平成27年3月5日 - 県警察本部

平成27年3月5日(木)熊本県警察本部公安委員会室
平成27年第7回公安委員会定例会議概要
第1
全体会議
各部からの報告
1 平成26年度会計監査の実施結果について
【報告の要旨】
平成26年度会計監査は、警察本部34所属、警察署23署に対して実施した。
重点項目は、
○ 収入事務
○ 支出事務(捜査費、旅費、契約及び諸手当)
○ 物品管理(国有及び県有)
○ 文書管理
○ 遺失物管理(警察署のみ)
で、改善等必要な事項は認められなかった。
監査結果については、各所属へ通知し、適正な会計経理に反映させるととも
もに、会計月例教養で監査結果を各所属へフィードバックする。
また、平成27年度の会計監査において、指導事項の改善状況を検証すること
とする。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「最近は、捜査員が私用の携帯電話を公用に使うこともあると思う
が、料金等はどのようになっているのか。」旨の質問がなされ、警察から、「後日、
通話明細等を添付し請求すれば、公用で使用した分の通話料金は当該捜査員個人
に支払っている。
」旨の説明がなされ、さらに委員から、「将来的には公用携帯を
持たせることが望ましいと思う。」旨の発言がなされ、警察から、「一部公用携帯
を持っている職員もいるが、全職員への配布は財政的に困難である。公用での使
用が予想される場合は、あらかじめ個人の携帯電話を登録しておくなど手続が面
倒ではあるが、公用で通話した分は請求させるよう指導している。」旨の説明がな
された。
2 平成27年度総合監察実施計画について
【報告の要旨】
平成27年度総合監察は、監察実施計画に基づく監察項目について、「業務・
服務監察」及び「監察検討会」の二段階で実施する。
業務・服務監察は、監察担当官及び監察補助者により、関係書類、簿冊及び資
機材の点検並びに業務担当者に対する質問等を実施する。
監察検討会は、業務・服務監察実施後概ね3週間後に、警察本部長等及び監察
担当官が受監警察署に赴き、本部長等による監察実戦塾(講話)及び署長等幹部
との改善措置検討会、並びに監察担当官による「職員自ら考えさせる」形式のフ
リートーキング研修会を実施する。
3 航空隊の活動について
【報告の要旨】
平成26年中の熊本県警察航空隊の出動回数は339回で、緊急配備、初動措
置活動、救難救助といった特別活動は134回、いわゆるヘリテレ映像の運用回
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数は171回と初動警察活動等における積極的な対応を行った。
主な活動事例は、各種訓練では
○ 白川河川敷ホイスト訓練(5月)
○ 阿蘇・高森合同山岳救助訓練(11月)
捜査支援では
○ 逃走車両追跡・検挙(熊本北署11月・宇城署11月)
がある。
今後は、
○ 航空安全確保への継続的取組
○ 県警ヘリ「おおあそ」の効果的活用
○ 合同防災訓練等への積極的参加
を重点に取り組む。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「航空隊の体制が脆弱であり、かつヘリ操縦には特殊な免許が必要
である。現在の操縦士の後任など将来の航空隊体制の構想はどうなっているの
か。」旨の質問がなされ、警察から、「現在、操縦士が3人、整備士が3人の6人
体制で勤務しており、年間を通じて当直体制を取っている。操縦するには免許が
必要となるので、隊員の定年等を考慮して早めに次の操縦士等を確保していくよ
うにしている。また、法律で飛行時間に応じて整備のためドック入りする必要が
あるため、その際に休暇等を取得させたり、研修等を実施して職員の体調管理等
に努めている。
」旨の説明がなされ、さらに委員から、「人数が少ないだけに、休
暇等も取りづらいと思う。人事異動や職員の福利厚生には十分配意願いたい。」旨
の発言がなされた。
4 ひのくにピカピカ運動の実施結果について
【報告の要旨】
(1) 実施期間
平成26年10月15日(水)から平成27年2月28日(土)までの間
(2) 期間中の交通事故発生状況(平成25年度及び平成26年度とも、10月
1日から1月31日までの4か月間の統計数値)
期間中の交通事故発生状況の概要は、発生件数1,937件(前年度同
-923件)、うち薄暮・明け方の発生件数は509件(同-295件)で
あった。
死者数は29人(前年度同期間比-3人)で、うち薄暮・明け方の死者数
は6人(同-4人)、負傷者数は2,406人(同-1,290人)で、う
ち薄暮・明け方の負傷者数は618人(同-412人)であった。
人対車両事故の状況は、発生件数205件(前年度同期間比-83件)で、
うち薄暮・明け方の発生件数は63件(同-16件)であった。
死者数は12人(前年度同期間比-3人)で、うち薄暮・明け方の死者数
は5人(同+2人)、負傷者数は205人(同-74人)で、うち薄暮・明
け方の負傷者数は63人(同-13人)であった。
(3) 期間中の主な取組
期間中には
○ 広報啓発
・ ポスター・チラシ配布 103,500枚
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・
・
ラジオ放送
40回
その他の広報啓発
23回
○ 安全教育
83回
○ キャンペーン
60回
○ 店舗への協力依頼
50店舗
○ 反射材フェア
1回
を実施した。
※ 活動例
・ 反射材活用促進モデル校区での街頭指導の実施 (熊本北警察署)
・ 情報端末を利用した広報活動の実施 (阿蘇警察署)
・ 反射材フェアの開催 (警察本部交通企画課)
第2
その他の委員会活動
1
報告・決裁等
(1) 人事案件についての決裁
警務部参事官(警務)から、人事案件の報告があり、決裁が行われた。
(2) 行政処分の決定についての決裁
生活環境課長から、行政処分の決定についての報告があり、決裁が行われた。
(3) 平成26年第6回定例会会議録についての決裁
公安委員会事務室から、第6回定例会会議録について報告があり、決裁が行
われた。
(4) 公安委員会ホームページ変更についての決裁
公安委員会事務室から、公安委員会ホームページ変更について説明があり、
決裁が行われた。
(5) 熊本県警察署協議会に関する規則の一部改正についての決裁
公安委員会事務室から、熊本県警察署協議会に関する規則の一部改正につい
ての説明があり、決裁が行われた。
(6) 苦情(H26年No12)の回答についての決裁
公安委員会事務室から、苦情(H26年No12)の回答について説明があり、
決裁が行われた。
(7) 苦情(H27年No3)の受理についての決裁
公安委員会事務室から、苦情(H27年No3)の受理について報告があり、
決裁が行われた。
(8) 要望の回答についての決裁
公安委員会事務室から、要望の回答について説明があり、決裁が行われた。
2 事務連絡等
公安委員会事務室から、当面の行事予定についての事務連絡等が行われた。
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