平成28年度シラバス - 文化学園長野専門学校

平成28年度シラバス
文化学園長野専門学校
科目名
授業の種類
図画工作Ⅰ
授業担当者
宮澤義人
演習
学科
学年
単位
時間数
授業回数
履修時期
必修・選択
保育科
1
2
60
30
通年
選択
〔授業の目的・ねらい〕
図画工作の学習を通して創作の喜びを味あわうとともに、表現の楽しさを実感し、材料・技術を研究し基礎的知識
の向上を図る
〔授業全体の内容と概要〕
①「作る」・「描く」を実際に経験し、作ること、描くことの重要性を理解し、図画工作の基本的指導を身につける
②材料研究、技術の向上を図り、保育士として現場で生かせるような体験をする
③集団の中で話し合い、協力をテーマにグループ制作も取り入れていく
[受講上の注意事項]
・作品制作においては授業時間内に仕上げたい。そのための資料収集など事前準備が大切
・予定進度まで到達しない場合は、授業時間外での取り組みが必要
〔使用テキスト〕
〔評価基準〕
・参考文献随時紹介
・課題作品・レポートおよびその提出状況評価70% 、興味・関
心10%、受講態度20%
〔授業の日程と各回のテーマ・授業内容〕
項 目
回
授業内容
1
授業を始める前に
・オリエンテーション 指導目標、「描く・作る」こと、素材体験の重要性に
ついて・保育園で使えるアピールカードについて
2
コミュニケーションツール1
・「アピールカード」生年月日、血液型、出身地、長所は必携他は自由。
形(動植物、人気アニメなどに例えても可)<レタリングがよければすべてよし>
3
コミュニケーションツール2
幼児理解1
・「アピールカード」の制作 ・「発達段階による子どもの表現」①0歳から7
歳までの発達段階を子どもの絵を通して理解する
4
幼児理解2
・「発達段階による子どもの表現」②0歳から7歳までの発達段階を子ども
の絵を通して理解する
5
写生による表現1
・対象を観察、鉛筆によるスケッチ(手を描く)
6
写生による表現2
・対象を観察、水彩によるスケッチ(立体感、透明感を描く)
7
アンフォルメル入門
平面技法演習1
・「アンフォルメル入門」
平面技法演習①(こすり出し、貼り絵)
8
アンフォルメル入門
平面技法演習2
・「アンフォルメル入門」
平面技法演習②(デカルコマニー、バチック)
9
アンフォルメル入門
平面技法演習3
・「アンフォルメル入門」
平面技法演習③(スタンピング、ドリッピンング、マーブリング)
10
アンフォルメル入門
平面技法演習4
・「アンフォルメル入門」
平面技法演習④(スパッタリング、スクラッチ)
11
アンフォルメル入門
平面技法演習5
・「アンフォルメル入門」
平面技法演習⑤(手形足形、スポンジ画、手で破いた紙からの連想画、紙
染め)
12
アンフォルメル入門
平面技法演習6
平面技法研究成果制作①
「カンディンスキーへのオマージュ」
13
アンフォルメル入門
平面技法演習7
平面技法研究成果制作②
「カンディンスキーへのオマージュ」
14
共同制作1
・「四季のまど」①(1月から12月を分担し、四季折々の風情を貼り絵で表
現)
15
共同制作2
・「四季のまど」②(下描きから全体の調和ある画面作りに注意しながら制
作)
16
共同制作3
・「四季のまど」③(四季折々の風情を貼り絵で完成し、展示する)
17
石に描く1
・石の形を生かして、「祈りの造形」を考えながら下絵を描く
18
石に描く2
・石の形を生かして、「祈りの造形」をアクリル絵の具で完成する
19
遊びについて考える1
・「今も昔も遊び」のレポート作りと発表
20
遊びについて考える2
・「割り箸鉄砲」の作成図をもとに作って遊ぶ
21
外に出よう
・近くの小学校のプラタナスを描く
22
子どもに戻って1
・色、形思いのままに気持ちよく和紙に描く
23
子どもに戻って2
・たのしい連想をもとに紙版画で表現する
24
モットー栞づくり1
・栞形式で、座右の銘や抱負などを文字と絵で表現する
25
モットー栞づくり2
・できた作品を色紙台紙に貼り、リボンもつけて完成する
26
ぬり絵の功罪について考える1
・大人のぬり絵原画コピーを用いて、ぬり絵を実施
27
鑑賞
・命を預かる仕事に就く人が知っておきたい「不都合な真実」、「日本昔
話」
28
ぬり絵の功罪について考える2
・大人のぬり絵原画コピーを用いて、ぬり絵を完成
29
ぬり絵の功罪について考える3
・個人のぬり絵作品をPCに取り込み、自画像を貼りつけた作品に仕上げる
・ぬり絵の功罪についてレポートする
30
作品鑑賞と1年間のまとめ
・1年間に制作した作品を鑑賞し、まとめをする
・評価カードを記入する