平成28年度アーツマネージャー育成事業委託業務に係る企画提案仕様書 1 事業名 アーツマネージャー育成事業委託業務 2 事業期間 契約締結の日から平成29年3月31日(金)まで 3 事業目的 多様な文化資源を活かした文化産業の創出・育成や観光をはじめとした関連産業へ の寄与を目的として、アーツマネージメントに関する座学及び国内の文化関連団体等 へのOJT研修派遣を実施することにより、文化芸術に関するマネジメント人材(ア ーツマネージャー)を育成する。 4 委託業務内容 ① アーツマネジメント人材育成講座(座学)の企画・運営 ② アーツマネジメントOJT研修派遣に係る研修者の公募、選考委員会設置 及び運営業務 ③ アーツマネジメントOJT研修派遣に係る派遣先等との調整業務 ④ アーツマネジメントOJT研修派遣に係る研修者のサポート業務 ⑤ アーツマネジメントOJT研修派遣等に係る報告会等の企画運営 ⑥ その他事業全般の効果的な推進に関する管理運営業務 ⑦ 実施計画書、実績報告書、支払関係及び事業完了報告書の作成業務 ・上記①~⑥に係る実施計画書、実績報告書及び完了報告書の作成(各1部) ・上記①~⑥に係る経費の支払い業務及び関係書類の整理・保管 5 企画提案の内容 (1) 平成26年度から実施してきた連続講座の実績、課題(別紙)を踏まえた講座の 内容及びカリキュラム。 (2) 平成26年度から実施してきたOJT研修派遣の実績(別紙)を踏まえた国内の OJT研修派遣先、研修方針、内容、成果の連携方針(想定される現場、OJT 研修派遣研修先等) なお、研修期間は最長8カ月程度とし、OJT研修派遣が可能な団体リストも 提出すること。 (3)上記 (1) ~ (2) 以外で、事業目的に沿った効果的な提案がある場合は、その 理由も含めて記載すること ※ 企画提案書は、A4版縦置き・横書きを基本とし、必要に応じA4版横置き・ 横書き、A3版横置き・横書きも可とする。 6 見積金額の上限 30,704千円(税込み) ただし、この金額は企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異 なる。 7 再委託等の制限 (1) 一括再委託の禁止等 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることがで きない。また、以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、そ の履行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認め る場合は、これと異なる取扱いをすることがある。 なお、企画提案書の作成段階において見込まれる再委託は【様式4】の積算書に 記載し、一般管理費の積算から除外すること。 〔契約の主たる部分〕 ア 契約金額の50 %を超える業務 イ 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務 ウ 参加資格者の要件に「県内・外の文化関連事業及び団体に精通し、幅広い ネットワークを有していること」としていることから情報収集発信、助言等 経費は認めない。 (2) 再委託の相手方の制限 本契約の競争入札参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせること はできない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関 係を有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。 (3) 再委託の範囲 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることので きる業務等の範囲は、以下のとおりとする。 ア 連続講座パンフ及びホームページ等デザイン業務 (4) 再委託の承認 契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面 による県の承認を得なければならない。 ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わせ るときはこの限りでない。 ア 会場設営の補助 イ 複写・印刷・製本 ウ 議事録制作 エ 封入・発送 8 その他留意事項 (1) 本仕様書に記載の業務内容は、企画提案のために設定したものであり、実際の委 託契約の仕様書とは異なる場合がある。 (2) 本仕様書記載の委託業務の内容や積算項目等について、予算や諸事情により変更 することがある。 9 著作権 成果物の著作権及び所有権は、沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課に帰属する。 ただし、本委託事業にあたり、第三者の著作物等その他の権利に抵触するものにつ いては、受託者の費用をもって処理すること。 <別 紙> ■課題、留意点 平成 26 年3月にアーツマネジメント人材育成計画が策定され、同計画においてアーツマ ネジメントの基礎知識の習得と専門家のネットワークづくりを目的とした講座を年間 11 講座-定員 50 名程度規模で開催し、国内の文化芸術関係団体への OJT 研修派遣を5名程 度行うこととしていることから、連続講座の受講者延べ人数を 550 人程度、OJT 研修派 遣者を5名程度として企画提案を行うこととする。 連続講座においては、これまで年間 20 回近い講座を開催し、一講座当たり平均 30 名 ほどの受講者が参加しているが、講座回数や講座内容については柔軟かつ効果的なカリ キュラムとなるよう企画提案するものとする。 OJT 研修派遣においては、応募要件を企画、制作、組織運営などに従事している者で 文化芸術活動において実績がある者などとしている。 また研修後戻り先(再就職先)が保証されていないことや勤務先での引継ぎの困難性、 職場での研修に参加させるだけの経済的、人的余裕が無い状況から応募者が少ない状況 であることから応募者の掘り起こしに繋がる企画提案とする。 ■参 考 ※アンケート集計抜粋他 <講 座> ・連続講座は日時、場所の関係もあり北部、中部からの参加者や文化会館、ホール職員 の参加者が少ない。 ・聴講形式だけでなく、グループワークやディスカッションによる参加型や実務的なと ころまで学べる講座内容が受講者から求められている。 ・県内の実情を分かる県内の第一線で活躍されている方を講師に招き、県内の実情に合 った話を聞きたい。 ・初級、上級編のようにクラス別に講座を開催してはという意見あり。 <OJT 研修> ・研修後戻り先(再就職先)が保証されていないことや勤務先での引継ぎの困難性、職 場での研修に参加させるだけの経済的、人的余裕が無い状況から応募者が少ない状況で ある。 ・短期を希望する応募者が多い。
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