インドネシア:石炭輸出の信用状(L/C)決済、20 社が適用延期申請 4 月 8 日付けの地元報道によると、石炭や鉱業分野の 20 社以上が、産品の輸出に L/C 決 済を義務付ける規定の適用延期を申請していたことが明らかになった。 エネルギー・鉱物省(MEMR)鉱物石炭総局によると、うち 10 社以上が石炭会社であり、 MEMR による精査後、貿易省が延期許可を発行する。 政府は貿易相令『2015 年第 4 号』で、石炭、鉱物、石油・天然ガス、パーム油の4品目 の輸出について、4 月 1 日から L/C 決済を導入するとしていたが、L/C 取得が間に合わな かった事業者には、施行に猶予期間を設ける方針を示していた。 貿易相令では、輸出申告書(PEB)に記載する価格が、輸出産品の国際価格の最低水準を下 回らないことも規定している。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すもの ではありません。正確な 情報をお届けする よう最大限の 努力 を 行ってはおりますが、本 レポートの内容に 誤りのあ る可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機 構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
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