要求主旨を会社に説明

2015春季生活闘争
JR連合FAXニュース
2015年3月4日
No.30
日本鉄道労働組合連合会
JR四国労組 2015 春季生活闘争の交渉開始
要求主旨を会社に説明
JR四国労組は、2月24日、申第12号「平成 27 年 4 月 1 日以降の賃金引き上げにつ
いて」及び申第13号「労働時間の短縮及び制度改善について」の申し入れに伴う団体交渉
を開催し、組合要求の主旨を会社に説明した。
組合側は、JR四国を取り巻く環境は、高速道路料金割引施策の継続や無料化区間の延
伸、さらにはLCC路線の拡大などにより、依然として先行き不透明な状況にあるが、中
間決算では3期連続の黒字決算となった。これは、全組合員による「安全安定輸送」の継
続、増収活動及び経費節減施策並びに事業計画の共有の結果であり、消費増税や各種社会
保険料の引き上げ等により可処分所得の目減りが続き、生活が厳しい中、それぞれの職場
で日々懸命に取り組んでいる組合員の努力に報いるため、誠意ある回答を要請した。
それに対し会社は、「会社の体力、世間の動向、組合の要求主旨等を勘案し、鋭意検討し
たい」とする見解が示された。
JR四国労組は、交渉終了後、業務対策委員会を開催し、賃金引上げ及び労働時間の短縮
及び制度改善等について、引き続き粘り強く交渉を継続していくことを確認した。