あけぼの保育園 2014年度 8月 ――車麩の角煮風―― つまり

あけぼの保育園
簡単!
栄養満点!!
2014年度
8月
――車麩の角煮風――
〈材料〉 大人2人 子ども2人分
〈作り方〉
ん
ことしは長かった梅雨も明け、いよいよ夏本番!!プールで遊ぶ
子どもたちの姿が調理室からも見ることができ、“キャーキャー”と
楽しそうな声が聞こえてきます。
暑くて食欲が落ちる時期ですので夏バテをしないためにもしっか
り食べられるよう、工夫した給食を作りたいと思います。
車麩
4個
① 車麩を水で戻し、かるく絞り4分の1にカットします。
砂糖
大さじ1杯
② 鍋に車麩・だし汁・調味料を入れ、ことこと煮ます。
しょうゆ
大さじ2杯弱
みりん
小さじ1杯
だし汁
1カップ弱 (顆粒だしでも可)
味が染みたら出来上がりです!
お麩って味がなくて栄養もない・・・と思っていませんか?
実は、たんぱく質豊富でローカロリー。お麩は室町時代から奈良時代に中国からやってきました。
修行僧たちの貴重なたんぱく源として、精進料理に用いられ、その後一般の人にも広まり食べられるようになりました。
ドーナツのように丸くて穴のあいた栄養満点の車麩をご家庭でもぜひ食べてみてください。
☆肉みそマカロニ☆
もみじ組のお泊り保育では、夕食の和え物・スープを作り私たちもお手伝いをしました。
A君がカレー作りで使った器具を返しに来たときのことです・・・
A君 「ありがとうございました。」
調理 「はーい。」
定番のマカロニきな粉にかわって、肉みそをかけて。
☆塩麹漬け☆
☆塩麹から揚げ☆
塩麹は発酵食品ですので、乳酸菌たっぷり。
☆小倉蒸しまんじゅう☆
腸内環境を整えてくれます。
あけぼの保育園で人気NO1は黒糖蒸し饅頭です。
発酵時に生成される旨み成分によって、味に
小倉蒸しまんじゅうはどうかな?
コクと深みが加わります。
A君 「ねえ調理さん、まだ帰っちゃだめだよ。」
調理 「わかったよー。カレーが出来たら調理さんも食べていいのかな?」
A君 「? ? ?」 ――という表情をしています。
調理 「あら、だめ?『帰らないで』は、カレーのお誘いかと思ったよ。」
A君 「それはちょっと・・・
だって、帰ったら、これ(使った器具)洗う人いなくなっちゃうでしょ。」
調理 「そういう事か!!わかったよー。」
脳を育てるには順番が大切です
①「からだの脳」=寝る・食べる・自律神経・姿勢・感情
③「こころの脳」=安心・喜び・好意・自制心
しばらくしてカレーも出来上がり食事を始める準備が整うと、
A君が 《調理さーん、早く食べに来て!!》 と、誘いにきてくれました。
まずは、「からだの脳」を育てましょう!!
「からだの脳」は五感から脳に入る刺激を繰り返し
受けることで、育ちます。
次の日の朝も、A君は 《調理さん、昨日はありがとう》 と、声をかけてくれました。
つまり・・・早起きです!!
②「勉強の脳」=言語・微細運動・感覚・記憶・思考
最も大切な刺激は・・・太陽からの刺激です。
〈太陽と同じリズムの生活〉
太陽と同じリズムで生活をするのは難しいので・・
5~7時には目を覚まし、夜更かしせず寝る前の
ゲームなどは控え8~9時には眠れるようにしま
しょう。
寝る前の直接目からの光の刺激を受けると、
脳は「…朝?…夜?」と迷ってしまいます。
太陽と一緒に目を覚まし、夜は太陽が沈んだら寝て、
十分な睡眠時間を取ることを毎日繰り返す。
すると・・・自然にお腹が空き、食事をバランスよく摂れ、
しっかり運動することができるようになります。
太陽の光を毎朝浴び、視覚から刺激をすることで
すべての脳作りが始まります。