毎年6月は「食育月間」です!

毎年6月は
「食育月間」
です!
熱中症は、夏の強い陽射しの下で、激しい運動や作業をする時だけではなく、身体が暑さに慣れない
梅雨明けの時期にも起こります。また、屋外だけではなく、高温多湿の室内で過ごしている時にも熱中
症になります。
熱中症が深刻になると命に関ることがあります。特に、乳幼児は新陳代謝が活発で体温が高く、汗腺
の発達が未熟で体温調節が上手くできないため注意が必要となります。また、高齢者は喉の渇きを感じ
にくく、水分を十分に摂りにくい事と、心機能や腎臓機能が低下してくるため
熱中症になった時の症状がより重症化しやすいので注意が必要となります。
熱中症を理解し、正しい予防をして、元気に過ごしましょう。
熱中症予防のポイント
近年の食をめぐる環境の変化の中、生活習慣の乱れからくる糖尿病等の生活習慣病有病者の増加、
子どもの朝食欠食、孤食、高齢者の栄養不足、日本型食生活や伝統的食文化の衰退、食料自給率の
低迷など様々な問題が生じています。
全ての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにするた
めに、
健全な食生活を実践することができる能力を身につけるための「食育」が重要になっています。
毎年6月は、家庭、学校、地域、職場など社会全体で、国民的な広がりをもって、食育推進に取
り組んでいただくために設けられた、食育の強化月間です。
ご家庭でも「食育」について考えてみませんか?
できることから始めよう!
こんなことも
「食育」
につながります!
1. 家族や友人と楽しく食卓を囲む
2. 自分の食事をチェックし、栄養のバランスを取るよう気をつける
3.1日 3 食きちんと食べる習慣を身につける
4. 感謝の気持ちを込めて「いただきます」
「ごちそうさま」
のあいさつをする
5. はしの正しい持ち方や、食器の正しい並べ方を身につける
6. 庭や鉢植えなどで、野菜を栽培し、料理する
7. 買い物の中で、新鮮で安心できる食材の選び方を身につける
皆さんも、この「食育月間」を機会に、ぜひ健康な生活の礎を築く「食育」に取り組みましょう!
食中毒予防の3つのポイント
食中毒の原因となる微生物の多くは、食品中で大量に増えることで食中毒をおこします。
そのため、
食中毒を予防するには食中毒予防の3原則「菌をつけない」
「菌をふやさない」
「菌をやっ
つける」を守ることが大切です。
なお、腸管出血性大腸菌 O−157やノロウイルスのように、感染力が非常に強く、少ない菌
でも食中毒を引き起こす微生物については「菌をつけない」
「菌をやっつける」ことを徹底するこ
とが重要です。
※参考 : 消防庁『熱中症予防リーフレット』
■問い合わせ先 保健福祉課 ☎345−0253
17 平成26年6月号 №582
1、菌をつけない(清潔)
・調理前や調理中、盛付け時などはしっかり手を洗いましょう。
・調理器具は洗浄・消毒・乾燥させて保管しましょう。
・食品に応じて調理器具を使い分けましょう。
2、菌を増やさない(迅速・冷却)
・食品は冷蔵庫では10 C以下、冷凍庫ではー15 C以下に保存しましょう。
・食材や調理済みの食品を室温に放置しないようにしましょう。
・調理済みの食品は、早く食べましょう。
3、菌をやっつける(加熱)
・中心部までしっかり加熱しましょう。
(目安は中心温度が O−157は75 C以上1分間以上。ノロウイルスは85 C以上1分間以上。
)
■問い合わせ先 保健福祉課 ☎345―0253
平成26年6月号 №582 16