さぴあ賞 絵本 いのちをいただく みいちゃんがおしえてくれた M I 1年 ・ さん わたしが一ばんこころにのこったところは、さかもとさんがみいちゃんのいの ちをとくところです。みいちゃんの大きな目からなみだがこぼれたとき、わたし はみいちゃんがかわいそうとおもってよんでいてなみだがとまりませんでした。 みいちゃんは「ほんとうはしにたくない、しぬのがこわい。 」とおもっていると わたしはおもいました。さかもとさんが「じっとしてろよみいちゃん」と、なる べくいたくないようにいのちをとくとき、みいちゃんはきちんとおはなしをきい てうごかないようにしていてえらいとおもいました。きっと「まごとじいちゃん わたしをたべてげんきになってね」とおもっているからうごかなかったのかなと お も い ま し た。 み い ち ゃ ん は わ た し よ り あ た ま が い い の か も し れ な い と お も い ま した。みいちゃんはしんじゃってもたべられても、たべた人のからだとこころの なかにずっと生きるとしっているのかもしれないとおもいました。だから、まご の女の子がおにくになったみいちゃんをたべるとき、わたしは「だいじょうぶだ よ。みいちゃんのいのちがこころとからだにいきていくよ。わたしもいのちをい ただいていることがみいちゃんでわかったよ。 」といいたくなりました。 「 さ か も と さ ん あ り が と う。 そ れ か ら さ か も と さ ん に も い い た く な り ま し た。 みいちゃんのこといのちをいただくことがすこしわかったきがします。さかもと さんのしごとはたいせつなおしごとだとおもいます。だから、さかもとさん、が んばってください。ぜんぶよんだあとみいちゃんありがとう、たべものぜんぶに ありがとうとおもいました。がっこうやおうちで、いただきます、ごちそうさま でした。をこころをこめてきちんといってからいただくこと、ひとつものこさず たべることをいつもかんがえてすごしたいとおもいます。 」
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