26年度実績

平成 26 年度 調査研究・相談事業
公共建築物の法定点検や劣化調査を実施し、基礎データを蓄積するとともに、修繕履
歴や劣化状況に関する公社独自のデータを活用して、横浜市が作成する公共建築物保全
計画の策定支援を行いました。
また、公社職員が法定点検実施に必要な資格取得の促進を行いました。
金 額(円)
調査研究・相談事業費
201,226,278
(1)保全計画の策定支援
平成 23 年度から横浜市の依頼を受けて、建築基準法第 12 条に基づく公共建築
物の法定点検及び横浜市独自で調査を行っている劣化調査を実施しています。
横浜市は、公共建築物の修繕工事計画を作成する際に、この調査結果を重要な
資料として活用しています。
〈点検・調査件数〉
単位:施設数
12 条点検
建築
H26
H25
増減
建築設備
劣化調査
外壁詳細調査
建築
建築設備
実施済
127
463
11
92
91
(うち公社直轄)
(40)
(21)
(2)
(20)
(10)
実施済
141
448
31
53
48
(うち公社直轄)
(26)
(10)
(6)
(24)
(11)
実施済
-14
15
-20
39
43
(うち公社直轄)
(14)
(11)
(-4)
(-4)
(-1)
(2)資格取得の促進
法定点検実施には、建築職は一級建築士又は二級建築士、電気・機械職は、建築
設備検査資格者が必要です。このため、公社職員の資格取得の促進を行っています。
平成26年度も、建築職で1名が一級建築士、設備職で1名が二級建築士を取得しまし
た。また、電気・機械職合わせて4人が「建築設備検査資格講習」を受講し点検資格
を取得しました。これに合わせて、直営点検の施設数を増やしていきます。
公社職員による建築点検
(外壁の浮きがないか点検)