ウィークリー・レポート2015年4月6日

Weekly Report
2015年4月6日
Mitsubishi UFJ Asset Management
グローバル・マーケット・ストラテジー・チーム
アシスタントストラテジスト 深澤 俊雄
5分でわかる週間マーケット
前週末のマーケット指標
株式
日経平均株価(日経225)
TOPIX(東証株価指数)
NYダウ工業株30種平均株価
S&P500種株価指数
NASDAQ総合指数
ドイツDAX30種株価指数
債券
日本新発10年国債利回り
米国10年国債利回り
ドイツ10年国債利回り
豪州10年国債利回り
ブラジル2年国債利回り
為替
米ドル/円
ユーロ/円
ユーロ/米ドル
豪ドル/円
ブラジルレアル/円
政策金利
米国(FFレート)
欧州(ECBリファイナンス金利)
豪州(RBAキャッシュレート)
ブラジル(中銀ターゲット金利)
19,435.08
1,564.16
17,763.24
2,066.96
4,886.94
11,967.39
0.355
1.839
0.194
2.295
13.218
118.97
130.54
1.0969
90.82
38.11
0.25
0.05
2.25
12.75
前週末比(幅)
149.45
11.38
50.58
5.94
▲ 4.28
99.06
前週末比(幅)
▲ 0.015
▲ 0.123
▲ 0.013
▲ 0.112
▲ 0.328
前週末比(幅)
▲ 0.16
0.81
0.0080
▲ 1.53
1.43
前週末比(幅)
0.00
0.00
0.00
0.00
前週末比(%)
0.77%
0.73%
0.29%
0.29%
▲0.09%
0.83%
前週末比(%)
▲0.13%
0.62%
0.73%
▲1.66%
3.91%
*株式の単位は円、米ドル、ポイント。為替の単位は円、米ドル。債券、政策金利の単位は%。
*直近の米国(FFレート)は0.00~0.25%。
*日本銀行は2013年4月より金融市場調節の操作目標を、無担保コールレート(オーバーナイト物)からマネタリーベースに変更。
*ECB(リファイナンス金利)は実効ベース。
前週の市場動向
株式・債券市況
 前週の株式市況(前週末比)は、日米独ともに概ね上昇しました。また、債券利回りは
日米独ともに低下しました。
 株式市況は、中国で金融緩和の観測が高まったことや米国のヘルスケア業界での合併・
買収動向をうけた再編期待などを受けて日米独の主要な株価指数が小幅に上昇しまし
た。債券利回りは、米国の雇用指標が低い伸びとなったことなどから米国の利上げ観測が
後退し、日米独ともに小幅に低下しました。
為替市況
 前週の為替市況(前週末比)は対円で米ドルが0.13%の下落、ユーロが0.62%の上昇、
豪ドルが1.66%の下落、ブラジルレアルが3.91%の上昇となりました。
 豪ドルは、主要輸出品である鉄鉱石の価格下落やRBA(豪州連邦準備銀行)金融政策
決定会合での利下げ観測の高まりなどから、対円で下落しました。
 ブラジルレアルは、ルセフ大統領やレビ財務相が引き続き財政再建への強い姿勢を示し
たことなどから、対円で上昇しました。
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Mitsubishi UFJ Asset Management
今週の注目ポイント
 日本:日銀短観や物価見通しなどをうけて、開催される日銀金融政策決定会合に注目
今週の7ー8日には、日銀の金融政策決定会合が開催されます。日銀は物価と金融
システムの安定を目的とし、その実現のために「需給ギャップ」や「期待インフレ率」などを
注視しています。需給ギャップとは、一国の経済全体の総需要と供給力の差のことで、
需要が供給に対して不足するほど、景気が悪化しデフレ傾向が強まります。また、期待イン
フレ率は、消費者や企業、市場関係者などが予想する将来の物価上昇率のことを言いま
す。1日に発表された2015年3月日銀短観の雇用人員判断では、企業の雇用に対する
不足感の高まりが明らかになり、需給ギャップが縮小傾向にある公算が大きくなりました。
そのため、需給ギャップの観点では物価上昇の圧力が働いていると思われます。その一方
で、消費税の影響を除く2月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年比横ばいにとど
まり、日銀が目標とする2%程度の達成には期待インフレ率の上昇が欠かせないと考えて
います。
消費者物価指数
(生鮮食品を除く・前年比)の推移
雇用人員判断(全産業)の推移
40.0
(ポイント)
4.0
20.0
3.0
0.0
2.0
-20.0
1.0
-40.0
(%)
0.0
大企業
-60.0
85/3
90/3
95/3
中堅企業
00/3
(出所)日銀短観のデータを基に三菱UFJ投信作成
05/3
中小企業
10/3
15/3
(年/月・四半期)
-1.0
12/2
13/2
(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成
(注)点線は消費税の影響を除いた場合の推移
14/2
15/2
(年/月・月次)
そのような状況下、2日には日銀短観で企業の物価見通しが、「生活意識に関するアン
ケート調査」で家計の物価見通しが発表されました。企業の物価見通し(前年比・平均値)
は1年後が1.4%、3年後が1.6%、5年後が1.6%となり、家計の物価見通し(現在の水準と
比較した変化率・平均値)は1年後が4.8%、5年後が4.0%となりました。前回調査時点
(2014年12月)より、原油価格の下落が進んだにも関わらず、期待インフレ率は底堅く
推移しているとみています。このように、今週の金融政策決定会合は日銀短観や物価の
見通しが発表された後でもあり、会合後の黒田総裁の発言も含めて注目が集まっていま
す。
当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断でな
さるようお願いいたします。当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。投資信託は
株式、公社債等値動きのある証券に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、金融機関の預金とは異なり元本が保証されているものではあ
りません。投資信託は、預金保険の対象とはなりません。金融商品取引業者以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありま
せん。本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。
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Mitsubishi UFJ Asset Management
企業の物価見通し
(全規模全産業)
家計の物価見通し
(%)
(%)
10.0
1.8
1年後の物価見通し
5年後の物価見通し
8.0
1.7
6.0
1.6
4.0
1.5
2.0
1.4
0.0
1.3
1年後
07/3
08/3
09/3
10/3
11/3
12/3
13/3
(出所)「生活意識に関するアンケート調査」のデータを基に三菱UFJ投信作成
(注)データは現在の水準と比較した変化率を使用。
14/3
15/3
(年/月・四半期)
14/3
14/6
3年後
14/9
5年後
14/12
(出所)日銀短観のデータを基に三菱UFJ投信作成
15/3
(年/月・四半期)
(注)データは物価全般の前年比に関しての1・3・5年後の見通しを使用。
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