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【ちょこっとアドバイス】第20160217号
まちのクリニックを専門に、働きやすい職場作りをお手伝いする
現場改善コンサルタントの三輪がクリニック経営に役立つ情報を分かりやすく
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院内での勉強会は、人材育成のチャンスです。
貴院は、院内で勉強会や報告会といったことをやっていますか。
病院であると部門ミーティングやカンファレンスとったものがありますが、クリニックだと
なかなか集まって、何かをやるということは少ないかもしれませんね。しかし、スタッフの
方々の声を聞くと、「もっとミーティングする機会が必要だ」とおっしゃるケースは非常に多
く見受けられます。
しかし、院長にお話すると、なかなかその時間を設けられないとおっしゃられる場合が多い
のが現状です。理由としては、時間外であると残業云々のことやスタッフがあまり積極的に参
加しないこと、診療時間内であるとその時間分の収益を逸してしまうこと・・・との悩みです。
おっしゃるとおりです。しかし、そのままで良いかという目線も持っていただきたいです。
スタッフの方々は、日々の業務の中で課題や疑問を持ちながら仕事をしていますが、なかな
か普段の業務のなかで、解決できるかと言えば、ある程度の時間を要したり、その課題や疑問
を他のスタッフに共有する時間が必要です。しかし、業務の合間にできるようなものではあり
ません。だから、そのままになってしまったり、忘れ去れてしまい、最悪の場合、クレームな
どの問題に発展する恐れもあるわけです。
その損失を考えれば、私は院内での勉強会やミーティングはやるべきだと思います。いきな
り始めるのは、大変だと思いますので、まずは勉強会から始めてはいかかでしょうか。
例えば、外部研修に参加してきたスタッフがその内容を他のスタッフへ発表するであるとか、
その時期に多い症例などをピックアップし、院長が改めて知識習得のための勉強会を実施する
であるとか、外部の協力者から企画を受けて、その勉強会を実施するなど、やれることはいく
らでもあります。まずは、始めることです。小さなことからコツコツと積み上げましょう!
お客様に「歓びと感動」を
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たかや)