開設講習名 植物の機能とかたち 講 師 柴田勝 講習会場 山口大学吉田;pdf

開設講習名
植物の機能とかたち
講習会場
山口大学吉田キャンパス
開 設 日
平成 27 年 8 月 27 日
受講者募集期間
平成 27 年 5 月 26 日∼平成 27 年 6 月 3 日
履修認定対象職種
教諭
受講料等総額
6,000 円
講
師
柴田勝
会場所在地
時間数
山口県山口市
6 時間
履修認定時期
主な受講対象者
受講予定人数
20 人
平成 27 年 9 月 30 日まで
小学校教諭,中学校・高等学校理科担当教諭
(うち受講料以外の経費)
【到達目標】
植物の機能やかたちの実験・観察を通じて、身近な植物の規則性や様々な環境への適応について理解し、生物の多様な生存戦略
について説明できることを目標とする。
1.生物の生命現象をミクロとマクロの視点から理解する。
2.植物の基礎代謝である光合成を通じて植物個体を科学の目を通じて理解する。
3.植物の形態がどのような規則によりできているかについて学ぶ。
【講習の概要】
植物の機能を生化学、生理学の立場から講義を行うと共に簡単な実験も行う。
植物の基本代謝の光合成について、より深く理解する。また、光合成に用いられる色素を調べることで植物の色の機能について考
察する。身近な植物を用いて光合成の基本的な事項から応用まで幅広く解説するために、小・中学校教諭で理科を学んだことがない
教諭であっても、十分に理解できる内容とする。
1.理科実験の意義と役割および新学習指導要領において期待されている内容について確認する。
2.生物の基礎代謝である光合成を特殊な蛍光測定装置を用いて可視化することで、生物の生理現象、生命現象がどのように組み上
げられているのかを理解するための講義・実験を行う。
3.植物の形はある決まった法則により成り立っている。この法則の一つに樹木の枝の太さや幹の太さに関する法則がある。実際に、
学内のツバキの観察・計測を行うことで、植物の形の理解となぜそのような形となるかについて考える。
4.植物が生きていくためにどのような機能を獲得し、適応したかについて学習し、山口県の機構に適応した植物がなぜこのような形
になったかを理解する。また、環境問題を含めた生物の適応についての内容も含める。
【評価の方法・評価基準】
評価の方法: 筆記試験
評価基準 : 合 格: 1.講義内容の基礎的な部分を理解し、説明できるか。
2.本講習で学んだ題材に関する理解を深めて、授業実践に活かせるようになったか。
実験方法・操作の意味を理解し、正しく安全に実験ができるか。
不合格: 上記以外
【テキスト・参考文献】
事前にテキスト(資料)を配布予定。
参考資料を配布する。
【受講者への伝達事項】
野外(学内)で樹木の計測を行います。また、実験室内では薬品を扱った生物実験も予定していますので、動きやすく、多少の汚れが
ついてもかまわない服装でお越しください。筆記用具、ノート、タオルを準備して下さい。