学校長より沖縄県立沖縄高等特別支援学校（略称：OKT）ホームページにアクセスをいただき、ありがとうございます。沖縄県立沖縄高等特別支援学校は、軽度知的障がいのある生徒の全寮制高等養護学校として平成３年４月１日に創設されました。平成２１年度、学校の名称を沖縄高等養護学校から沖縄高等特別支援学校に変更し、平成２２年度から、特別支援教育における共生化の推進を目標に、中部農林高校と南風原高校へ分教室が設置されました。また、平成２６年度には新たに陽明高校に分教室が設置されました。本校の教育目標は「生徒一人一人の特性等を最大限に発揮させ、将来の職業的・社会的自立を図り、働く喜びと誇りを持ち自他ともに敬愛する心豊かな人間の育成をめざす」であり、本校、分教室とも生徒の大半が卒業後の就職を意識し入学するため、学校におけるすべての教育活動で「良き職業人として将来の社会自立」をめざして組織的に生徒の育成を図っています。おかげさまで、本校・分教室から平成 27 年３月第 26 回卒業式までに合計 900 名余の卒業生を送り出しており、次年度は 1000 名を超えます。また、昨年度卒業生の進路決定率１００％、一般就労率は９割に迫る状況でした。そこで本年度の重点目標は（１）一般就労の推進と 3 年生全員の進路決定（２）体力増進のための取り組み推進（３）３つの分教室のスムーズな運営及び本校、設置校、本庁との協力体制の確立（４）保護者及び学舎連携のもと、５S（しつけ、整理整頓、清掃、清潔）の確立（５）性教育の充実及び保護者・関係機関との協力体制の構築を掲げ、軽度知的障がい生徒の一般就労を目指すという本校教育のミッションを達成するため、本年度は「誠心誠意」「情熱・熱意」「凡事徹底」「一致協働」の学校経営キャッチフレーズで、生徒・保護者・教職員の笑顔があふれる沖縄高等特別支援学校を目指し頑張ります。本校 HP に訪れていただいた皆様が、今後とも本校教育に関心を寄せていただき、心温まるご指導ご助言を賜りますようよろしくお願いします。沖縄県立沖縄高等特別支援学校校長比嘉浩