目黒区特定保健指導業務委託概要 1 件名 目黒区特定保健指導業務委託 2 履行期間 契約締結日から平成28年3月31日まで 3 委託内容 目黒区が受託者に委託する業務の内容は、「標準的な健診・保健指導プログラム【改訂版】(平成25年4月)」 に規定されている特定保健指導(動機づけ支援・積極的支援)とそれに関する業務とし、以下のことを主な業 務とする。なお、特定保健指導全般の企画については、他区等の状況や保健指導の結果を分析し、区と協議 の上、決定する。 (1) 予約受付 特定保健指導に関する募集チラシ及び申込書類を作成する。 対象者からの利用申込の受付、日程調整及び連絡を行う。予約したが初回面接を欠席した者には 改めて日程調整する。 未申込者に対しては、電話勧奨は行わないが、郵便勧奨のために利用勧奨チラシを作成する。 (2) 特定保健指導の実施 ① 対象者 保健指導判定値以上を対象者とするため、受診勧奨判定値を超えている者も対象者とする。 ② 動機づけ支援 ア 初回時に面接による支援を1回行う。面接は1人当たり30~40分の個別支援とする。 イ 6か月間の支援期間中、電話支援を行う。 ウ 初回面接から6か月経過後に実績評価を行う。 ③ 積極的支援 ア 初回時に面接による支援を1回行う。面接は1人当たり30~40分の個別支援とする。 イ 初回面接後、3か月以上の継続的な支援を行う。継続的な支援は、支援A160P以上、支援B 20P以上又は支援Aのみで180P以上を実施する。支援方法は、電話支援Aを含めた内容とする。 ウ e-mail A支援を行う場合は、FAX、手紙のみとする。 エ e-mail B支援で、e-mailを利用する場合は、個人情報を含まない定型文とする。 オ 初回面接から6か月経過後に実績評価を行う。実績評価は継続的な支援の最終回と一体的に 実施しても差し支えない。 ④ 教材、帳票、機材等について 使用する教材、帳票、機材等については、受託者が用意し、事前に区の承認を得る。 1 ⑤ 運動教室の開催について 運動の実践的な指導を行う運動教室を開催する。参加は利用者の任意で、原則1人当たり1回 とする。 ア 履行期間中、運動教室を3回以上実施する。 (次年度6か月継続支援期間も含め、5回以上実施する。) イ ⑥ 運動教室は、1回当たり1名以上の健康運動指導士・健康運動実践指導者が指導する。 会場・日時について ア 面接会場は、原則として区の施設を利用し、目黒地区、碑文谷地区の2か所以上で行う。 イ 運動教室の会場は、原則として区が用意する。 ウ 会場は禁煙とし、プライバシーの確保に留意する。 エ 会場使用に際して、準備から片づけまで、受託者が必要な作業を全て行う。 オ 利用者に対し、会場までの案内、誘導の措置を講じる。 カ 開催日時は区と協議し決定する。 キ (3) 土曜日、日曜日等も面接を実施する。 中途脱落防止対策及び脱落者認定 進行管理を徹底し、支援計画が達成されるよう積極的に関与し、脱落防止を図る。 利用者から脱落の意思が確認された場合は脱落確定として区に報告する。また最終利用予定日 から未利用のまま2か月が経過した場合は、区及び利用者に脱落認定を通知する。その通知後2週 間以内に利用者から再開依頼がない場合は、脱落確定として区に報告をする。 (4) 連絡、相談、苦情対応体制の整備 ア 利用者からの連絡、相談、苦情に迅速かつ適切に対応するため、連絡体制マニュアルを整備 する。 (5) イ 応対マニュアルの整備等により、情報を共有し、職員が統一した対応をする。 ウ 区への連絡、報告について、迅速かつ確実に実施する。 実施報告書等の提出(特定保健指導支援計画及び実績報告書) 初回面接終了、中間評価終了、実績評価(実施結果通知)終了について、それぞれ対象者分を月 次で取りまとめて提出する。その際、厚生労働省の定める電子的標準様式に基づく電子データとして 作成し、作成した電子データを入力した電子媒体(CD等)と書面にて区に提出する。また、脱落者、 資格喪失者の実績報告書等についても、同様に月次で取りまとめて提出する。 (6) 事業報告書の提出 ア 事業評価項目を明らかにして、その評価基準や指標を区に示す。また、事業評価実施にあたっ ては、その内容・手段・時期について区と協議する。 イ 事業終了時に、事業概要、実績報告、分析等を含む事業報告書を作成し、電子データ(CD等) 及び書面により提出する。 2 (7) 区との打合わせ会への参加 特定保健指導業務を円滑に運営するために、打合わせ会を月1回程度実施する。その際区を担当 する者が出席し、必要に応じて支援実施者も同席する。 4 契約及び支払 本契約は単価契約とする。 なお、動機づけ支援・積極的支援についての単価は、完全従量制とし、それに係る人件費・交通費等を 含む。 5 事故対応 事故及び損害賠償の責めは、受託者が負う。事業の実施に当たっては、安全管理に十分な注意を図る。 万一、事故等が発生した場合には、適切な処理を講じるとともに、速やかに区へ報告する。 受託者は利用者が当該事業実施時に事故等により損害を受けた場合に対応するため、傷害保険や損害 賠償保険に加入する。 6 視察等 区は事業内容及び実施状況並びに個人情報の取り扱い状況を確認するため、必要に応じて視察を行う。 7 個人情報保護 受託者はプライバシーマーク又はISMSを取得し、個人情報保護に関して安全管理措置(組織的、物理 的、技術的、人的な安全対策等)及び職員の教育を実施する。また、支援を始めるにあたっては、同意書に より個人情報の取り扱いについて利用者に説明し、承諾を得る。この委託契約に係る個人情報の保護措置 については、別途「個人情報保護に関する覚書」を取り交わす。 8 再委託 受託した業務は、第三者に委託することができない。受託者が止むを得ず第三者に再委託を行う場合は、 事前に再委託内容・理由・再委託先等を書面に記載の上、区に申請し、承諾されなければこれを行うことは できない。 以 上 3
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