灘高 15年 6

灘高数学
灘進学教室
灘高
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15年
6
正二十面体の各面に1から20までの数を1つずつ記したサイコロを3回振るとき、出る目の数を順に
(1)
(2)
(3)
a+b+c
a+b+c
a+b+c
と
と
と
a b c がともに偶数となる確率を求めよ。
a b c がともに4の倍数となる確率を求めよ。
a b c がともに8の倍数となる確率を求めよ。
【答案】(1)∼(3)とも同じ手法で
(1)
①
1から20までの数を、2で割った余りで分けると
余り=0、1
②
条件を満たす
③
10個ずつ
を2で割った余りを
a, b, c
p, q, r
→
( p , q , r ) とすると
( p, q, r) は
自体の和、積がともに2の倍数になることを考えて
和=0
→
(0, 0, 0)
2
→
( 0 , 1, 1)
求める確率は
10
20
3
×{1 + 3 } =
1
2
(2)
①
1から20までの数を、4で割った余りで分けると
余り=0∼3
②
条件を満たす
③
5個ずつ
を4で割った余りを
a, b, c
p, q, r
→
( p , q , r ) とすると
( p, q, r) は
自体の和、積がともに4の倍数になることを考えて
和=0
→
4
→
(0, 0, 0)
( 0 , 1, 3 ) 、 ( 0 , 2 , 2 )
求める確率は
5
20
3
×{1 + 6 + 3 } =
5
32
(3)
①
1から20までの数を、8で割った余りで分けると
余り=1∼4
5∼7、0
②
条件を満たす
和=
③
3個ずつ
→
2個ずつ
を8で割った余りを
a, b, c
p, q, r
→
( p , q , r ) とすると
( p, q, r) は
自体の和、積がともに8の倍数になることを考えて
0
→
(0, 0, 0)
8
→
( 0 , 1, 7 ) 、 ( 0 , 2 , 6 ) 、 ( 0 , 3 , 5 ) 、 ( 0 , 4 , 4 )、 ( 2 , 2 , 4 )
16
→
(4, 6, 6)
求める確率は
1
20
★補足
3
3
× { 2 ×1
+ ( 2×3×2 )×6×3 + ( 2× 32 + 33 + 3 × 22 )×3 } =
↑
(0, 0, 0)
↑
( 0 , 1, 7 )
(0, 2, 6)
( 0, 3, 5)
↑
(0, 4, 4)
(2, 2, 4)
(4, 6, 6)
79
1 600
a, b, c
とする。
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15年
1
(1)
自然数
a
b=a+6
(2)
a
に対して、 a
を越えない最大の整数を
3
とし、 a
2
2 b c c2 =
x + y z =1
(a + 2) x y + z = 0
x + ( a 1) y z = 1
を考える。
が成り立つとき、
a
=
、 3b
3 b
を
c とする。
である。
を定数とする。
x, y, z
の連立方程式
この連立方程式が解をもたないとき、
また、この連立方程式が
(3)
b
xyz 0
a
=
である。
を満たす解をもつとき、
a
=
である。
図のように、一辺が4cmの正方形ABCDの内部に、
正方形の各辺を斜辺とする4つの合同な直角三角形と正方形EFGHがある。
1 倍であるとき、
2
正方形EFGHの面積が正方形ABCDの面積の
cm、BE=
AE=
(4)
cmである。
袋の中に赤玉、青玉、白玉、黒玉が1個ずつ、合計4個入っている。
【操作】
袋から同時に2個の玉を取り出し、玉の色を記録し、取り出された玉を袋に戻す。
上の操作を1回の操作とし、4個の玉のすべてが少なくとも1回取り出された時点で操作を終える。
このとき、2回目で操作を終える確率は
、3回目で操作を終える確率は
である。
2
y = a x 2 ( a は正の定数)のグラフを D とする。
C 上に2点A ( 1 , 3 ) 、B ( 2 , 12 ) をとり、 D 上に2点P ( 2 , 4 a ) 、Q ( 3 , 9 a ) をとる。
さらに、点Pを通り直線ABに平行な直線を l 、点Qを通り直線ABに平行な直線を m とする。
(1) 直線 l の式および直線 m の式を求めよ。
(2) l と D の交点のうち、Pと異なるものをRとし、
m と D の交点のうち、Qと異なるものをSとする。
① △ABRの面積と△ABSの面積の比が4:11となるような a の値を求めよ。
② 四角形PRSQの面積が108となるような a の値を求めよ。
ただし、 C と D は異なるものとする。
関数
y = 3 x2
のグラフを
C
、関数
3
△ABCの3つの辺すべてに接する円の中心をIとし、
△ABCの3つの頂点を通る円と直線AIの交点のうち、Aと異なるものをDとする。
また、図のように、直線AD上にID=DEを満たす点Eをとる。
さらに、直線CEに関して点Bと対称な点をFとする。
このとき、次の(1)、(2)を証明せよ。
(1)
△CDIは二等辺三角形である。
(2)
3点A、C、Fは同一直線上にある。
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15年
4
一辺が6cmの立方体ABCD−EFGHと、辺AEを直径とする球面Sがある。
面EFGH上にある点Pに対して、線分APと球面Sの交点のうち、A以外のものをQとする。
ただし、PがEと一致するときは、QはEであるとする。
(1)
図の斜線部のような、Eを中心とし、F、Hを弧の両端とする扇形を考える。
点Pがこの扇形の周と内部を動くとき、点Qは球面上の図形
①
②
③
線分PQが動くことのできる部分の体積を求めよ。
U
の周と内部を動く。
の周の長さを求めよ。
T
T
(2)
T
の面積を求めよ。
点Pが△EFHの周を1周するとき、点Qは球面上の図形 U の周を1周する。
の周の長さを求めよ。
5
図は、ある立体
P
の展開図で、8つの合同な台形と2つの合同な正方形からできている。
この展開図において、点Aと点Cは立体
このとき、立体
P
の体積を求めよ。
P
の異なる点を表し、辺BCと辺EDは立体
P
の同じ辺を表す。