平 27 年 11 月 30 日 兵 庫 労 働 局 姫路労働基準監督署における書類

平 27 年 11 月 30 日
兵
庫
労
働
局
姫路労働基準監督署における書類の誤廃棄について
兵庫労働局(局長
中山明広)は、姫路労働基準監督署(以下「姫路署」と
いう。)において発生した個人情報を含む書類の誤廃棄について、下記のとおり
当該事案を確認のうえ、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。
記
1
事案の概要
姫路署において、A事業場から提出された「断続的労働に従事する者の最
低賃金の減額の特例許可申請書」(以下「申請書」という。)を誤ってシュレ
ッダーにより裁断し廃棄する事案が発生した。
この申請書には、A事業場の労働者の氏名、生年月日、A事業場の名称、所
在地、支店長の氏名及び印影等の情報が記載されていた。
2
事実経過
(1)平成 27 年 11 月 19 日、職員Xは書類4枚をプリントアウトし、申請書の
上に重ねて置いたが、当該書類4枚が不要となったため裁断破棄した。そ
の後、申請書が見当たらないため、署内を捜索したところ、シュレッダー
のゴミ袋から裁断された申請書の破片が確認され、この時点で誤廃棄の事
実が判明した。
(2)最低賃金の減額特例許可申請においては、申請者は申請書を2通提出す
ることになっているが、誤廃棄したのは提出された2通のうちの1通であ
る。
(3)同月 20 日、姫路署次長がA事業場を訪問し、経過説明を行うとともに謝
罪し、理解を得た。
3
発生原因
姫路署においては、シュレッダーにより書類を廃棄する際、複数名により
1枚1枚書類を確認することとしていたが、担当職員が単独で書類を確認す
ることなく廃棄したこと。
4
再発防止策
(1)姫路署においては、平成 27 年 11 月 20 日、署長から全職員に対し、廃棄
する書類については、一旦、廃棄する書類専用の保管箱に書類を保管の上、
複数名の職員により1枚ずつ書類を確認のうえ廃棄することを周知徹底し
た。
(2)兵庫労働局においては、同月 26 日、労働基準部長から管下の労働基準監
督署長に対し、(1)と同様の措置をとるよう文書により指示した。
(担当)兵庫労働局労働基準部賃金課(電話 078-367-9154)
賃金課長
木多 豊
課長補佐
永野 健一郎