保育科 ⑥教員の養成に係る教育の質の向上に係る取り組みに関すること;pdf

保育科
⑥教員の養成に係る教育の質の向上に係る取り組みに関すること
教育の質に関しては教員が研究することが重要になります。その中でも最も
大切なのは現場の保育者との勉強会や研修会への参加です。さまざまな専門分
野を研究していても保育者養成にかかわっているかぎり保育現場とのかかわり
は重要なのです。保育科は有用な保育者養成がその任務なのですから当然です。
教員相互で保育を語り基本的な共通理解をもつことも質の向上には欠かせませ
ん。
中でも附属幼稚園との連携も重要になります。入学して間もなく学生は観察
実習に出かけます。3日間の実習ですがそこでの子どもや保育者、保育実践と
の出会いは保育者志望への大きな支えとなります。保育科と附属幼稚園とは保
育理念が一致しており、全国でも珍しいほどの充実した連携がとれています。
大学で学んだ保育がそのまま附属幼稚園では実践されているのです。
また、日本保育学会や全国保育士養成セミナーをはじめとする各種学会や研
究会への参加も重要です。世の中の動きや研究の最前線に目を向けていなけれ
ば何が問題なのかが分からないからです。そのためにも保育科の教員が毎年数
人が学会など参加できる費用を確保しています。このように科をあげて教育の
質の向上に努めています。