x > 0 - SUUGAKU.JP

年 番号
1
a を正の実数とし ,p を正の有理数とする.座
3
氏名
座標空間の x 軸上に動点 P,Q がある.P,Q は
標平面上の 2 つの曲線 y = axp (x > 0) と
時刻 0 において,原点を出発する.P は x 軸の正
y = log x (x > 0) を考える.この 2 つの曲線
の方向に,Q は x 軸の負の方向に,ともに速さ
の共有点が 1 点のみであるとし ,その共有点を
1 で動く.その後,ともに時刻 1 で停止する.点
Q とする.以下の問いに答えよ.必要であれば,
xp
lim
= 1 を証明なしに用いてよい.
x!1 log x
P,Q を中心とする半径 1 の球をそれぞれ A; B
とし ,空間で x = ¡1 の部分を C とする.この
とき,以下の問いに答えよ.
(1) a および点 Q の x 座標を p を用いて表せ.
(2) この 2 つの曲線と x 軸で囲まれる図形を,x 軸
(1) 時刻 t (0 5 t 5 1) における立体 (A [ B) \ C
のまわりに 1 回転してできる立体の体積を p を
用いて表せ.
の体積 V(t) を求めよ.
(2) V(t) の最大値を求めよ.
(3) (2) で得られる立体の体積が 2¼ になるときの
( 大阪大学 2015 )
p の値を求めよ.
( 東京大学 2015 )
2
座標平面上の点 P(1; 1) を中心とし,原点 O を
通る円を C1 とする.k を正の定数として,曲線
k
y=
(x > 0) を C2 とする.C1 と C2 は 2
x
点で交わるとし,その交点を Q,R とするとき,
直線 PQ は x 軸に平行であるとする.点 Q の x
座標を q とし,点 R の x 座標を r とする.次の
問いに答えよ.
4
n は自然数,a は a >
数 x の関数
f(x) =
Z
x
0
(x ¡ µ)(a sinn+1 µ ¡ sinn¡1 µ) dµ
を考える.ただし,n = 1 のときは sinn¡1 µ = 1
とする.
Z ¼
2
sinn+1 µ dµ =
(1)
(1) k; q; r の値を求めよ.
(2) 曲線 C2 と線分 OQ,OR で囲まれた部分の面積
S を求めよ.
p
(3) x = 1 + 2 sin µ とおくことにより,定積分
Z qC
2 ¡ (x ¡ 1)2 dx の値を求めよ.
r
(4) 円 C1 の原点 O を含まない弧 QR と曲線 C2 で
囲まれた図形を,x 軸のまわりに 1 回転してで
きる回転体の体積 V を求めよ.
( 広島大学 2015 )
3
をみたす実数とし,実
2
0
n
n+1
Z
0
¼
2
sinn¡1 µ dµ
を示せ.
¼
; = 0 をみたす n と a の値を求めよ.
2
¼
(3) (2) で求めた n と a に対して,f # ; を求めよ.
2
(2) f0 #
( 北海道大学 2015 )
5
関数 f(x) = xex について,次の問いに答えよ.
座標空間内に,原点 O(0; 0; 0) を中心とする半
6
径 1 の球がある.下の概略図のように,y 軸の負
¼
の方向から仰角
で太陽光線が当たっている.
6
p
この太陽光線はベクトル (0; 3; ¡1) に平行で
(1) 関数 y = f(x) について,増減および 凹凸を
ある.球は光を通さないものとするとき,以下
調べ,そのグラフをかけ.ただし ,必要ならば
lim xex = 0 を用いてもよい.
Z
Z
x
(2) 不定積分
xe dx, x2 e2x dx をそれぞれ
x!¡1
の問いに答えよ.
求めよ.
(3) 0 5 t 5 1 に対し g(x) = f(x) ¡ f(t) とおく.
0 5 x 5 1 の範囲で,曲線 y = g(x) と x 軸で
はさまれる部分を,x 軸のまわりに 1 回転して
できる回転体の体積を V(t) とする.V(t) を求
めよ.
(4) (3) の V(t) が最小値をとるときの t の値を a と
する.最小値 V(a) と,f(a) の値を求めよ.た
だし,a の値を求める必要はない.
( 金沢大学 2015 )
(1) 球の z = 0 の部分が xy 平面上につくる影を考
える.k を ¡1 < k < 1 を満たす実数とすると
き,xy 平面上の直線 x = k において,球の外
で光が当たらない部分の y 座標の範囲を k を用
いて表せ.
(2) xy 平面上において,球の外で光が当たらない
7
a は実数とし,2 つの曲線
部分の面積を求めよ.
(3) z = 0 において,球の外で光が当たらない部分
の体積を求めよ.
C1 : y = (x ¡ 1)ex ;
C2 : y =
1 2
x +a
2e
がある.ただし ,e は自然対数の底である.C1
( 九州大学 2015 )
上の点 (t; (t ¡ 1)et ) における C1 の接線が C2
に接するとする.
(1) a を t で表せ.
(2) t が実数全体を動くとき,a の極小値,および
そのときの t の値を求めよ.
( 北海道大学 2015 )