平成 26 年度 山北地域 買い物困難者対策実態調査結果 1.調査方法 ① 区長へのアンケート調査 平成 26 年 9 月 18 日~9 月 30 日 (49 集落調査) ② 民生委員聞き取り調査 平成 26 年 9 月 10 日~10 月 31 日 (225 人に調査。70 代~80 代女性の回答割合が多かった) ③ 郵送アンケート調査 平成 26 年 10 月 1 日~10 月 15 日 (2357 通中 1116 枚回収(回答率 47.3%)回答者は 50 代以上の女性が 67.4%を占めた) 2.調査結果 ① 区長へのアンケート調査結果 ・集落に食料品店があると回答した区長は約 30% であり、その半数は1店舗のみと回答 ・移動販売は 33/49 集落に来ており、その多くは 地元業者である。 ・移動販売の品目は、食品全般、野菜・果物、鮮 魚、精肉の順に多い。 図 1 集落に商店が存在するか ② 民生委員聞き取り調査結果 ・食品、日用品の買い物は、自分で購入している方が最も多い ・買い物頻度は週 1~2 回が最も多く、交通手段は徒歩、自家用車の利用が多い ・地元の商店を利用する人は 50%であり、店の人との会話を行うことが多い(92/112) ・地元の店を使わない理由 1 番目は「店が無いから」2 番目は「欲しいものが無いから」であった。 ・買い物の不便な点では、 「店が遠い、必要な時に買えない」 「品揃えが悪い」という回答であった。 ③ 郵送によるアンケート調査結果 ・食品購入場所は、山形のスーパー(36%)村 上のスーパー(24%)であり、地元の商店は 10%の利用率であった。 ・買い物頻度は週に2~3回、10 分から 30 分 程度かけて買い物している。 ・自家栽培を 6 割が行っており、そのうち 38% ネット注 文, 6.7 買い物支 援, 4.4 その他, 2.9 公共交通 機関の充 実, 11.2 宅配, 12.5 小型店, 37.9 が食卓の多くを賄っている。 ・おすそわけは、良くする、たまにする住民が 8 割を超えている。 ・買い物に不便を感じている商品は、衣料品 24.8%、生鮮(肉)22.3%、生鮮(鮮魚)20.1% であった。 送迎, 12.5 わからな い・なし, 24.3 移動販売 車, 24.6 図 2 欲しい買い物サービス ・買い物に対して、欲しい・必要だと思うサービスは、 「近所に小さくても食料品を購入できる商 店」37.9%、移動販売車 24.6%の回答があった。 ・運転頻度に関しては週に4日~毎日運転する住民が 60%。自家用車が無い住民が 20%だった。 ・通信機器使用について、固定電話は 91.4%普及、携帯電話は 74.3%であった。
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