5501 クルーズビジネス論 担当教員名 田中祥司 授業概要 クルーズ産業は世界的に著しい成長を遂げており、今後、日本においてもその拡大が期待されている。 クルーズ産業が成長することで、クルーズ運行会社、クルーズを取り扱っている総代理店、旅行会社はも ちろん、ハブ港やクルーズ寄港港も含めて経済波及効果が見込まれる。 本講義では、こうしたクルーズ産業を「クルーズビジネス」という視点から捉え、経営学(特にサービ ス経営)の基礎を学びながら「クルーズビジネス」の産業特性を理解していく。 到達目標 ・経営学の基礎を理解する。 ・クルーズビジネスにおける歴史と現状を理解し、クルーズビジネスの特性を把握する。 ・クルーズビジネスが抱える課題について理解し、今後の方向性について考える力を身につける。 授業方法(展開) ・講義と議論を併用する。 ・クルーズに対する理解を深めることを目的に、DVD を適宜用いる。 準備学習(予習・復習)の内容と分量 予習 ・クルーズに関する新聞記事からクルーズの現状と課題について理解する。 復習 ・毎回の予習と授業で学んだことを関連付けてまとめる。 関連科目・知識・スキル ・地域振興とクルーズ、クルーズプランニング 成績評価 ・受講態度 40%(出席、授業での発言等) ・最終レポート 60% 教科書 参考書籍 ・授業中に適宜発表 履修上の注意事項 ・必要に応じ、ゲストスピーカーの招聘や、学外での授業を実施することもある。 ・授業では議論の場を多く取り入れるため、積極的な発言を期待する。 授業の柱(単元)と授業スケジュール 第1講 はじめに 第2講~第3講 経営学の全体像 第4講~第5講 サービス経営 第6講~第7講 クルーズの歴史と発展 第8講~第10講 クルーズ会社の経営戦略 第11講~第12講 消費者からみたクルーズ旅行 第13講~第14講 クルーズビジネス事例研究 第15講 まとめ 学生への一言 ・クルーズビジネスを理解するためには経営学の知識が必要になります。その基礎となる経営学について は、他業界の事例を紹介しながら皆さんと議論を行い、理解を深めたいと思います。
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