品質基準の確立に取り組む

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信頼得る態勢整備を
東京都千代田区岩本町 1 丁目 4 番 7 号
保険代理店協議会(保代協)は 5月 日、東京都千代田区のTKPガ
ーデンシティ御茶ノ水で2015年度社員総会を開催し、 年度の取り
年 度 の 事 業 計 画、 収 支 予 算 な ど に つ い て 承 認 し
14
し、乗合保険代理業の社会的地位を向上させていくことをスローガンと
し、保代協の在り方の見直し、積極的な組織拡大による業界内地位の確
立、保代協品質基準の確立などに取り組む。今回は、国内大手4社をは
じめ 社の保険会社が出席した。加盟代理店、関連企業の参加は 155
正化がいったん終了した
構築する必要性が高まっ
て業法に則したフローを
はわれわれが主体となっ
乗合代理店に関わる部分
の状況下、比較推奨など
で1年という待ったなし
法については、「施行ま
向けて関係団体との連携
募集品質の確保、向上に
り、当局としても適切な
観点から重要な課題であ
持することは顧客保護の
せ、適切な募集品質を維
使用人の要件を充足さ
は「継続的に保険代理店
臨席した金融庁監督局
保険課の諏訪園健司課長
た。
いる」との考えを示し
めていくことにかかって
業法と向き合い、質を高
れわれが本気でこの保険
実現できるか否かは、わ
れ、社会的地位の向上を
を示した。
推進に努める」との考え
て、より良い保険行政の
も業界関係団体と協力し
願いしたい。当局として
る。引き続き、尽力をお
につながると考えてい
保険募集管理体制の確立
モデルの見直しは強固な
が、これに伴うビジネス
要すると認識している
な費用、時間的コストを
社、代理店において多大
正化への対応は保険会
さらに、「改正保険業
法や保険代理店使用人適
と話した。
ることを予定している」
備のための情報などを提
て、乗合代理店の体制整
保代協品質基準の確立
では、保険会社と協力し
会員の増大を図る。
は、セミナー開催などで
積極的な組織拡大によ
る業界内地位の確立で
を1年かけて議論する。
から協会へ改称すること
表する組織として協議会
理店というチャネルを代
称の見直しでは、乗合代
しなどを進める。法人名
組織化、法人名称の見直
程類の整備、地方分会の
始、倫理綱領の作成・規
準による運用の本格開
見直しでは、会員資格基
認された。
ら正会員になることが承
会ではNFCが準会員か
理事に選任された。理事
FC)の上席執行役員
グループコンプライアン
なお、総会では、ニュ
ートン・フィナンシャル
する方針が示された。
動によって業界を活性化
日本代協などとの連携活
設置や、生・損保協会、
この他、未来に向けた
乗合代理店構想委員会の
みを開始する考え。
どの策定に向けて取り組
資格制度や自主ルールな
いく。乗合代理店募集人
動を推進する。また、保
今後もわれわれは啓発活
理店も散見されるため、
脱的運用を行っている代
加えて、「今後、乗合
代理店が消費者から信頼
わっていく」と話した。
備の推進に積極的にかか
して乗合代理店の体制整
監督当局との連携を強化
体制整備を図るためには
て、保険代理店が適切な
ス本部長の長坂誠司氏が
・ コ ン サ ル テ ィ ン グ( N
年度事業では
を図り、取り組みを支援
供する仕組みを構築して
険会社による厳しい管理
される業態として認知さ
ている。
していく」と述べた。
保代協は 年度事業計
画のうち、その在り方の
指導の継続を希望する」
保険会社に要請文を発す
協会、損保協会を通じて
を踏まえ、当局から生保
代理店協議会からの意見
ップが必要と考え、保険
保険会社によるバックア
また、「改正保険業法
の施行に向けた対応とし
と強調した。改正保険業
品質基準の確立に取り組む
保代協が社員総会
発 行 所
ものの、実態としては潜
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定価1カ月 4,115 円(送料+税込み)
社を数え、改正保険業法に対する注目度の高さがうかがわれた。
適正化に触れ、「 年 3
15
15
日 刊(但土曜 日曜 祝日休刊)
年 度 に 引 き 続 き、 今 般 の 保 険 業 法 改 正 を チ ャ ン ス と 捉
組 み を 総 括 し た 後、
年度は
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え、全会員一丸となって、消費者から信頼されるための態勢整備を確立
た。
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月末で委託型募集人の適
諏訪園氏
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堀井計理事長はあいさ
つの中で委託型募集人の
堀井氏
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21 年 4 月 23 日
(昭和
第 3 種 郵 便 物 認 可)
(第 1 7 5 2 6 号)
2 0 1 5 年(平成 2 7 年)5 月 2 8 日(木曜日)