第 4 講 ウィーン体制の成立と崩壊,ドイツ・イタリアの統一

第4講
①
ウィーン体制の成立と崩壊,ドイツ・イタリアの統一
ウィーン会議について述べた次の文①~④のうちから、正しいものを 1 つ選べ。
①会議を主導したロシア・オーストリア・プロイセン・イギリスは、神聖同盟を結んだ。
②会議の結果、ポーランド立憲王国が成立したが、国王はプロイセン王が兼ねた。
③会議で新たに海外植民地を獲得したイギリスは、さらに市場の拡大をねらってラテン=アメリカ諸国の独立を
援助した。
④英首相ピットが提唱した正統主義に基づき、フランス・ベルギーにブルボン朝が復活した。
②
ウィーン体制が動揺する流れについて述べた次の文中の波線から、正しいものを 1 つ選べ。
1920 年代において、ドイツでは労働者を中心としたブルシェンシャフト運動が、イタリアではサルデーニャ王国の
蜂起が、いずれもメッテルニヒにより弾圧された。また、トルコでは、新帝の即位に反対してデカブリストの乱が起
きたがこれも鎮圧されてしまった。
③
フランスの七月革命について述べた次の文①~④のうちから、正しいものを 1 つ選べ。
①七月革命直前のチュニジア出兵後に発布された七月勅令が革命のきっかけとなった。
②七月革命後、フランスでは男女普通選挙制度が実施された。
③七月革命後のヨーロッパ秩序の再建のために、ウィーン会議が開かれた。
④七月革命によってシャルル 10 世が追放され、ルイ=フィリップが国王になった。
④
⑤
⑥
1848 年にフランスで起こったこととして正しいものを選べ。
①国立作業場が作られた。
②女性参政権が認められた。
③クリミア戦争に敗北した。
④第三共和政が成立した。
下記の出来事から、七月革命の影響のモノ、二月革命の影響のモノを、それぞれ1ずつ選べ。
①ベルギー王国の独立
②コシュートのハンガリー暴動
③アドリアノープル条約
④マッツィーニのスラヴ民族運動
⑤スイスの永世中立国化
⑥ケープ植民地、イギリス領となる
1815~52 年のフランスの政体に関する事柄を年代順に並べよ。
①第二帝政
⑦
②オルレアン朝
③第二共和政
④ブルボン朝
二月革命後のフランス臨時政府に参加した社会主義者として正しいものを、次の①~④のうちから 1 つ選べ。
①ルイ=ブラン
⑧
完答
②ロバート=オーウェン
③フーリエ
ルイ=ナポレオン(ナポレオン3世)の業績として正しいものを2つ選べ。
④ブリアン
完答
①国立作業場の設置
②クリミア戦争
③ドレフュス事件
④パリ万国博覧会
⑤モロッコ出兵
⑥ギリシア独立戦争
⑨
19 世紀ドイツの政治的再編成の過程で結成された同盟や連邦を、成立年代順に正しく並べているのはどれか、選べ。
①ライン同盟 一 ドイツ連邦 一 北ドイツ連邦 一 ドイツ関税同盟
②ドイツ連邦 一 ライン同盟 一 ドイツ関税同盟 一 北ドイツ連邦
③ドイツ連邦 一 ライン同盟 一 北ドイツ連邦 一 ドイツ関税同盟
④ライン同盟 一 ドイツ連邦 一 ドイツ関税同盟 一 北ドイツ連邦
⑩
ベルリン国民議会での討議によって、ドイツ統一の方式についてプロイセン主導の大ドイツ主義をとることが確認さ
れたが、プロイセン王に帝冠を拒否された。
⑪
⑫
ドイツ帝国初代のヴィルヘルム1世の業績について、正しいものを1つ選びなさい。
①オーストリアを破り、ハンガリーを奪った。
②ベルリンで戴冠式が行われた。
③ドイツ連邦を第三帝国と改称した。
④普仏戦争で勝利した。
ビスマルクの業績出ないモノを1つ選べ。
①社会主義者鎮圧法制定
⑬
⑭
⑮
★2箇所訂正★
②社会福祉政策
③文化闘争
④自由貿易政策
イタリア統一運動に関わった国家・組織・人物と関連する用語の組み合わせが正しいものを選べ。
①サルデーニャ王国 - シチリア島
②青年イタリア - 共和政樹立
③ガリバルディ - ヴェネツィア
④ロンバルディア - フランス支配
イタリア統一の順番として正しいものを 1 つ選べ。
A:ヴェネツィア併合
B:イタリア王国成立
①
②
A→C→B→D
C→D→A→B
C:ローマ教皇領併合
③
B→D→C→A
D:中部イタリア併合
④
D→B→A→C
未回収のイタリアとされる地域として、正しいものを1つ選べ。
①エルバ島
②ナポリ
③フィレンツェ
④シチリア島
⑤トリエステ