2015 年度 前期 2単位 青年・成人の心理 対象学科・学年: 心理福祉学科・総合福祉学科 2 年 時 間: 木曜日 Ⅱ時限(10:40~12:10) 教 室: 1 号館 142 室 参 考 書: 『発達心理学』(無藤 隆・中坪史典・西山修編、ミネルヴァ書房) 1.担当教員 (1) 名前: 越中 康治(えっちゅう こうじ) (2) 研究室: 非常勤講師室 (3) 連絡先: 授業の中でお知らせします。 (4) オフィスアワー: 随時(事前にご相談ください) (5) 主な研究・教育業績 宮城教育大学准教授。広島大学大学院教育学研究科教育人間科学専攻博士課程後期修了, 博士(心理学)。広島大学助手,山口大学講師,宮城教育大学講師を経て 2013 年から現職。専 門は発達心理学。社会性・道徳性の発達を中心的なテーマとして研究に取り組んでいます。 2.授業の目的 (1) 授業の目的 青年・成人の心理について考え,発達心理学に関する基礎的事項を理解する。 (2) 到達目標 ① 青年・成人の心理について考え,発達心理学に関する基礎的事項を理解することができる。 ② 発達心理学の基礎的理論を踏まえ,自身の発達観を見つめ直すことができる。 本科目は、心理福祉学科のディプロマポリシーのうち、主に「知識・理解」について、「より良い人間 生活をめざし、医療・福祉・教育などの多分野に渡り、人間理解と実践行動がとれる」ことの達成を目指 している。また、「知識・理解」について「広く社会に貢献するための科学的な人間理解の態度を備え、 そのための心理学的な知識と方法を身につけている」ことの達成も目指している。 3.授業の概要 発達心理学とは,誕生(あるいは受精)から死に至るまで,心や身体や他者とのかかわりがどのよ うに変化していくのかを学び,問うものです。この講義では,生涯にわたる発達の後半,青年期以降 に焦点を当てて,発達心理学に関する基本的な知見・理論を紹介し,概説します。また,講義の中 では,発達の各時期におけるトピックを取り上げ,各自で考えたり,グループで話し合ったりする機 会を設けます。多様な発達観・人間観にふれつつ,各自の発達観・人間観を見つめなおす契機と なるよう,講義を進めていきたいと考えています。 4.授業の受け方・勉強の仕方 (1) 予習の仕方 初回の授業では,子育てをテーマに演習を行う予定です。もし,自分が子どもを育てることにな 1 ったらどんな子育てをしたいか,イメージを膨らませておいてください。2 回目以降の予習の仕方 については,授業内でその都度お伝えします。 (2) 授業の受け方 PowerPoint を用いた講義形式の授業を行いますが,一部,演習形式も取り入れます。ペアや グループでの活動(演習)に積極的に取り組んでください。 (3) 復習の仕方 毎回の授業で小課題を提示します(詳細については授業内で提示します)。 5.受講にあたってのルール (1) 受講時のマナー(私語、内職、居眠り等)とその違反に対する扱い。 お互いに気持ち良く学ぶことができるよう心がけましょう。 (2) 遅刻・欠席・早退の扱い。 授業進行の妨げとならない範囲で,できるだけ速やかにお知らせください。 (3) 課題提出にあたってのルール(提出期限の厳守、盗作・剽窃の注意等) 提出期限を過ぎて課題を受理することはできません(提出期限は授業内でお知らせします)。 (4) テストにおける不正行為(カンニング等)の扱い。 試験は実施しませんが,レポートの盗作・剽窃等は当然のこととして認められません。 6.授業計画 回 テーマ・内容 予習・復習 1 月日 4/16 オリエンテーション…授業の進め方,授業の導 入 予習:自分が子どもを 育てることになった らどんな子育てをし たいか,イメージを膨 らませておいてくだ さい。 2 4/23 発達とは何か? 授業中に指示します。 3 4/30 発達心理学の基礎的理論 授業中に指示します。 4 5/7 青年期(心と体の変化) 授業中に指示します。 5 5/14 青年期(他者とのかかわりの変化) 授業中に指示します。 6 5/21 青年期(心理社会的問題) 授業中に指示します。 7 5/28 発達課題としての進路決定(キャリア) 授業中に指示します。 8 6/4 成人期(妊娠・出産・育児) 授業中に指示します。 9 6/18 成人期(親としての成長) 授業中に指示します。 10 6/25 成人期(夫婦関係・その他の家族関係) 授業中に指示します。 11 7/2 中年期 授業中に指示します。 12 7/9 高齢期 授業中に指示します。 13 7/16 発達障害について 授業中に指示します。 14 7/23 虐待について 授業中に指示します。 15 7/30 まとめ 授業中に指示します。 備考 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 7.評価方法 (1) 小課題(75%)…ほぼ毎回の授業で小課題を提示します。 (2) 課題レポート(25%)…授業の終盤で 1 回提示します(詳細については授業内で提示します)。 2 8.参考図書・文献 参考文献として『発達心理学』(無藤 隆・中坪史典・西山修編、ミネルヴァ書房)などがありますが, その他は授業の中で紹介します。 9.履修上の注意 (1) 前提科目や履修条件についての情報:特にありません。 (2) 資格要件に関する情報:特にありません。 (3) 特別な配慮を要する学生に対する扱い:履修に関して心配なことがある場合には,早めに相談 してください。 3
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