金沢市立小坂小学校 平成26年度 学力向上の取組 1 石川県基礎学力調査と全国学力・学習状況調査から明らかになった 4 教科における課題 教科 国語 課 題 ・段落相互の関係をつかんで文章を正しく読むこと ・段落相互の関係に注意して文章を構成して書くこと ・表記の決まりや言語の意味を理解し言葉への感覚や感性を鋭く豊かにし、それを適 切に用いること 社会 ・地図を実際に活用すること ・資料を読み取り複数の事実を関係づける、比較する、まとめて捉えること ・読み取った事柄から、自分の考えを構築すること 算数 ・数や図と、式と言葉をつなげて論理的に説明すること ・量感や学んだことを生活の場とつなげてイメージすること 理科 ・基本的な知識や理解したことを活用して考えること ・学習したことと身の回りの事象とを結びつけること 2 学力向上の取組 基礎的・基本的な知識・技能の習得を図るとともに、習得した知識・技能や学び方を活用する 力を育み学力向上につなげていく。昨年度より、その手立てを子どもにも分かりやすく覚えられ る合い言葉として表した。その合い言葉を、より子どもたちに浸透させ、教師と子どもが共に同 じ方向を目指して実践を進める。 (1) 合い言葉を用いた取組の概要 やればできる!こつこつチャレンジ 基礎的・基本的な知識・技能の習得に繰り返し取り組み、「やればできる!」の達成感と自 信を学ぶ意欲につなげる。 反復練習 •読み、書き、 計算、暗唱に、 繰り返し取り組 む(継続は力) 基礎の定着 自信の獲得 •やればできる、 やれば伸びると いう成功体験か ら、自信が生ま れる 学ぶ意欲の高ま り •もっと挑戦し たい、もっと学 びたいという、 自ら学ぶ意欲に つながる 伝えよう。なんで?なるほど!どうですか? 子ども同士のやりとりのある授業をめざす。(教師の授業づくり) • 「 ど うで か?」 す (2) 具体的な取組 <具体的な取組> ア <手だての合い言葉> 学習規律の定着 ・毎週水曜日「ちくちく鉛筆チェック」 (削った鉛筆5本、赤青鉛筆) イ 補充学習(ぐんぐんタイム)の実施 ・木・金のレインボータイムを利用 ・学力調査の結果等からの課題に基づい た内容 ウ 小坂っ子漢字、計算テストを年2回 実施、全員合格を図る エ 読書活動の啓発 ・年間一人 50・100 冊を目標 ・図書館利用年間計画による授業実践 ・全校一斉朝読書(水曜レインボータイム) ・毎月 23 日はノーゲームデーで 家庭読書の日 ・週末読書の課題 カ 10分×学年の家庭学習の定着 ・小坂小学校家庭学習リーフレットの 家庭への配布 伝えよう。なんで?なるほど!どうですか? ・「小坂学び方 5 か条」を設定・掲示 やればできる!こつこつチャレンジ (聞き方、話し方、授業ルール) ア 「書く」ことの指導の充実 ・ 「小坂ノートモデル」にのっとっ たノート作り ・全学級でどこがよいかを具体的 に示したモデルノートの掲示 ・作文用紙の書き方指導、条件作 文の取り組み(行事との関連づ け・ぐんぐんタイム等の利用) ・3年生以上にマイ辞書を持たせ いつでも利用できるよう指導す る イ 学びの履歴の掲示 ・考える足場となる既習や思考の 流れの分かる掲示 ウ ・毎月第2週「コツチャレ週間」 (3) <具体的な取組> 話し方トライアングルの掲示 ・話し方を示し、それにのっとっ た話し方の定着 *太字ゴシックは、特に重点的 に行う取組 授業力向上をめざす学校研究の取組 ア 全体研・低中高分科研・学年研による指導方法の探究 学び合う子どもの実現をめざして、授業研究により効果的な指導方法を探る イ 学習会「小坂学ぼう会」の開催
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