は順次撤去中
•  被災建物は順次解体・撤去中
沿岸部の災害廃棄物の
収集・運搬・選別業務の進
終了
約60%
可燃物を燃やして減容化する仮設焼却施設
(平成27年7月稼働開始)
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復興の歩み (3) インフラの復旧
▽上水道:平成29年3月までに全配水管の復
旧予定(津波被災地を除く)
▽公共下水道:避難指示解除準備区域で平成
29年3月までに復旧予定
▽国道6号の通行制限解除(平成26年9月)
▽常磐自動車道が全線開通(平成27年3月)
国道114号浪江インター以東国道6号までの
通行自由化
上水道の復旧率
復旧済
42%
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もっと詳しく知りたい人は、浪江町HP「すぐわかる浪江町の現況」で
分散避難による情報・コミュニケーションでの課題
つながりの喪失
→町民の方は 全国600以上の市町村に分散 必要な情報の違い
双方向性
網羅性
→放射線に対する考え方、 帰還意向、仕事、世帯状況 情報取得環境の違い
→県内、県外、仮設住宅、 借上げ住宅
時間・距離
タブレット端末を導
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入し、これらに対応
浪浪江タブレット事業の⽬目的
 絆の維持
 町からの情報発信の強化
 ⽣生活の質の向上
導⼊入に当たっての課題
他自治体の状況
・既に福島県内の4町村で導入済み。利用率は50%前後に留まる※ ※1ヵ月に1度、触れた割合
・基本的な機能については、大きな違いはない
・通信事業者など大手業者へ委託し、業者主導で開発
A町
利用率
主な機能
行政情報
TV電話
アンケート
SNS
インターネット
W EB カメラ
放射線情報
動画配信
B町
47%
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C町
35%
D町
61%
51%
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