週刊日本株レポート (8/3~8/7) ~ 主要企業の決算発表に一喜一憂する中、円安ドル高の進行を 受けて底堅く推移 ~ 2015年8月3日作成 1.日米株式と円/ドルの推移 <円/ドル> <米国株> <日本株> 19000 22000 円 ドル 日経平均 NYダウ 20000 18000 18000 17000 16000 16000 14000 14/08 14/10 14/12 15/01 15/04 15/06 15/07 15000 14/08 14/10 14/12 15/01 15/04 15/06 15/07 130 円 円/ドル 125 120 115 110 105 100 95 14/08 14/10 14/12 15/01 15/04 15/06 15/07 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2014/12/31 (前年末) 17,450.77 17,823.07 119.78 2015/7/31 (前月末) 20,585.24 17,689.86 123.89 2015/7/31 (前週末) 20,585.24 17,689.86 123.89 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 18,351.36 2015/5/19 125.86 2015/6/5 過去3年安値 水準 日付 8,488.14 2012/10/15 12,471.49 2012/11/16 77.13 2012/9/13 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~ 日経平均は下落して始まった後、週後半にかけて反発 ~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が+40.71円(+0.20%)、TOPIXが+3.66ポイント(+0.22%)となり、日経 平均は下落して始まった後、週後半にかけて反発しました。業種別(東証33業種)にみると、電気・ガス業、鉱業、石油・ 石炭製品など25業種が上昇する一方、電気機器、医薬品、海運業など8業種が下落しました。 週明け27日の日本株市場は、先々週末に欧米株市場や中国株市場が下落したことなどを受けて、下落して始まりました。週 半ばにかけても軟調に推移しましたが、週後半は、29日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受けて、① 米国株市場が上昇したこと、②円安ドル高が進行したことなどから、日経平均も上昇し20,500円台を回復して引けました。 3.今週の主な予定 日程 曜日 8月3日 Mon 国・地域 8月4日 Tue 8月5日 Wed 米国 項目 前回 日本 日伊首脳会談 米国 ISM製造業景況指数 7月 53.5 米国 製造業受注指数 6月 -1.0% ADP雇用統計 7月 237千人 貿易収支 6月 -418.7億㌦ ISM非製造業景況指数(総合) 7月 56.0 景気先行CI指数 6月 106.2 景気一致指数 6月 109.0 非農業部門雇用者数変化 7月 223千人 日銀、政策委員会・金融政策決定会合(7日まで) 8月6日 Thu 日本 8月7日 Fri 米国 失業率 7月 5.3% 8月9日 Sun 中国 CPI(消費者物価指数)(前年比) 7月 1.4% 日本 決算発表 : 8/3 カルビー、スズキ、JT 8/4 トヨタ自動車、伊藤忠商事、三菱商事 8/5 丸紅、NTT、セコム、サッポロホール ディングス、アサヒグループホールディングス 8/6 大林組、リコー、三井物産、三井不動産、ソフトバンク、サントリー食品インター ナショナル、楽天 8/7 国際石油開発帝石、東京海上ホールディングス、住友不動産、KDDI、ブリヂストン 米国 決算発表 : 8/3 アメリカン・インターナショナル・グループ 8/4 スプリント、ウォルト・ディズニー、コーチ 8/5 タイムワーナー、 21世紀フォックス、テスラ・モーターズ 決算発表予定 他 4.日本株市場 今週の見通し ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 ~ 主要企業の決算発表に一喜一憂する中、円安ドル高の進行を受けて底堅く推移 ~ 今週の日本株市場は、トヨタ自動車を含め主要企業の決算発表が相次ぐため、引き続き発表内容に一喜一憂する展開が続 くと予想します。なお、①週末金曜日には、FRB(米連邦準備理事会)の利上げ開始時期を予測する上で重要な判断材料 となる米国雇用統計の発表を控え、ドル円は9月の利上げ開始を徐々に織り込む動きが進む中、125円を試す展開を想定 していること、②需給面では、裁定買残のポジションの調整が進み潜在的な売り圧力が低下していることなどから、下値 は限定的とみています。 その他注目材料としては、日本では6~7日の日銀の金融政策決定会合、米国では3日のISM製造業景況指数や7日の雇用 統計など主要経済指標の発表が挙げられます。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあり ません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の実 績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客様ご 自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1508004
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