建 築 専 門 問 題

Ⅰ類A
建築
建 築 専 門 問 題
平成28年 5 月施行 職員採用試験
指示があるまで開いてはいけません。
注 意
1 . 問題と解答用紙は別になっています。必ず解答用紙に解答してください。
2 . 問題は、【建Ⅰ】、【建Ⅱ】の 2 題あります。そのうち 1 題を選択して解答してく
ださい。
3 . 解答時間は 2 時間30分です。
4 . 解答に当たっては、解答用紙の表紙に記載された注意をよく読んでください。
5 . この冊子は持ち帰ることができますが、解答用紙は絶対に持ち帰らないで
ください。
【建Ⅰ】
次の〔建Ⅰ− 1 〕
、〔建Ⅰ− 2 〕、〔建Ⅰ− 3 〕の全てに答えよ。
〔建Ⅰ− 1 〕
建築構造又は構造力学に関する次の問い(1)、(2)に答えよ。
(1)
鉄筋コンクリート構造の長所と短所について説明せよ。
(2)
図 1 のような荷重を受ける単純ばりについて、次の問い 、 に答えよ。
ただし、計算の過程も示すこと。
図 1 の単純ばりを解き、せん断力図及び曲げモーメント図を描け。
図 1 の単純ばりに、図 2 のような断面75mm×125mmの部材を用い
た場合、その部材に生じる最大曲げ応力度及び最大せん断応力度の大
きさを求めよ。ただし、部材の自重は無視すること。
15kN
(部材断面)
125mm
3000mm
3000mm
6000mm
75mm
図1
図2
注:〔建Ⅰ− 1 〕は〔建Ⅱ− 1 〕と同一の問題である
【建Ⅰ】−1/2
【建Ⅰ】
〔建Ⅰ− 2 〕
都市計画又は建築環境工学に関する次の問い(1)、(2)に答えよ。
(1)
都市計画区域及び準都市計画区域について、都市計画法に定める定義
に言及して、それぞれ説明せよ。
(2) 色の三属性を述べた上で、色の対比効果及び面積効果について、それ
ぞれ説明せよ。
〔建Ⅰ− 3 〕
気候変動問題への対応が地球規模で課題となっている今日、都は世界
一の環境先進都市・東京の実現を目指しています。このような状況を踏まえて、
建築技術者の視点から次の問い
(1)、(2)に答えなさい。
(1) 建築物の計画において、環境への負荷の低減を図る上で、検討すべき
技術項目を挙げなさい。
(2) 誰もが快適に感じられ、環境にも配慮された持続可能な都市空間を実
現するために、今後、都は都市づくりにおいて、どのように取り組んで
いくべきか、あなたの考えを論じなさい。
((1)、(2)合わせて1 , 000字以上1 , 500字程度)
注:〔建Ⅰ− 3 〕は〔建Ⅱ− 3 〕と同一の問題である
【建Ⅰ】−2/2
【建Ⅱ】
次の〔建Ⅱ− 1 〕
、〔建Ⅱ− 2 〕、〔建Ⅱ− 3 〕の全てに答えよ。
〔建Ⅱ− 1 〕
建築構造又は構造力学に関する次の問い(1)、(2)に答えよ。
(1)
鉄筋コンクリート構造の長所と短所について説明せよ。
(2)
図 1 のような荷重を受ける単純ばりについて、次の問い 、 に答えよ。
ただし、計算の過程も示すこと。
図 1 の単純ばりを解き、せん断力図及び曲げモーメント図を描け。
図 1 の単純ばりに、図 2 のような断面75mm×125mmの部材を用い
た場合、その部材に生じる最大曲げ応力度及び最大せん断応力度の大
きさを求めよ。ただし、部材の自重は無視すること。
15kN
(部材断面)
125mm
3000mm
3000mm
6000mm
75mm
図1
図2
注:〔建Ⅱ− 1 〕は〔建Ⅰ− 1 〕と同一の問題である
【建Ⅱ】−1/2
【建Ⅱ】
〔建Ⅱ− 2 〕
建築施工又は建築法規に関する次の問い(1)、
(2)に答えよ。
(1)
工程計画を表す工程表の形式を 2 つ挙げ、それぞれの特徴について説
明せよ。
(2) 建築基準法に定める「日影による中高層の建築物の高さの制限」の規
制の内容について説明せよ。
〔建Ⅱ− 3 〕
気候変動問題への対応が地球規模で課題となっている今日、都は世界
一の環境先進都市・東京の実現を目指しています。このような状況を踏まえて、
建築技術者の視点から次の問い
(1)、(2)に答えなさい。
(1) 建築物の計画において、環境への負荷の低減を図る上で、検討すべき
技術項目を挙げなさい。
(2) 誰もが快適に感じられ、環境にも配慮された持続可能な都市空間を実
現するために、今後、都は都市づくりにおいて、どのように取り組んで
いくべきか、あなたの考えを論じなさい。
((1)、(2)合わせて1 , 000字以上1 , 500字程度)
注:〔建Ⅱ− 3 〕は〔建Ⅰ− 3 〕と同一の問題である
【建Ⅱ】−2/2