2月号 - 聖学院中学校高等学校図書館

0、司書 中山浩二さん → 1、司書 中島秀男さん → 2、国語科 大川功先生 → 3、社会科 鹿島永好先生 → 4、国語科 伊藤豊先生 → 5、社会科:赤熊正之先生 → 6、数学科 本橋真紀子先生 → 7、英語科 藤本俊先生 → 8、社会科 海老原栄先生
2015年 2 月 20 日発行
聖学院中学校高等学校図書委員会
リレートーク 第21回
9
、
数
学
科
サッカー
部員の
サッカー部員がポップを作ってくれました!!
classic
国語科 権頭 史先生
2014 年度テーマ
~ 生きていることが楽しくなる図書館 ~
「人生、楽もあれば苦もある」
3学期もなかばを超え、いよいよ学年最後
が近づいてきました。4月には一つ学年が繰
り上がり、また、高Ⅲ生は、卒業し、おのお
の自分の道を進んでいくことになります。
大きく環境が変わる中、人知れず悩みを抱えている人もい
るかもしれません。
そんな人にもお薦めなのがこの本。
『心は前を向いている』
(串崎真志著著, 岩波ジュニア新書 140||K)
タイトルだけみると、美辞麗句に彩られた、ひたすら「が
んばれ!」と応援する文章が並んでいる本に思えるかもしれ
ませんが、違います。
この著者は、心理学者で、さまざまな心理学の実験を紹介
しつつ、人間の脳は元来「前向き」につくられていることや、
なぜ「前向き」になれない時があるのか、を説明しています。
「脳」を知る事で、不必要な悩みや不安を抱えずに、
「悩
むべき悩み」を考えることができるのではないでしょうか。
1月貸出冊数上位5クラス
0
高校Ⅲ年A組
高校Ⅰ年B組
高校Ⅲ年B組
高校Ⅲ年C組
中学3年C組
20
40
60
80
69
34
30
30
29
積んどくだけではいたしかたないので、とりあえず向こ
う 3 年間は、家にある本を読みつくそうと思い立った日。
国語なんぞという、少々めんどうな教科を教える身として
は、本が増えるのはいたしかたないと思って眺めたもの
の、雑然としたそれらの本の中には、読まなければという
思いだけで買ったのもあったりして、おかしくなりまし
た。しかも、それが狭い部屋のそこかしこを占拠している
のですから滑稽です。
徒然草十三段に、
「ひとり灯のもとに文をひろげて、見
ぬ世の人を友とするこそ、こよなう慰むわざなれ。
」とい
う一節があります。兼好の時代は、現世に起こるさまざま
なことなどは、口承によって伝えられていたのですから、
必然、読むものは数少ない古典に向けられていました。そ
して、有為転変、無常にさらされる現世にあって、一人古
典に向き合って、見ぬ世の人と交わりを持つ時こそ、静か
に生の灯を点ずる至高の時であったはずです。そこには、
知る喜びより、しみじみと心動かされること(
「あはれな
ること」
)への共感や精神の高揚があったように思います。
まさしく、心慰められる友の出現です。
古典は英語で classic。これは艦隊の意味を持つラテン
語”classis”からきたといわれています。それが古典の
意味とつながるのは、人の心の危機において、本当に精神
の力になってくれる艦隊のような書物だからということ
なのだそうです。繰り返し問い、味わい、求め、ひもとく
中で心にしみ込んだ章句や詩句の数々。それらを収めた書
物とは、知るにせわしくなることなく、おもしろさに興ず
るだけでなく、じっくりつきあっていきたいもの。本を整
理しながら、とりとめもなくこんなことを考えていると、
かつて読んだヴィクトール・エミール・フランクルの「夜
と霧」
、プリモ・レーヴィの「アウシュビッツは終わらな
い」の二冊が目に飛び込んできました。この二人を絶望の
底で支えた心の友、あるいは艦隊はなんだったっけ。まず
はこの二冊から再読といきますか。
→
松
原
裕
二
先
生
1
0
、
理
科
福
地
修
二
先
生
→
中学 3 年 D 組 K.R.
913||M
1
1
、
英
語
科
伊
藤
大
輔
先
生
→
1
2
、
理
科
宮
隆
允
先
生
高校 2 年 B 組 I.H.
913||K
→
1
3
、
英
語
科
鶴
見
遥
先
生
→
1
4
、
英
語
科
増
山
望
高校 1 年 A 組 M.K.
913||M
先
20、技術科 内田 真哉先生 ← 19、英語科 高橋 一也先生 ← 18、保健体育科 飛田 欣吾先生 ← 17、事務(教務担当) 小山敦子さん ← 16、 養護 小野梓先生 ← 15、国語科 島立光人先生 ← 生
2015年 2 月 20 日発行
聖学院中学校高等学校図書委員会
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