第 02 講：ギリシア・ヘレニズム世界の発展とローマ史 ① 前 594 年、アテネで財産政治を実施し、市民の奴隷化を防いだ人物を選べ。 ①ペイシストラトス ②アイスキュロス ③クレイステネス ④ソロン ② 前６世紀末、テミストクレスは旧来の４部族制を改革し、デーモスによる民主政の基礎を築いた。 ③ アテネの民主政の完成から没落に関する文として正しいものを選べ。 ①サラミスの海戦でペルシア軍を破り、アテネは民主政を完成させた。 ②ペリクレスは奴隷解放や婦人参政権を認め、彼らを支持基盤とした。 ③ペロポネソス戦争に敗れたアテネは、テマゴーゴスによる僭主政治に陥った。 ④アレクサンドロス大王は、カイロネイアの戦いでギリシアを破り、デロス同盟を結成させた。 ④ アケメネス朝ペルシアが滅亡する要因となった戦いを選べ。 ①アルベラの戦い ②サラミスの海戦 ③カデシュの戦い ④イプソスの戦い ⑤ アレクサンドロス大王の死後、ディアドコイ(後継者)戦争によって成立した国でないものを選べ。 ①セレウコス朝 ②マウリヤ朝 ③プトレマイオス朝 ④アンティゴノス朝 ⑥ ヘレニズム文化について述べた文として誤っているものを選べ。 ①ヘレニズム文化の時代には、コイネーと呼ばれるラテン語が広く使用された。 ②アレクサンドリアは、この文化の一大中心地であった。 ③ヘレニズム文化は、ガンダーラ地方の文化に影響を与えた。 ④この文化は、アレクサンドロス大王の東征の後に発生した。 ⑦ ローマ王政期に君臨していた王は、どの民族出身かを選べ。 ①ケルト ②カッシート ③アイオリス ④エトルリア ⑧ ローマの統領はアルコンと呼ばれ、定員は 1 名、任期は２年で、当初パトリキが独占していた。 ⑨ 次に挙げるローマに関する法律を年代順に並べなさい。 ①リキニウス・セクスティウス法 ②カラカラのアントニヌス法 ③十二表法 ④ホルテンシウス法 ⑩ クレタ島の争奪戦から始まった、ギリシア人植民市カルタゴとのポエニ戦争でローマは勝利した。 ⑪ ラティフンディア形成を促進させた要因として不適当なものを 1 つ選べ。 ①有力者は、征服戦争によってローマが得た土地を私有化した。 ②中小土地所有農民が長年の従軍によって没落し、遊民化した。 ③大土地所有制限を明記したリキニウス・セクスティウス法が制定された。 ④ローマの対外的発展による、奴隷供給の活発化した。 ⑫ 内乱の１世紀の時代の経過を述べた a～d の文章が年代順に正しく配列されているものを、①～⑤ のうちから 1 つ選べ。 a.マリウスとスラの対立 b.アントニウス・レピドゥス・オクタヴィアヌスによる三頭政治 c.ポンペイウス・カエサル・クラッススによる三頭政治 d.グラックス兄弟の改革 ① a→c→d→b ② c→a→b→d ③ d→a→c→b ④ c→b→d→a ⑤ d→b→c→a ⑬ 五賢帝時代の出来事として最も適切なものを選べ。 ①ゲルマン民族大移動 ②四分統治 ③唐に使節を派遣した ④ローマ最大領土 ⑭ 帝政ローマ時代に起きた出来事を並べ替えなさい。 ①ローマ皇帝がササン朝ペルシアに敗れ、捕虜となった ②コンスタンティノープルへ遷都した ③最大領土となった ④初のキリスト教徒迫害が行われた ⑮ 次にあげるローマ皇帝とその業績の組み合わせが正しいものを１つ選べ。 ①トラヤヌス帝＝大秦王安敦 ②ディオクレティアヌス帝＝キリスト教国教化 ③コンスタンティヌス帝＝哲人皇帝 ④ネロ＝五賢帝時代はじまる ⑤カラカラ＝帝国内全土に市民権