家庭数配布学校だより平成２７年度特別号① 通号№７２３「全国学力･学習状況調査」結果概要について校長札幌市立手稲宮丘小学校平成２７年１０月１５日小松晋也４月２１日(火)に、６年生を対象として実施した標記調査の結果がまとまりました。以下の通りにご報告するとともに、今後の教育課程の編成や指導内容及び方法の見直しに向けての資料といたします。 ◆ 教科に関する調査の結果 ◆ 【国語Ａ】～主として「知識」に関する問題～本校の概要(領域) 「話すこと･聞くこと」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている「書くこと」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている「読むこと」 → 全国平均と比べ、上回っている「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや上回っている【国語Ｂ】～主として「活用」に関する問題～本校の概要(領域) (出題数１４問) 今回の調査における課題 ○学年別漢字配当表に示されている漢字を、比較的正しく読めてはいるが、正しく書くことに課題がある。 ○文の中における主語を捉え、適切なものを選択することに課題がある。 ○問題が求める適切な言葉を選び、書き抜くことに課題がある。 ○問題が求める適切な内容を選び、書き「書くこと」 ○文章と図を関係付けて、自分の考えを「読むこと」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」 → ＜今年度は出題されていません＞ ○文や文章の中で適切に漢字を用いる機会を増やすとともに、これまでの取組の見直しを図る。 ○登場人物の相互関係や心情、場面などとの関係を捉えたり、自分の意見との関係を整理したりすることができるように、文章を構造的に理解するための指導を充実する。 (出題数９問) 今回の調査における課題「話すこと･聞くこと」 → ＜今年度は出題されていません＞ → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや上回っている改善の方向抜くことに課題がある。まとめて書くことに課題がある。 ○音読の工夫とその理由をまとめて書くことに課題がある。 ○全般的に、設問の意味を正しく捉え、解答しようとする態度に課題がある。改善の方向 ○内容の中心や場面の様子がよく分かるとともに、自分の思いや考えがよく伝わるように工夫する音読の指導を充実する。 ○教育活動全体を通して、「分かる･できる」ことへの満足感や充実感を素直に感じられるよう、指導内容の見直しを図る。【算数Ａ】～主として「知識」に関する問題～ (出題数１６問) 本校の概要(領域) 今回の調査における課題改善の方向「数と式」 → 全国平均と比べ、下回っている「量と測定」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている「図形」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや上回っている「数量関係」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている ○異分母分数の減法の計算をすることに課題が、除数が整数である場合の分数の除法の計算をすることに大きな課題がある。 ○グラフで表されている事柄を正しく読み取ることに課題がある。 ○式で表現された数量の関係を図と関連付けて理解することに課題がある。 ○分数の意味を正しく捉えるとともに、分数の計算練習を単元の学習時期だけではなく、日常的に取り組むことができるよう、指導を充実させる。 ○目的をもって資料を収集、分類、整理する算数的活動を積極的に取り入れ、グラフ等に親しむことができるよう、指導内容の見直しを図る。【算数Ｂ】～主として「活用」に関する問題～本校の概要(領域) 「数と式」 → 全国平均と比べ、上回っている「量と測定」 → 全国平均とほぼ同程度である「図形」 → 全国平均と比べ、上回っている「数量関係」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている【理 (出題数１３問) 今回の調査における課題 ○単位量当たりの大きさを用いて、目的に応じた計算の仕方を選択することに課題がある。 ○全般的に、設問の意味を正しく捉え、見通しをもってあきらめずに解答しようとする態度に課題がある。改善の方向 ○日常生活の事象の解決には、算数の学習内容が活用できると見立てて、合理的な判断と能率的な処理ができるよう指導を充実する。 ○教育活動全体を通して、「分かる･できる」ことへの満足感や充実感を素直に感じられるよう、指導内容の見直しを図る。科】～「知識」及び「活用」に関する一体的な問題～本校の概要(区分) 「物質」 → 全国平均と比べ、上回っている「エネルギー」 → 全国平均と比べ、上回っている「生命」 → 全国平均とほぼ同程度である「地球」 → 全国平均とほぼ同程度であるが、やや下回っている (出題数２４問) 今回の調査における課題改善の方向 ○電磁石の性質を利用した仕組みの適 ○学習を通して明らかになった性質や用を正しく捉えることに課題がある。働きを生かしたものづくりの活動を ○観察や実験に用いる器具等の名称や使用方法を正しく捉えることに課題がある。 ○方位についての情報から、観察している方位を選ぶことに課題がある。生かした指導内容の見直しを図る。 ○自然を観察する機会を増やすなど、自然現象の仕組み等について実感的に捉えることができるよう指導を充実する。