1 数直線上を次の規則で動く点 P がある. (規則 A) 4 コインを投げて,表が出たら正の方向に 2 進み,裏が出たら負の方向に 1 進む. はじめに点 P は原点 O にあるものとし,n 回コインを投げたときの点 P の座標を X(n) で表す. このとき,以下の問いに答えよ. 実数を成分に持つ行列 A = # a b b a ; とベクトル P = # x y ;; Q = # z w ; について,以下の問 いに答えよ.ただし,b Ë 0 とする. p 2 のとき,AP = ®P と y > 0 を満たす ® と y を求めよ. (1) x = 2 (2) 次の 3 条件を満たす ¯; z; w を求めよ. (1) X(9) = 0 となる確率を求めよ. (2) 点 P が座標 ¡3 に到達した場合,その後コインを投げても移動しないという条件を (規則 A) に AQ = ¯Q; z2 + w2 = 1; z<w 追加した新たな規則を (規則 B) とする.このとき,X(9) = 0 となる確率を求めよ. (3) (1) と (2) で定められた ®; ¯; x; y; z; w を用いて,次式を計算せよ. (3) (規則 B) のもとで,X(4) の期待値を求めよ. ( 愛知県立大学 2011 ) 2 方程式 y = ¡x2 + 2x + 8 で表される放物線を C1 とする.放物線 C1 と x 軸とで囲まれた図形 の内部にある円で,放物線 C1 と x 軸に 3 点で接するものを C2 とする.放物線 C1 と x 軸との 2 つの交点,および放物線 C1 の頂点を通る円を C3 とする.このとき,以下の問いに答えよ. (1) 円 C2 の方程式を求めよ. (2) 円 C3 の面積が円 C2 の面積の何倍になるか求めよ. (3) 放物線 C1 の頂点を通り,円 C2 に接する 2 つの接線の方程式を求めよ. ( 愛知県立大学 2011 ) 3 曲線 C1 : y = p cos x,C2 : y = q sin x について,以下の問いに答えよ.ただし ,0 5 x 5 ¼ ; p > 0; q > 0 である. 2 (1) 曲線 C1 と C2 の交点の x 座標を ® とするとき,sin ® と cos ® を p; q で表せ. (2) 曲線 C1 ; C2 と x 軸で囲まれた部分の面積を S とするとき,S を p; q で表せ. (3) p; q が p2 + q2 = 4 を満たすとき,(2) で求めた面積 S の最大値を求めよ. ( 愛知県立大学 2011 ) ®# x y ;( x y ) + ¯# z w ;( z w ) (4) (3) の結果を用いて,An を求めよ.ただし,n は 1 以上の自然数とする. ( 愛知県立大学 2011 )
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