平成 27 年 6 月 1 日 大東市立住道中学校 栄養教諭 伊藤みどり 持ってきていますか? 自分のお箸 給食を食べる時に割り箸を使っている人を多く見かけます。 そして、毎日何人かはお箸を折ってそのまま弁当箱に入れる人 気温が上がって、暑さを感じる日が増えてきました。体調を崩さないためにも、朝食は 必ず食べましょう。健康な体を維持するためには栄養、運動、睡眠が重要です。疲れを感 じてきたら、栄養、運動、睡眠が十分足りているか振り返ってみましょう。 がいます。食事を作ってくれた人が悲しむような行動はやめま しょう。 お箸は 100 円ショップでも売っています。毎回使い捨ての割り箸を使うのでは なく、一つの物を大切に使い続けましょう。使った後はさっと洗ってふくだけでき れいになり、手間はかかりません。明日から忘れないように、持ってきましょう。 6月4日から 10 日は歯と口の健康週間です。歯が抜けたり、噛み合わせが悪いなどの 問題があると、食事が楽しくなくなり、体の不調を起こしやすくなります。豊かな食事を する上で歯の健康は欠かせないものです。歯を大切にすることはもちろん、よくかんで食 べることも健康に効果があります。生きていくために大切な食事の時間、いつもより少し 時間をとって、よくかむことを意識してみましょう。 よくかむことで、食べ物が小さくな り、だ液(消化を助ける成分が含まれて いる)とよく混ざって胃に送られます。 よくかむことで、脳にある満腹中枢が 刺激されて満腹感を感じるため、食べす ぎを防ぐことができます。 消化を助ける 肥満を予防する 脳の働きを活性化する むし歯を予防する あごの筋肉を動かすことで顔の周り の血管などが刺激され、脳の血流がよく なって脳の働きが活発になるといわれ ています。 だ液には食べかすを取るなど口の中 をそうじしてくれる働きがあります。よ くかむことでだ液が多く出ます。 ~保護者のみなさまへ~ 6月は「食育月間」です! 近年、朝食の欠食や孤食など、「食」をめぐる問 題が多く見られます。 食育は、生きる上での基本となるものです。食に 関する知識や選択する能力を取得し、健全な食生 活を実践することができるように、食育の推進が 求められています。 子どもたちの食育には、家庭、学校、地域が連 携してすすめることが必要です。ご家庭でのご理 解・ご協力をお願いいたします。 また、大東市教育委員会発行の給食だよりで も、食育月間についての記事があります。ぜひ読 んでいただき、家庭でできる食育について考えて いただけたらと思います。 家庭 地域 学校 毎年6月は「食育月間」 毎月 19 日は「食育の日」 自分たちの食生活を見直しましょう。 part.2 保健委員会では新聞係、掲示係、広報係の3つの係活動があります。このうち広報 かみごたえのあるものとは、単に固い食べ物 ではなく食物繊維の多い野菜や海そう、きのこ、 大豆のほか、干した野菜や魚、果物など何度も かむ必要のある食べ物のことをいいます。 だいず しめじ 干しぶどう にんじん セロリ ごぼう いわしの丸干し こんぶ アーモンド 係は給食で使われる食材についての放送を給食時間にしています。 5 月に入り、住中スペシャル献立や「ひじき」の紹介をしてきま 早食いで食べ物をかまずにのみ こんでいたり、一口の量が多くな っている人ほど肥満になりやすい といわれています。脳は満腹感を 感じるには時間がかかるので、早 く食べるとたくさん食べすぎてし まうからです。あせらずに、ゆっ くりよくかんで食べましょう。 した。 5 月28日の担当は 1 年生で、「小松菜」について紹介しました。 小松菜の名前の由来やビタミン・ミネラルが豊富で、カルシウムはほうれん草の 3 倍 もあることなどを紹介しました。担当の 1 年生は初めての放送でしたが、何度も練習 してわかりやすく紹介してくれました。これからも週に 1 回程度放送しますので、楽 しみにしていてください。
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