平成 27 年 2 月 15 日 ・中国の倹約令関連株 今中国では、習主席の反腐敗・マネーロンダリング防止の動きが加速している。 そのため、マカオでは8ヶ月連続で賭博業収入が前年割れした。1 月は前年同月比17.4% 減。2 月もさえないとの予想だ。 カジノの規制内容は以下のとおり。 1、カード会社最大手のユニオンペイカードの使用履歴の監視下 2、ホテル内の売春行為の摘発 3、カジノフロアの禁煙化 このためカジノ関連株は以下のような悲惨な株価推移となっている。 上記は、米国サンズ社のマカオ子会社であるが、14年月末に68HKDでピークアウト し、現在-42.8%の38.65HKDとなっている。一般に天井から20%下げると 上昇基調は崩れたと考えられる。中国の政策も相まって、さらに下げるだろう。 だから、配当利回り6.4%台でも買われず、しかもPER18倍では割安でもない。 また、関連としてマカオでレストランやコーヒーショップ店を運営していた大手外食チェ ーン佳景(703)もひどい。13年12月期から14年にかけて営業利益が-42.3% と落ち込み、成長が止まった格好だ。
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