平成 27 年３月 11 日緑中だより【共に！】第 28 号友だちと共に，目標達成に向けてがんばり，充実した中学校生活を送ることができたからこそ，感動的な卒業式を迎えることができたのだと思います。緑中のよき伝統の一ページを残してくれた卒業生の皆さん，おめでとう。『共に』と『凡事徹底』の精神で！１８４名の卒業生の皆さん，改めて，ご卒業おめでとうございます。今，一人一人が手にした卒業証書は中学校３年間，そして義務教育９年間が修了した努力の結晶でありますが，また同時に家族の方々の皆さんに対する語り尽くせぬ思いや愛情が凝縮したものでもあります。ぜひ，家族の思いや愛情に対し，改めて感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉に表してほしいと思います。私は，皆さんとは，１年間のお付合いでしたが，修学旅行に始まり，部活動の大会，炎天下でも下級生をリードした縦割り学級での体育祭，抜群の歌唱力，団結力を見せた合唱コンクールなど感動的な場面を数多く一緒に体験できたことを嬉しく，良き思い出として心に留めておきたいと思います。さて，今日で緑岡中学校を巣立ち，いよいよそれぞれ違う道を歩むことになります。これからの生活の道しるべとなる言葉を改めて贈ります。私は，皆さんに，目標にして欲しいこととして，年間を通してこの「共に」を呼びかけてきました。「共に学び，共に心を磨き，共に体を鍛える」そんな「共に伸びる学校」を目指してきました。正にそれが実践できた学年が，君たち三年生でした。本当に全ての面でやりきった学年です。中学校時代の友達は一生の友達になります。緑岡の地に生まれ育った仲間としていつまでも仲良く，困ったときには共に助け合って成長していってください。これから先，悲しいことがあっても，苦しいことがあっても立ち止まることはできません。うまくいかないこと，辛いことを何かのせいにするのではなく，これからも｢共に｣の精神で，みんなで手を取り合って，みんなで成長し，高め合えるような生活ができることを望んでいます。二つ目は，私の好きな言葉の中に，「凡事徹底」があります。平凡なことや些細なことでも日々努力を積み重ねると，平凡なことでもいつの間にか，非凡なことに生まれ変わるということです。３学期から卒業生の皆さんが始めた「黙働」は，一人一人の小さな試みです。毎回，同じ所を繰り返して雑巾掛けしていけば，次第にきれいになっていきます。小さな事や当たり前のことでも，続ける，繰り返し努力していくことが大事です。「緑中をより良くする」行動として，下級生に手本を示した「黙働」は，学校の指標「日に新しくとわに伸びゆく」の精神そのものだと思います。先輩方から脈々と受け継がれてきた改革そして，向上の精神が行動に表れた素晴らしい姿です。これから先の勉強や生活は，決して楽なモノばかりではありません。失敗をする時もあれば，なかなか成果や進歩が表れない厳しい時もあります。そんな時，簡単に投げ出したり，あきらめたりしていては，成長や成功は成し遂げられません。たとえ苦しくとも，目標達成を信じ，「黙働」のような「凡事徹底」を通し，当たり前のことをし続けることで自分の道を切り拓いてください。【平成２６年度水戸市立緑岡中学校第６８回卒業式式辞より抜粋校長山﨑利一】すばらしい皆勤賞！（９年間の皆勤賞４名，３年間の皆勤賞 29 名）山口璃久【義務教育９年間の皆勤賞受賞者】右写真のとおりです。【中学校３年間の皆勤賞受賞者】小沼美穂さん，片岡龍聖さん，佐藤豪人さん，林竜太郎さん，益子夏実さん，森本結香さん芝田朱莉さん，鈴木智也さん，冨田智咲さん冨永侑志さん，飯島沙稀さん，海野圭佑さん稲野邉すずさん，岩間日菜子さん，勝山真理菜さん，川崎文椰さん，篠嶋亮さん釘崎亮介さん佐藤智紀さん樋田朋之さん髙木遥香さん田﨑敦士さん，矢吹陽太郎さん，吉田達哉さん，石井羽音さん，西丸楓さん，小川貴矢さん，小野健太さん，小林碧さん，宗田のあんさん，髙橋凜さん，宮野陸さん，山口璃久さん