平成27年3月12日 - 県警察本部

平成27年3月12日(木)熊本県警察本部公安委員会室
平成27年第8回公安委員会定例会議概要
第1
全体会議
各部からの報告
1 特殊詐欺に対する取締活動及び予防活動の強化推進月間の実施結果について
【報告の要旨】
平成27年2月1日(日)から同月28日(土)まで、特殊詐欺に対する取締
活動及び予防活動の強化推進月間を実施した。
平成27年1月末現在の全国の認知件数は、1,099件(前年同期比+342
件、増減比+45%)で、被害総額は約39億円(同+約5億9,000万円、
同+18%)であった。
本県の月間中の認知件数は11件で、被害者に占める高齢者(65歳以上)の
割合は73.9%であった。
2月末現在の未然防止件数等は15件、約7,251万円(前年同期比+7件、
+約3,895万円)であった。
強化期間中の主な予防活動として
○ 金融機関における「声掛け訓練」の実施及び「預手プラン」の取組に
よる水際阻止の推進
○ 「特殊詐欺被害ゼロの日」に伴うATM集中警戒の実施
○ 広報チラシの配布
○ 自動録音(警告)機(振り込め詐欺見張り隊)の設置促進
○ 特殊詐欺被害防止アドバイザーの個別訪問活動
などを実施した。
なお、月間中の検挙状況は
○ 実行犯~ 1件1人
○ 助長犯~18件8人
であった。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「全国的に特殊詐欺が大きな問題となっているなか、犯人逮捕に
向けた“だまされた振り作戦”を行うことに関し、被害者が後難を恐れるなどの
抵抗感はないのか。」旨の質問がなされ、警察から、「被害者の方には、“だまさ
れた振り作戦”の趣旨を十分説明し理解を頂き、警察と連携した対応を行うこと
により、被疑者の検挙及び被害者の身辺等の安全確保に努めているところである。」
旨の発言がなされた。
※
定例会の最後に、熊本県警察本部長から、人事異動に伴う新体制での公安委
員会開催に際し、引き続き、各委員の提言を賜りたい旨の言葉が述べられた。
第2
1
その他の委員会活動
報告・決裁等
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(1) 意見の聴取等についての決裁
運転免許課長から、聴聞13件、意見の聴取22件について説明があり、決
裁が行われた。
(2) 放置違反金の未収金に係る不納欠損の報告について
交通指導課長から、放置違反金の未収金に係る不納欠損についての報告が
行われた。
(3) 平成27年第7回定例会会議録についての決裁
公安委員会事務室から、第7回定例会会議録について報告があり、決裁が
行われた。
(4) 口頭弁論期日呼出状及び答弁書催促状について
公安委員会事務室から、運転免許取消処分取消請求事件の口頭弁論期日呼出
状及び答弁書催促状についての報告が行われた。
2 事務連絡等
公安委員会事務室から、当面の行事予定についての事務連絡等が行われた。
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