平成27年度特定健康診査及び特定保健指導実施要領 1 特定健康診査及び特定保健指導の目標値 平成 27 年度の目標値等は次のとおりとします。 ※推定 被保険者数 20,715 人 ※ 2 特定健康診査 実施率 50% 特定保健指導対象者数 受診者数 動機付支援 積極的支援 10,358 人 1,098 人 497 人 特定保健指導実施数 動機付支援 積極的支援 549 人 249 人 平成 27 年度の特定保健指導の実施率の目標は、50% 特定健康診査の実施 (1) 実施形態 ① 集団方式及び個別方式とし、いずれも委託により実施します。 ② 受診者の意向を尊重しつつ、集団方式での受診を推進します。また、定期的に医療機関 に受診されている被保険者へ個別健診の利用を推進します。 ※実施スケジュール 集団方式 時期:5 月 22 日~7 月 28 日 個別方式 (2) (夜間 1 回、土曜日 3 回を含む 32 回) 時期:5 月~8 月 委託先及び委託契約の方法 ① 集団方式の実施については、一般社団法人茂原市長生郡医師会に委託します。 ② 個別方式の実施については、長生郡市内所在の同医師会会員のうち委託可能な医療機関 に委託することとし、集合契約に参加する医療機関については「契約とりまとめ機関」と、 その他の医療機関とは個別に、それぞれ契約を締結します。 ③ (3) いずれも、1 件当たりの単価による契約とします。 委託単価 集団方式 基本項目のみ: 6,871 円 詳細項目まで: 9,657 円 個別方式 基本項目のみ:10,693 円 詳細項目まで:13,479 円 (4) 自己負担額 集団方式:1,000 円 個別方式:2,000 円 (5) 実施の周知 ① 広報もばらやホームページへの掲載、茂原駅南口駐車場の壁面に設置しているビジョ ン茂原での周知、公共施設等でのポスターによる啓発、各種団体の研修会や医療機関等 でのパンフレット配布、自治会加入世帯への毎戸配布や回覧、被保険者への個別通知、 自治会への出前講座などによる制度周知等を行います。 -1- ② 第1期計画での健診結果の有所見者の状況などを効果的に利用し、健診の重要性につ いて積極的に周知していきます。 ③ 検査内容の充実を図るため、血清クレアチニン検査及び貧血検査の全員実施に加えて 平成 27 年度から尿酸検査を全員実施します。 (6) ① 受診勧奨の方法 平成 26 年度特定健康診査受診者及び平成 27 年度中に 40 歳になる被保険者には、個別 に受診勧奨通知と調査票を送付します。受診を希望しない方については、調査票を回答し てもらうことで未受診理由の把握に努めます。 ② 平成 26 年度特定健康診査未受診者に対しても、個別に受診勧奨通知と調査票を送付し ます。受診を希望しない方については、調査票を回答してもらうことで未受診理由の把握 に努めます。 ③ 調査票の回答がない方には、受診勧奨のハガキを送付するとともに、電話による受診勧 奨を行います。また、受診しないと回答した方に対して、理由の確認を行います。 ④ 集団健診の申込みがあったにもかかわらず受診しなかった方には、電話による受診勧奨 を行います。 (7) 案内方法 受診希望者には、「検査のご案内」と「質問票等」を送付します。 (8) 受診券の発行 個別方式の受診者には、 「特定健康診査受診券」を発行します。 (9) 結果の通知等 健診結果は、次の区分により、受診者にわかりやすくお知らせします。 ① 情報提供の対象者 結果通知とともに数値の説明書を郵送するほか、 「健診結果を学ぶ会(集団指導)」を開 催して、数値の持つ意義や生活習慣病の予防に役立つ基本的な情報を提供します。また、 個別指導の希望者には「栄養健康相談」を実施します。 ② 動機付け支援及び積極的支援の対象者 結果通知とともに数値の説明書を郵送するほか、生活習慣を改善する定期的・継続的支 援の案内及び支援の希望確認書を郵送します。 ③ 健診受診者の健康管理意識の持続と継続受診率向上を目的としてフォローアップ講 習会を実施します。 3 他の法令等に基づき行われる健康診断データの入手 次の方法で被保険者が受診し、内容が特定健康診査の健診項目を満たしている場合は、その 健診結果が得られるよう努めます。 ① 労働安全衛生法その他の法令に基づく健康診断 ② 人間ドック -2- 4 特定保健指導の実施 (1) 実施方法 ① 動機付け支援・積極的支援と判定された方の指導は、「指導の実施率」・「指導による改 善率」などの向上が期待できる業者を選定し、委託により実施します。 ② 市の保健師等の専門職は、委託事業者が適切に業務を遂行しているかモニタリングを実 施します。 ③ 次年度の指導内容や業者選定の資料として、特定保健指導参加者にアンケートを実施し ます。 (2) 自己負担 ① 動機付け支援:無料 ② 積極的支援:2,000 円 (3) ① 実施の周知 委託事業者と連携を図りながら、対象者の年齢に合わせた募集リーフレットを作成する など、個別通知の充実を図ります。 ② 委託事業者と市の連携による事業であることや、特定保健指導の効果や重要性について 積極的に周知していきます。 (4) 指導内容 指導内容は、次のとおりとします。 ① 動機付け支援 保健師又は管理栄養士が行う初回面接において、対象者が自らの健康状態を自覚し、生 活習慣の改善のための自主的な取り組みを継続的に行うことができるように、生活習慣の 改善点・伸ばすべき行動等を考慮しながら、自ら具体的な目標を設定し、行動に移すこと ができるよう支援します。保健師又は管理栄養士が、6 か月後に生活習慣が改善されたか どうかについての評価を行います。 ② 積極的支援 動機付け支援に加えて、保健師又は管理栄養士による定期的・継続的できめ細やかな支 援を行います。行動変容の必要性を実感できるような働きかけを行い、具体的に実践可能 な行動目標をたて、個別面接、電話、手紙、メール等で行動変化の状況把握及びその評価 から計画の変更等の継続的支援を行います。積極的支援の期間を終了した後も、積極的支 援を受けていた間の生活が継続できることを目指します。保健師又は管理栄養士が、6 か 月後に生活習慣が改善されたかどうかについての評価を行います。 -3-
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