クルーズビジネス論

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クルーズビジネス論
担当教員名
田中祥司
授業概要
クルーズ産業は世界的に著しい成長を遂げており、今後、日本においてもその拡大が期待されている。
クルーズ産業が成長することで、クルーズ運行会社、クルーズを取り扱っている総代理店、旅行会社はも
ちろん、ハブ港やクルーズ寄港港も含めて経済波及効果が見込まれる。
本講義では、こうしたクルーズ産業を「クルーズビジネス」という視点から捉え、経営学(特にサービ
ス経営)の基礎を学びながら「クルーズビジネス」の産業特性を理解していく。
到達目標
・経営学の基礎を理解する。
・クルーズビジネスにおける歴史と現状を理解し、クルーズビジネスの特性を把握する。
・クルーズビジネスが抱える課題について理解し、今後の方向性について考える力を身につける。
授業方法(展開)
・講義と議論を併用する。
・クルーズに対する理解を深めることを目的に、DVD を適宜用いる。
準備学習(予習・復習)の内容と分量
予習
・クルーズに関する新聞記事からクルーズの現状と課題について理解する。
復習
・毎回の予習と授業で学んだことを関連付けてまとめる。
関連科目・知識・スキル
・地域振興とクルーズ、クルーズプランニング
成績評価
・受講態度
40%(出席、授業での発言等)
・最終レポート
60%
教科書 参考書籍
・授業中に適宜発表
履修上の注意事項
・必要に応じ、ゲストスピーカーの招聘や、学外での授業を実施することもある。
・授業では議論の場を多く取り入れるため、積極的な発言を期待する。
授業の柱(単元)と授業スケジュール
第1講
はじめに
第2講~第3講
経営学の全体像
第4講~第5講
サービス経営
第6講~第7講
クルーズの歴史と発展
第8講~第10講
クルーズ会社の経営戦略
第11講~第12講
消費者からみたクルーズ旅行
第13講~第14講
クルーズビジネス事例研究
第15講
まとめ
学生への一言
・クルーズビジネスを理解するためには経営学の知識が必要になります。その基礎となる経営学について
は、他業界の事例を紹介しながら皆さんと議論を行い、理解を深めたいと思います。