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平成27年第21回公安委員会定例会議概要
開 催 日
平成27年8月6日(木)
開催場所
熊本県警察本部公安委員会室
第1
意見の聴取及び決裁
運転免許課長から、聴聞2件、意見の聴取21件について説明があり、決裁
が行われた。
第2 定例会議
1 盗撮事案について
定例会の冒頭に委員長から、「熊本北警察署に勤務する警察職員が、盗撮と
いう破廉恥な非違事案を起こした事案について報告を受けた。警察職員の飲酒
運転事案が4年連続で起きている中、今回の事案が発生したことは、私達県民
の期待と信頼を更に裏切ることで誠に残念である。県警においては、原因究明
を行い、職員に対し、事例を具体的に示すなど指導・教養を徹底し、再発防止
に取り組んでいただきたい。」旨の発言がなされ、警察から、「再三にわたる
非違事案、本当に申し訳なく責任を痛感している。今後、職員一人一人が、自
分の行動を見つめ直すとともに、組織としてのあり方等を考えながら、今後、
非違事案を起こすことなく、良い成果を上げることにより、県民の期待と信頼
に応える強い警察を目指し、一丸となって取り組んで行く。」旨の説明がなさ
れた。
2 各部からの報告
(1) 「『安全・安心くまもと』実現計画2014」の平成27年上半期の推進
状況について
【報告の要旨】
平成27年6月末現在の県下の基本目標の推進状況の特徴点は、
ア 安全・安心を体感できる犯罪抑止
全刑法犯認知件数は減少傾向にあるものの知能犯の認知件数が増加した。
う ち特殊 詐欺 は54件、 被害額 は約1億5 ,26 3万円(前年同期 比
+20件,被害額-約6,000万円)であった。
イ 交通死傷事故の抑止
高齢者の死者は24人で、全死者数に占める割合は64.9%と高い水
準で推移しており、うち75歳以上が21人であった。
ウ 県民生活を脅かす犯罪の徹底検挙
○ 刑法犯全体の検挙率が前年比で4.5ポイント減少(うち窃盗犯、知
能犯が減少)
○ 重要犯罪、重要窃盗犯の検挙率が向上
○ 自動販売機ねらい、車上ねらいの検挙率が低下
○ 特別法犯送致人員は、平成23年以降、減少傾向で推移
であった。
重点ごとの推進状況は、
ア 犯罪の起きにくい社会づくり
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刑法犯の認知件数等は減少しているものの、特殊詐欺事件の認知件数は
増加し、また、女性対象のわいせつ・声かけ事案等の検挙、指導・警告件
数、ストーカーやDVの被害者への対応件数も大幅に増加している。
今後は、広報啓発活動を行うなど、被害防止のための取組を推進し、
県民の被害防止に資する情報発信となるよう内容の充実を図る。
イ 県民生活を脅かす犯罪の徹底検挙
上半期は特殊詐欺の実行犯・助長犯、選挙等に伴う公職選捜査技術や知
識の向上のための対策を強化して、県民が不安に感じる犯罪を徹底的に検
挙していく挙法違反事件、生活経済事犯等について、前年より検挙件数や
検挙率が向上した。
ウ 思いやりのある安全な交通社会の実現
交通事故死者数の抑止目標56人を達成するため、取締り等の強化、
交通安全思想の普及のため、「TI(Trafic Information:交通情報)
作戦」に基づき、インターネットやSNSといった有効な情報伝達手段を
最大限に活用するなどして、交通安全意識の更なる高揚を図っている。
また、本年6月に開始した自転車運転講習制度についても、その内容の
周知を徹底し、自転車利用者の事故防止を図っていく。
エ 高齢者の安全の確保
特殊詐欺被害者に占める高齢者の割合は8割近くに達し、交通事故死者
数に占める高齢者の割合は6割以上と、いずれも高水準で推移している。
高齢者の事件・事故の被害防止を図るため、今後も、メディアを活用し
た効果的な広報や、高齢者の特性を理解した安全運転等の促進のための交
通安全教育を実施するなどし、高齢者の安全確保のための取組を強化する。
オ 子供を犯罪から守り育てる社会の実現
子供を対象とした声かけ・つきまとい事案等の通報・届出件数が増加し
ており、特に登下校中の中学生以下の年少者を対象とする声かけ事案等が
全体の半数以上を占めるなど、児童の安全対策が喫緊の課題である。
これらの声かけ事案等の被害を抑止するためには、小さな予兆事案から
徹底して対策を講じていくことが必要であるので、わいせつ・声かけ事案
分析システム等を最大限に活用した先制・予防的警察活動をさらに強化し
ている。
カ 暴力団の排除と組織犯罪の取締りの徹底
危険ドラッグ対策の推進については、危険ドラッグ事犯を検挙している
とともに、広報啓発活動も強化している。
サイバーパトロールや関係機関と連携した情報収集により、徹底した乱
用者等に対する取締りを推進してまいります。
キ 災害・テロ等緊急事態への迅速・的確な対応
全国での災害等の発生を受け、災害対処訓練等を積極的に実施している。
また、サミットやオリンピックのほか、県内における国際スポーツ大会
等の開催を見据え、県内でのテロ等の発生を阻止するため、関係機関・団
体と連携した各種訓練や重要インフラ事業者に対する情報発信等について
も創意工夫を凝らして実施している。今後も実戦的訓練の反復実施を始め、
関係機関との連携強化を推進する。
ク 治安を支える人づくり・組織づくり
現在行われている平成27年度の警察官Aの採用試験は、結果的に応募
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者数が前年比マイナス100人と大幅に減少し、応募倍率の減少による質
の低下が懸念される。
27年度から採用試験制度を改正するなどして、受験者の裾野を広げる
ための取組を推進しているところであるが、警察官にふさわしい人材を確
保していくため、採用募集活動を抜本的に強化していく。
女性の視点を一層反映した警察運営を推進するため、女性警察官の人事
配置に関する基本方針の策定や女性用施設の整備充実、ワークライフバラ
ンスの推進等による働きやすい職場づくりを推進しているところであるが、
今後も引き続き継続した取組を実施していく。
次期治安計画策定に向けた今後のスケジュールは、
○ 体感治安アンケートの実施(8月~9月上旬)
○ 部長会議及び公安委員会における次期治安計画案の審議(11月中)
○ 次期治安計画の策定、公表(12月中旬を予定)
を予定している。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「子供、女性、高齢者等の弱者に対する犯罪については、取組み
が強化されており安心できる。今後、新たな「安全・安心くまもと実現計画」
を策定する際は、高齢者の虐待を含め高齢者の安全確保の課題について検討を
お願いする。」旨の提言があり、警察から「様々な課題があるが、今後新たな
課題について、内容をよく検討し、より良い計画を策定したい。」旨の説明が
なされた。
また、委員から、「最近は、DV防止法による保護命令が棄却、却下される
ことがあるが、保護命令の有無に関わらず同じように適切に対応していただき
たい。また、被害者にとっては、事件、取り組み等が広報されるだけでも心強
いものである。」旨の提言があり、警察から、「人身安全の確保のため、保護
命令の有無に関わらず、24時間体制で人身安全関連事案対策室が対応してい
る。広報については、警察だけでなく、自治体とも連携を図りながら、被害者
に安心感を与える方向で進めて行く。」旨の説明がなされた。
(2) 熊本学園大学における授業の開催結果について
【報告の要旨】
熊本県警察では、次世代を担う学生が、現下の治安情勢や警察活動の重要性
についての理解を深めることで、犯罪や事故のない安全で安心して暮らせる社
会の実現を図るとともに、警察行政に関する広報及び優秀な人材の確保に資す
ることを目的として、平成27年4月14日から7月28日までの間に15時
限(90分×15回)、熊本学園大学経済学部の3・4年生64人を受講者と
して、講義名「警察活動の理論と実務」と題し、授業を実施した。(取得単位
:2単位)
全ての授業終了後のアンケート結果(回答者46人)では、
○ 授業に対する満足度
・ 授業内容に満足した・とても満足した
73.9%
○ 治安に関する考えや行動への変化
・ 法律など定められたルールを守るという意識が高まった
47.8%
・ 自宅や乗り物等の施錠を確実に行うようになった
30.4%
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・
ネット犯罪に巻き込まれないよう注意するようになった
45.7%
・ 警察に対する親しみや信頼感が増した
56.5%
○ 採用募集活動への効果
・ 志望していなかったが、警察官になりたいと思うようになった
6.5%
・ 警察官に興味を持った(採用試験を受けるかどうかは未定)
26.1%
という結果が得られた。
マスコミへの広報については、第1回(警務部長)、第5回(施設見学)、
第13回(本部長特別講義)の広報を実施した。
来期における授業の継続については、現時点で未定であり、今後、大学側と
協議した上で決定する。
なお、熊本学園大学の後期授業「講座熊本」の第3回(10月14日)授業
を警務部長が担当する予定である。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「授業終了後のアンケート調査結果は、大学にも提供するのか。
今後も授業を継続するということであれば、是非提供してもらいたい。」旨の
要望がなされた。
(3) 被疑者取調べ監督制度の運用状況について
【報告の要旨】
平成27年上半期の被疑者取調べ監督制度運用状況は、取調べ件数
10,422件に対し、視認率が97.1パーセントであった。
取調べ件数のうち、事前承認は583件であった。
監督対象行為の発生状況は0件(前年同期比-1件)、取調べを巡る苦情申
出の状況は5件(前年同期比+4件)であった。
また、巡察実施状況は県下23警察署に対して実施(延べ170回)した。
期間中の主な取組は
○ 各部で開催する県下各課長等会議における教養の実施
○ 各部門別任用科生等に対する教養の実施
○ 取調べ監督官及び監督補助者に対する教養の実施
○ 県下取調べ監督官等会議の開催
○ 取調べ監督補助者に対する巡回教養の実施
○ 巡察時における個別応問の実施
○ 被疑者取調べ監督制度小テストの実施
を実施した。
平成27年下半期の取組では
○ 各署例会及び本部各課の朝礼時における教養の実施
○ 巡察時における個別応問の実施
○ 休日・夜間における巡察の実施
○ 書類点検等事務指導
を推進する。
(4) 平成27年上半期におけるわいせつ・声かけ事案の届出・通報等状況について
【報告の要旨】
平成27年上半期の届出、通報件数は739件で、前年同期比+181件、
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32.4%増で推移している。
手口別では、声かけ189件、前年同期比+48件、34.0%増が最も多
く、次いで迷惑防止条例が、150件、前年同期比+35件、30.0%増で
あった。
学職別の被害状況は、高校生以下が423人で57.2%を占め、小学生以
下の被害者が196人(前年同期比+63人)と最多であった。
被害時の状態別でみると、帰宅中の被害が350件と全体の47.4%を占
め、最多であり、登下校中のほかにも自宅付近、公園等で遊戯中の児童等に対
するわいせつ・声かけ事案の発生が目立つ。
上半期の主な取組状況は、
○ 子ども、女性に対する犯罪の前兆事案である声かけ事案やつきまとい
事案の行為者への指導、警告措置を積極的に実施
○ 平成27年上半期は、159件を検挙、指導・警告しており、中でも
迷惑行為等防止条例違反(痴漢、盗撮・覗き、卑わいな言動、その他)
の処理が多い
また、効果的な活動事例として
○ 女子高校生が執拗につきまとわれた事案につき、捜査員がこれまでの
経験から同一手口を有する前歴者を割り出し、検挙した事例
○ 女子中学生が「エッチしよう」と声をかけられた事案につき、防犯カ
メラの映像から強姦未遂などの凶悪事件の前歴を有する被疑者を割り出
し、検挙した事例
○ JR電車内盗撮事案につき、警察署、本部対策班、鉄道警察隊で連携
を図り、早期に行為者を特定し、検挙した事例
などの検挙、指導・警告措置がある。
その他の取組状況として、
○ 「わいせつ・声かけ事案分析システム」を活用した先制・予防的活動
の推進
○ 情報発信活動の推進
・ 「ゆっぴー安心メール」を活用した広報啓発(6月末86件)
・ 新聞等を活用した広報啓発
※ 熊本日日新聞(3月22日発行)特集記事「親子で話そう!安全
の対策」に記事を登載
※ 熊本日日新聞情報誌「すぱいす」5月15日号に記事を登載
を実施した。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「特に、学校周辺の住民や自治体、専門の方達との連携を図って
いただきたい。」旨の提言がなされ、警察から、「各校区単位でボランティア
による見守り活動やゆっぴーメールでの情報発信等により、地域住民と連携を
図っていく。」旨の説明がなされた。
(5) 平成27年上半期の人身安全関連事案への対応状況について
【報告の要旨】
平成2 7年上 半期にお ける、人身 安全関 連事案 対策室の取り扱 い事案 は
2,676件で、内訳は
○ ストーカー
484件
○ DV
834件
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○ 男女間トラブル
424件
○ 行方不明
292件
○ 高齢者虐待
32件
○ 児童虐待
36件
○ 障害者虐待
2件
○ その他
572件
であった。(その他は親子間トラブル、知人間トラブル、精神錯乱者対応等)
ストーカー事案の認知件数は、241件(前年同期比+82件)で、内訳は
口頭警告が最も多く140件(同+57件)、次いで援助が51件(同+21
件)、検挙27件(同+17件)、文書警告13件(同+8件)、禁止命令1件
(同±0件)であった。
DV事案の認知件数347件(前年同期比+43件)で、うち保護命令は
39件(同+21件)実施した。
保護命令の内訳は、被害者への接近禁止39件(前年同期比+21件)、子
への接近禁止22件(同+11件)、親族への接近禁止14件(同+4件)、
電話等の禁止37件(同+19件)、退去命令11件(同+7件)であった。
保護命令違反の検挙は、1件( 前年同期比±0件)、他法令での検挙は
76件(同+26件)であった。なお、口頭警告は、167件(同+80件)
であった。
初期的事態対処チーム運用での効果的事例は
○ ストーカー行為者を銃刀法違反で現行犯逮捕後、ストーカー規制法違
反で再逮捕(H27.3熊本南警察署)
○ 元交際相手をストーカー規制法違反で通常逮捕後に禁止命令
(H27.4八代警察署)
がある。
(6) 上益城郡益城町における持凶器殺人未遂事件の発生・検挙について
【報告の要旨】
平成27年7月26日、上益城郡益城町で発生した殺人未遂事件につき、
同年7月30日、被疑者A(会社員、男性、37歳)を殺人未遂罪で通常逮捕
した。
被疑者は、平成27年7月26日(日)午後10時50分ころ、上益城郡益
城町大字杉堂東海大学宇宙情報センター付近空地に駐車中の普通乗用車内にお
いて、所携の刃物様のもので、被害者の胸腹部等を複数回突き刺すなどしたも
のの、同人がその場から逃げ出したため、同人に対し、多発性刺創と出血性シ
ョックの傷害を負わせたにとどまり、殺害の目的をとげなかったものである。
(7) 夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予想と渋滞解消対策について
【報告の要旨】
本年の夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予想は
○ 九州縦貫自動車道
8月15日(土)午後6時ころ、広川インターチェンジ付近で福岡県
方面に向け30キロメートル
○ 国道57号
・ 8月13日(木)午前11時ころ、菊池郡大津町瀬田付近で大分県
方面に向け4キロメートル
・ 8月16日(日)午後4時ころ、南阿蘇村立野阿蘇大橋付近で、
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熊本市方面に向け6キロメートル
○ 国道266号
・ 8月14日(金)午後0時ころ、上天草市大矢野町宮津交差点付近
で、天草市方面に向け7キロメートル
・ 8月16日(日)午後5時ころ、上天草市大矢野町東満交差点付近
で、熊本市方面に向け8キロメートル
である。
渋滞解消対策については、平成27年8月7日(金)から同年8月16日(日)
までの10日間を対策期間中とし
○ 交通渋滞情報の収集・提供と現場措置
・ 各種街頭活動等を通じた渋滞情報の収集と交通情報板等による渋
滞情報の提供
・ 渋滞発生時における警察官による交通整理、う回誘導、現場広報、
信号機の手動操作等
○ 交通障害要因の抑制
道路工事、各種作業等の抑制と違法駐車車両の排除等
○ 高速道路対策
道路管理者と連携した渋滞抑止対策と渋滞発生時の安全確保対策
などの措置を行う。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「阿蘇方面については、道路が整備されてからの渋滞状況はいか
がか。」旨の質問があり、警察から、「4車線化になり、渋滞距離が短くなっ
ている。今後、全線4車線化になれば、更に交通の流れは良くなると思われる。」
旨の説明がなされた。
(8) 沿岸警備協力会の活動状況について
【報告の要旨】
平成元年以降、集団密航事件が急増したことから、密航、密漁、密輸出入等
の犯罪や海水浴客等の水難事故の防止活動等を任務として、順次協力会が設置
され、平成5年7月に熊本県沿岸警備協力会が設置された。
協力会の組織は
○ 警察署沿岸警備協力会(以下「協力会」という。)
沿岸部を管轄する11の警察署ごとに、管内の自治体、法人、個人を
会員とする協力会を設置
○ 熊本県沿岸警備協力会
警察署ごとの協力会を統括し、活動の調整、指導等を行うために設置
がある。
なお、県内の情勢については、平成10年までに県下で8件、約200人の
集団密航事件が発生している。
協力会の活動状況は
○ パトロール活動
○ 訓練
○ 広報啓発活動
を実施し、最近の活動成果では
○ 人命救助
昨年8月、天草郡苓北町沖合で発生した漁船の海難事故において、
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天草警察署協力会員が海上を捜索し、漂流している遭難者を発見、救助
○ 不審船舶の速報
本年3月、天草市牛深町の波止場に外国人乗船のヨットが停泊して
いるのを牛深警察署協力会員が発見、速やかに不審点を解消
がある。
当面の取組では
○ 「海フェスタくまもと」期間中の警戒活動等
7月18日(土)~8月2日(日)
○ 熊本県沿岸警備協力会通常代議員会
8月7日(金)午後1時30分から 警察本部10階 多目的ホール
○ 県下一斉沿岸パトロール
9月中(詳細日程は未定)
等を実施する。
【委員からの質問及び警察からの説明等】
委員から、「沿岸部の警察署毎に沿岸警備協力会があるが、県側の窓口は、
警察だけなのか。県の担当課とも連携を深めてはどうか。」旨の質問、提言が
なされ、警察から、「県としての窓口は、警察となっているが、地元からの要
望等は、その内容に応じて知事部局の担当と連携を図って行く。」旨の説明が
なされた。また、委員から、「以前、難民問題で標準の中国語の通訳が通じな
かったことがあるので、取調べ等の捜査に影響を及ぼさないよう対策をお願い
する。」旨の提言がなされ、警察から、「通訳は、部内と部外の通訳体制を確
保しており、部内通訳に対し、北京語の語学研修を行っている。また、北京語
以外の各種の中国語に精通した部外通訳を把握することで、捜査に支障が出な
いよう対応していく。」旨の説明がなされた。
第3 報告・決裁等
1 人事案件について
警務部長から、人事案件についての説明がなされた。
2 銃砲所持許可行政処分に係る聴聞の実施について
生活環境課長から、銃砲所持許可行政処分に係る聴聞の実施についての説明
があり、決裁が行われた。
3 福井県警察からの原子力関連施設警戒警備に伴う警察官の援助要求について
警備二課次席から、福井県警察からの原子力関連施設警戒警備に伴う警察官
の援助要求についての説明があり、決裁が行われた。
4 鹿児島県公安委員会からの川内原発再稼働に伴う航空隊の派遣要請について
通信指令課次席から、鹿児島県公安委員会からの川内原発再稼働に伴う航空
隊の派遣要請についての説明があり、決裁が行われた。
第4 事務連絡等
1 平成27年第20回定例会会議録についての決裁
公安委員会事務室から、第20回定例会会議録について報告があり、決裁が
行われた。
2 弁護士会からの照会回答についての決裁
公安委員会事務室から、弁護士会からの照会回答についての説明があり、決
裁が行われた。
3 不服申立に係る情報審査会からの資料提出要求について
公安委員会事務室から、不服申立に係る情報審査会からの資料提出要求につ
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いての説明があり、決裁が行われた。
4 要望の受理についての決裁
公安委員会事務室から、要望の受理についての説明があり、決裁が行われた。
5 苦情(H27.No11)の受理についての決裁
公安委員会事務室から、苦情(H27.No11)の受理についての報告があり、決
裁が行われた。
6 苦情(H27.No12)の受理についての決裁
公安委員会事務室から、苦情(H27.No12)の受理についての報告があり、決
裁が行われた。
7 苦情(H27.No5)の回答についての決裁
公安委員会事務室から、苦情(H27.No5)の回答 についての報告があり、決
裁が行われた。
第5 事務連絡
公安委員会事務室から、当面の行事予定について事務連絡等が行われた。
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