平成27年3月12日 兵 庫 労 働 局 尼崎労働基準監督署における1年単位の変形労働時間制に関する 協定届・協定書の紛失について 兵庫労働局(局長 中山明広)は、尼崎労働基準監督署(以下「尼崎署」という。)にお ける 1 年単位の変形労働時間制に関する協定届・協定書の紛失事案について、下記のとお り当該事案を確認のうえ、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。 記 1 事案の概要 尼崎署に届け出られた1年単位の変形労働時間制に関する協定届及び添付の1年単位 の変形労働時間制に関する労使協定(以下「協定届等」という。)が所定の綴りに編綴さ れておらず紛失するという事案が発生した。 紛失した協定届及び労使協定には、当該事業場の労働者代表者氏名及び印影、使用者 氏名及び印影が表示されていた。 2 事実経過 (1)平成27年1月15日、尼崎署の窓口において、A事業場の協定届等が届出られ、 当該協定届等に受理印を押印し、その控えをA事業場の担当者に返還した。 (2)同年2月10日にA事業場から、同年1月15日に届出した協定届等について問い 合わせがあり、所定の綴りを確認したが協定届等が編綴されておらず、紛失が判明し た。 (3)本件発覚後、尼崎署においては当該協定届等の労働者代表及び使用者に謝罪を行い、 了承された。 3 再発防止対策 (1)尼崎署においては、平成27年2月13日に臨時の職員会議を開催し、署長から非 常勤職員を含む全職員に対し、本事案の経過を説明し、再発防止に向けて注意喚起す るとともに、以下の基本確認動作の徹底を改めて指示した。 ① 受付時における提出書類の種類、部数等の確認 ② 受付後の控えの返還時における返還書類の種類、部数等の確認 ③ 受付後における、提出書類の所定のケースへの保管、窓口への置き忘れがないこ との確認、提出書類の種類、部数の再確認 ④ ①~③に係る注意事項を記載した注意書きの窓口への掲示 ⑤ 提出書類の所定の綴りへの編綴等文書管理 (2)兵庫労働局では、平成27年3月2日開催の労働基準監督署長会議及び同年3月3 日開催の第一方面主任監督官・監督安衛課長等が出席する監督計画策定会議において、 事案の説明を行い、再発防止のための確認等の徹底を指示した。
© Copyright 2024 ExpyDoc