11月14日発行 - 札幌市立学校ネットワーク

平成 28 年(2016 年)11 月 14 日発行
伏見中学校だより
全国学力・学習状況調査
分析 特別号
平成 28 年度全国学力・学習状況調査の結果分析
4月に「平成28年度全国学力・学習状況調査」が3年生を対象に実施されました。これは、全国
的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題の検証、また、学校における
児童生徒のへ教育活動の充実や学習状況の改善に役立てることを目的としたものです。既に報道等で
ご存じの保護者の方も多いことと存じますが、先日、札幌市の調査結果の概要が発表になりました。
つきましては、本校の結果をお知らせいたしますので、ご家庭での学習などにお役立てください。
3年生の生徒本人および保護者の方は、10月に配付してあります個人結果と併せてご覧ください。
この資料は、本校ホームページからも見ることができます。
札幌市立伏見中学校 URL →
http://www16.sapporo-c.ed.jp/fushimi-j/
国語・数学の学力調査結果から
【国語】
本校の概要
今回の調査における課題
改善の方向
○表現しようとする内容にふ
国
【区分及び領域】
主として「知識」に関する問題(A)
□「話すこと・聞くこと」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「書くこと」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「読むこと」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「伝統的な言語文化と国語の特質に関
する事項」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
●文章を読み返し、文の
使い方などに注意して書
くこと。
●互いの発言を検討して
自分の考えを広げること。
●辞書を活用し、漢字が
表している意味を正しく
捉えること。
●文の成分の照応につい
て理解すること。
●文字の形や大きさ、配
列に注意して書くこと。
語
さわしい語句を選んで書く学
習活動の充実。
○互いの発言を検討して、共
通 点や 相 違点 を 聞き 分け た
り、話題になっている物事に
ついて別の立場や視点から考
えたりする指導の充実。
○それぞれの語句が話や文章
の中でどのように関連付けて
使用されているか、自分が表
現するときにどのように活用
すればよいかについて、辞書
等を用いながら考える学習活
主として「活用」に関する問題(B)
□「書くこと」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「読むこと」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
動の充実。
●課題を決め、それに応
じた情報の収集方法を考
えること。
●目的に応じて必要な情
報を読み取ること。
○課題の解決に向けて、学校
図書館や公共施設、あるいは
コンピュータや情報通信ネッ
トワークなどを利用して情報
を収集し整理する学習活動の
充実。
【数学】
数
本校の概要
【区分及び領域】
主として「知識」に関する問題(A)
□「数と式」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「図形」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「関数」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「資料の活用」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
今回の調査における課題
改善の方向
●自然数の意味の理解、
垂線の作図の方法につい
て理解すること。
●反比例のグラフから式
を求めること。
●資料を整理した表から
最頻値を読み取ったり、
近似値と誤差の意味を理
解すること。
○実生活の場面での問題
を解決する活動など、目
的に応じて必要な条件を
設定し、数量の関係を数
学的に表現できるように
する指導の充実。
○収集したデータを整理
したグラフの形から分布
の特徴を視覚的に捉えた
り、代表値を求めて比較
学
※
主として「活用」に関する問題(B)
□「数と式」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「図形」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「関数」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
□「資料の活用」の正答率
・全国平均に比べ、上回っている。
●グラフの傾きを事象に
即して解釈すること。
●事象を数学的に解釈し、
問題解決の方法を数学的
に説明すること。
●与えられた式を用いて、
問題を解決する方法を数
学的に説明すること
したりするなど、数学的
な表現を用いて判断の理
由を説明する学習活動の
充実。
○問題解決のために用い
たグラフを事象に即して
捉え直したり、振り返っ
たりする学習活動の充実。
「上回っている」とは、全国平均との差が 3.1 ポイント以上あることを表しています。
生徒に対する質問紙調査結果から
数値は、本校の割合、(
)内は全国平均
◇学習習慣の定着率が高い状況です。
・学校の授業以外に、普段(月~金曜日)1日当たり1時間以上学習をする生徒の割合
【学習塾や家庭教師を含む】
66.9 %(51.9 %)
・家で、学校の宿題をしている生徒の割合
97.7 %(90.1 %)
・家で復習をしている生徒の割合
63.5 %(51.0 %)
・家で予習をしている生徒の割合
45.3 %(34.3 %)
◇少ない時間の中でも、読書をしている生徒の比率が高い状況です。
・読書が好きな生徒の割合【どちらかといえば好きも含む。】
82.7 %(66.9 %)
・普段(月~金曜日)、1日当たりの読書時間が 1 日10分以上の生徒の割合
【1時間以上、2時間以上の生徒も含む】
53.7 %(41.3 %)
◇規範意識が高い状況です。
・学校の規則を守っていると答えた生徒の割合
・人の役に立つ人間になりたい思う生徒の割合
・人が困っているときは、進んで助けている生徒の割合
95.3 %(94.7 %)
94.4 %(92.8 %)
85.1 %(83.8 %)
◆地域や社会に対する興味が低い状況です。
・地域や社会で起こっている問題や出来事にに関心がある生徒の割合
・住んでいる地域の行事に参加している生徒の割合
・地域社会などでボランティア活動に参加したことがある生徒の割合
60.3 %(65.8 %)
14.0 %(45.2 %)
37.4 %(48.7 %)