t分布表とt分布のグラフ

[Excelでt 分布表のt値(臨界値)を求める]
2015年度 秋学期 金曜4限
応用計量経済分析 B
第7回

T.INV.2T関数:T.INV.2T(確率, 自由度)

指定された確率と自由度に対応するt 分布の t 値を得る

確率:両側検定 t 分布に従う確率(⇒ 有意水準)を指定
する。

自由度:自由度にはセルのアドレスも指定可能

例: T.INV.2T(0.05, 297) = 1.968

片側検定 t 分布の場合は、確率×2を指定する
⇒ 例題5-1 ⑥
2015.11.6
担 当: 石 川 達 哉
([email protected])
教育用ホームページはhttp://www1.meijigakuin.ac.jp/~ishikawa
64
明治学院大学 2015年度 秋学期
t分布と標準正規分布
[Excelの関数機能を利用してt 分布のグラフを描く]

0.5
T.DIST関数:
0.4
T.DIST(分布を評価する数値, 自由度, TRUE もしくは FALSE)
t分布(自由度10)

スチューデントの t 分布の値を得る

自由度:自由度を指定する。セルのアドレスも指定可能

TRUE:返す値が累積分布関数

FALSE:返す値が確率密度関数

「分布を評価する数値」:ここに-∞~+∞の連続的な数値をセル
を変えながら指定し、T.DIST関数の結果との関係を散布図とし
て描けば、t 分布のグラフが得られる
明治学院大学 2015年度 秋学期
0.3
標準正規分布
0.2
0.1
65
0.0
‐6
‐4
‐2
0
明治学院大学 2015年度 秋学期
2
4
6
66