Ⅰ類 電 気 専 門 問 題 平成27年6月施行 特別区職員 Ⅰ類採用試験 指示があるまで開いてはいけません。 注 意 1 問題は、〔問題 〕から〔問題 解答してください。 〕まで 題あり、このうち 題を超えて解答した場合は、 〔問題 たところで採点を終了し、 題を任意に選択して 〕以降解答数が を超えた分については採点しないので、注意してくださ い。 2 解答は解答用紙に記入してください。問題に記入しても採点しません。 3 解答時間は 4 問題の内容に関する質問には、一切お答えしません。 5 問題は持ち帰ってください。 時間 に達し 分です。 特 別 区 人 事 委 員 会 〔電気 問題 〕 次の問(1)、(2) に答えよ。 (1) 次の図のような回路において、AB間の合成抵抗 웭 웮及びAF間の電圧降下 웭 윋を、計算の過 程を示して求めよ。 C 웭 윋 욿= 7K Ω F 욼 =1 0 KΩ KΩ 웂= 5 욾 =5 KΩ 웁 =1 0 KΩ A KΩ 욽= 5 B 웃= 5 KΩ 움= 1 4.25 KΩ D E 웅= 109.5V (2) 次の文は、交流回路に関する記述であるが、文中の空所A∼Fに該当する式を下の式群から1 つずつ選び、その記号を解答欄に記入せよ。 Hのコイル、静電容量 Fのコンデンサを直列に接続された Ωの抵抗、インダクタンス 回路に、電流= 욇si n ω+θ Aが流れるとき、抵抗の電圧降下 윒= A V 、コイル の電圧降下 웳= B V 、コンデンサの電圧降下 웯= C V 、この回路の全電圧 降下 = D × E V 、電圧と電流の位相差 φ= F となる。 <式群> ア 욇si n ω+ θ イ 욇cos ω+ θ ウ ω 욇cos ω+ θ 1 エ ω 욇cos ω+ θ オ −ω 욇si n ω+ θ カ 1 욇si n ω+ θ ω 1 キ − 욇cos ω+ θ ω ク 욇si n ω+ θ+ φ ケ 욇cos ω+ θ+ φ コ 워 + ω− ω 워 サ 1 워 워 + ω− ω シ 1 워 워 + ω+ ω ω− ω ス t an욹웋 セ 1 ω− ω t an욹 웋 電気専門 P1 ソ 1 ω+ ω t an욹웋 〔電気 問題 〕 次の問(1)、(2) に答えよ。 (1) 平行平板コンデンサに比誘電率 4.5、絶縁耐力 5kV/mmの誘電体で満たしたところ、このコンデ ンサの耐電圧は 30kV、静電容量は 150 0pFであった。このとき、このコンデンサの電極の間隔と電 極の面積を計算の過程を示して求めよ。ただし、真空の誘電率 ε웅= 8.855× 10욹 웋 워 F/mとする。 (2) 次の文は、磁性体に関する記述であるが、文中の空所A∼Hに該当する語を下の語群から1つ ずつ選び、その記号を解答欄に記入せよ。 磁界の強さ と磁化の強さ との関係は = χ で表され、この χを A という。χと真 空の透磁率の比を B といい、χとする。 χが正で大きい値の物体を強磁性体といい、このうち、Fe、 C 、Ni などをフェロ磁性、 D などをフェリ磁性に分類できる。 が χが E で 小 さ い 値 で あ る Ptや F を 常 磁 性 体、χ G で小さい値で ある Hgや H を反磁性体という。 <語群> ア 磁化率 キ Ag イ 磁束密度 ク Al ウ 比磁化率 ケ Co 電気専門 P2 エ 比透磁率 コ Fe 욾 O욿 オ 正 カ 負 〔電気 問題 〕 次の問(1)、(2) に答えよ。 (1) 次の図のような単相全波整流回路について、次の問①、②に答えよ。ただし、は出力電流、= 2 s 、Th2、 i nωは電源電圧、ωは角速度、は時間、は負荷抵抗、ω= θ、サイリスタ Th1 Th3、Th4のそれぞれの制御角は αとし、0< α< πとする。 Th1 Th3 = 2 s i nω Th2 ① ② Th4 出力電圧 の波形を解答用紙に図示せよ。 出力電圧 の平 値 윫を求めよ。 (2) 次の文は、電力用半導体素子に関する記述であるが、文中の空所ア∼オに該当する語を下の語 群から1つずつ選び、その記号を解答欄に記入せよ。 GTOは、正のゲート電流で ア 、負のゲート電流で イ が可能な素子である。 パワーMOSFETは、入力インピーダンスが ウ 、 エ 駆動形の素子である。 バイ ポーラ ト ラ ン ジ ス タ に 比 べ、少 数 キャリ ア の 蓄 積 効 果 が な い た め ス イッチ ン グ 動 作 が オ 。 <語群> A ターンオン F 電流 B ターンオフ G 速い C 高く H 遅い 電気専門 P3 D 低く E 電圧 〔電気 問題 〕 次の問(1)、(2) に答えよ。 (1) 毎 分 m웍 /mi nの 水 を ポ ン プ で 全 揚 程 mの と こ ろ に 揚 水 す る 場 合 に 要 す る 電 動 機 の 出 力 kWを計算の過程を示して求めよ。ただし、このポンプの効率η、余裕を見込む係数 とする。 ( 2) 次の①∼③の誘導電動機の制動方法について、それぞれ説明せよ。 ① ② ③ 発電制動 逆相制動 回生制動 電気専門 P4 〔電気 問題 〕 次の問(1)∼(3) に答えよ。 (1) 次の図は、排熱回収式コンバインドサイクル発電の系統図であるが、図中の空所A∼Eに該当 する語を下の語群から1つずつ選び、その記号を解答欄に記入せよ。 D C 燃料 空気 A <語群> ア 圧縮機 オ 蒸気タービン ケ 復水器 B イ カ E ガスタービン 節炭器 ウ キ 給水ポンプ 燃焼器 エ ク 空気予熱器 発電機 (2) 次の文は、中性点接地方式に関する記述であるが、文中の空所ア∼エに該当する語を解答欄に 記入せよ。 直接接地方式では1線地絡のときの ア の対地電圧はほとんど上昇しないため、線路や 機器の絶縁が低減できる。 イ が大きいので、保護継電器の動作は確実である。しかし、 通信線に対する ウ が大きい。通常、 エ 以上の送電系統で採用される。 (3) 架空送電線路の雷害対策に関する次の①、②について、それぞれ説明せよ。 ① ② 埋設地線 不平衡絶縁 電気専門 P5 〔電気 問題 〕 次の問(1)、(2) に答えよ。 (1) 次の図のような論理回路について、次の問①、②に答えよ。 ① ② 解答用紙の真理値表を完成させよ。 出力 を表す論理式を示せ。 ( 2) 図1のような論理回路に、図2のようなクロックパルスを入力したとき、出力 욼 、욽 、욾 、욿 の 出力波形を解答用紙のタイムチャートに図示せよ。ただし、욼 、욽 、욾 、욿 のはじめの値は0とす る。 욼 욽 욾 AND2 욿 AND1 1 クロックパルス FF1 FF2 FF3 FF4 J Q C K Q J Q C K Q J Q C K Q J Q C K Q 図1 クロックパルス 1 0 図2 電気専門 P6
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