次 水 防 法 等の 一 部 を改 正 す る法 律 案 参 照条 文 目 ○水 防 法 ( 昭和 二 十 四年 法 律 第百 九 十 三号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ○ 下水 道 法 (昭 和 三 十三 年 法 律第 七 十 九 号) ( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ○ 日本 下 水 道事 業 団 法 (昭 和 四 十七 年 法 律第 四 十 一号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 地方 自 治 法 (昭 和 二 十二 年 法 律第 六 十 七号 ) ( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 電 波法 ( 昭 和二 十 五 年法 律 第 百 三十 一 号 )( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 補 助金 等 に 係 る予 算 の 執行 の 適 正化 に 関 する 法 律 (昭 和 三 十 年法 律 第 百七 十 九 号) ( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 災 害 対策 基 本 法( 昭 和 三十 六 年 法律 第 二 百 二十 三 号 )( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ じん ○ 激 甚 災害 に 対 処す る た め の特 別 の 財政 援 助 等に 関 す る法 律 ( 昭和 三 十 七 年法 律 第 百五 十 号 )( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 河 川 法( 昭 和 三 十九 年 法 律第 百 六 十七 号 ) (抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○旧 市 町 村の 合 併 の特 例 に 関す る 法 律 (昭 和 四 十年 法 律 第六 号 ) (抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○熱 供 給 事業 法 ( 昭 和四 十 七 年法 律 第 八十 八 号 )( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○電 気 通 信 事業 法 ( 昭和 五 十 九年 法 律 第八 十 六 号 )( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 水道 原 水 水質 保 全 事業 の 実 施 の促 進 に 関す る 法 律( 平 成 六年 法 律 第八 号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 特定 都 市 河川 浸 水 被 害対 策 法 (平 成 十 五年 法 律 第七 十 七 号 )( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 市 町村 の 合 併の 特 例 に関 す る 法律 ( 平 成 十六 年 法 律第 五 十 九号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 武 力攻 撃 事 態等 に お け る国 民 の 保護 の た めの 措 置 に関 す る 法律 ( 平 成 十六 年 法 律第 百 十 二号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 平 成二 十 三 年 三月 十 一 日に 発 生 した 東 北 地方 太 平 洋 沖地 震 に 伴う 原 子 力発 電 所 の事 故 に よ り放 出 さ れた 放 射 性物 質 に よる 環 境 の汚 染 へ の 対処 に 関 す る特 別 措 置法 ( 平 成二 十 三 年 法律 第 百 十号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 都 市 の低 炭 素 化の 促 進 に 関す る 法 律( 平 成 二十 四 年 法律 第 八 十 四号 ) ( 抄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 行 政 不 服審 査 法 (平 成 二 十六 年 法 律第 六 十 八 号) ( 抄 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 41 40 40 39 39 38 37 37 35 35 29 28 23 44 43 42 ○ 水 防 法( 昭 和 二十 四 年 法律 第 百 九 十三 号 ) (抄 ) (目的) 第 一 条 この 法 律 は、 洪 水 、津 波 又 は高 潮 に 際 し、 水 災 を警 戒 し 、防 御 し 、及 び こ れ によ る 被 害を 軽 減 し、 も つ て公 共 の 安 全を 保 持 する こ と を目 的と す る 。 ( 定義 ) 第 二条 こ の法 律 に お いて 「 水 防管 理 団 体」 と は 、次 条 の 規定 に よ り 水防 の 責 任を 有 す る市 町 村 (特 別 区 を 含む 。 以 下同 じ 。 )又 は 水 防に 関 す る 事 務を 共 同 に 処理 す る 市町 村 の 組合 ( 以 下「 水 防 事 務組 合 」 とい う 。 )若 し く は水 害 予 防 組合 を い う。 2 この 法 律 にお い て 「水 防 管 理 者」 と は 、水 防 管 理団 体 で ある 市 町 村 の長 又 は 水防 事 務 組合 の 管 理者 若 し くは 長 若 し くは 水 害 予防 組 合 の管 理 者 を い う。 3 こ の法 律 に おい て 「 消防 機 関 」と は 、 消 防組 織 法 (昭 和 二 十二 年 法 律第 二 百 二 十六 号 ) 第九 条 に 規定 す る 消防 の 機 関を い う 。 4 ( 略) こう 5 こ の法 律 に お いて 「 水 防計 画 」 とは 、 水 防上 必 要 な 監視 、 警 戒、 通 信 、連 絡 、 輸送 及 び ダ ム又 は 水 門若 し く は閘 門 の 操作 、 水 防 のた め の 水防 団、 消 防 機関 及 び 水防 協 力 団体 ( 第 三 十六 条 第 一項 の 規 定に よ り 指定 さ れ た 水防 協 力 団体 を い う。 以 下 第四 章 ま でに お い て 同じ 。 ) の活 動 、 一 の水 防 管 理団 体 と 他 の水 防 管 理団 体 と の間 に お ける 協 力 及び 応 援 、 水防 の た めの 活 動 に必 要 な 河川 管 理 者 (河 川 法 (昭 和 三 十九 年 法 律第 百 六 十 七号 ) 第 七 条( 同 法 第百 条 第 一項 に お いて 準 用 す る場 合 を 含む 。 ) に規 定 す る河 川 管 理 者を い う 。第 七 条 第三 項 に おい て 同 じ。 ) 及 び 同法 第 九 条 第二 項 又 は第 五 項 の規 定 に よ り都 道 府 県知 事 又 は地 方 自 治法 ( 昭 和二 十 二 年 法律 第 六 十七 号 ) 第二 百 五 十二 条 の 十 九第 一 項 の指 定 都 市の 長 が 河 川法 第 九 条第 二 項 に 規定 す る 指定 区 間 内の 一 級 河川 ( 同 法 第四 条 第 一項 に 規 定す る 一 級河 川 を い う。 以 下 同じ 。 ) の管 理 の 一部 を 行 う 場合 に お け る当 該 都 道府 県 知 事又 は 当 該指 定 都 市 の長 の 協 力並 び に 水防 に 必 要な 器 具 、 資材 及 び 設備 の 整 備及 び 運 用に 関 す る計 画 を い う。 この 法 律 にお い て 「 量水 標 等 」と は 、 量水 標 、 験潮 儀 そ の他 の 水 位 観測 施 設 をい う 。 (略 ) 6 7 ( 市 町 村の 水 防 責任 ) 第 三 条 市町 村 は 、そ の 区 域に お け る水 防 を 十 分に 果 す べき 責 任 を有 す る 。た だ し 、 水防 事 務 組合 が 水 防を 行 う 区域 及 び 水害 予 防 組 合の 区 域 につ いて は 、 この 限 り でな い 。 ( 水防 事 務 組合 の 設 立) 第 三条 の 二 地 形 の 状況 に よ り 、市 町 村 が単 独 で 前条 の 責 任を 果 た す こと が 著 しく 困 難 又は 不 適 当で あ る と 認め ら れ る場 合 に おい て は 、関 係 市 町 村 は、 洪 水 、 津波 又 は 高潮 に よ る被 害 の 共通 性 を 勘 案し て 、 共同 し て 水防 を 行 う区 域 を 定 め、 水 防 事務 組 合 を設 け な けれ ば な らな い 。 -1 - ( 都 道 府県 の 水 防計 画 ) 第 七 条 都 道 府 県 知事 は 、 水防 事 務 の調 整 及 びそ の 円 滑な 実 施 の ため 、 当 該都 道 府 県の 水 防 計画 を 定 め 、及 び 毎 年当 該 都 道府 県 の 水防 計 画 に 検討 を 加 え 、 必要 が あ ると 認 め ると き は 、こ れ を 変 更し な け れば な ら ない 。 2 都 道 府県 の 水 防計 画 は 、 津波 の 発 生時 に お ける 水 防 活動 そ の 他 の危 険 を 伴う 水 防 活動 に 従 事す る 者 の安 全 の 確 保が 図 ら れる よ う に配 慮 さ れた もの で な け れば な ら ない 。 3 都 道 府 県知 事 は 、当 該 都 道府 県 の 水 防計 画 に 河川 管 理 者( 河 川 法第 九 条 第 二項 又 は 第五 項 の 規定 に よ り都 道 府 県知 事 又 は 地方 自 治 法第 二 百 五 十 二条 の 十 九第 一 項 の 指定 都 市 の長 が 河 川法 第 九 条第 二 項 に規 定 す る 指定 区 間 内の 一 級 河川 の 管 理の 一 部 を 行う 場 合 にあ つ て は、 当 該 都道 府 県 知 事又 は 当 該 指定 都 市 の長 。 以 下こ の 項 にお い て 同 じ。 ) に よる 河 川 に関 す る 情報 の 提 供 、水 防 訓 練へ の 河 川管 理 者 の参 加 そ の 他の 水 防 管理 団 体 が 行う 水 防 のた め の 活動 に 河 川 管理 者 の 協力 が 必 要な 事 項 を記 載 し よ うと す る とき は 、 当該 事 項 につ い て 、あ ら か じ め、 河 川 管理 者 に 協議 し 、 そ の 同意 を 得 な けれ ば な らな い 。 4 都 道府 県 知 事は 、 第 一項 の 規 定に よ り 当 該都 道 府 県の 水 防 計画 を 定 め、 又 は 変 更し よ う とす る と きは 、 あ らか じ め 、都 道 府 県 水防 協 議 会( 次 条 第 一 項に 規 定 する 都 道 府 県水 防 協 議会 を い い、 こ れ を設 置 し ない 都 道 府 県に あ つ ては 、 災 害対 策 基 本法 ( 昭 和 三十 六 年 法律 第 二 百二 十 三 号) 第 十 四 条第 一 項 に 規定 す る 都道 府 県 防災 会 議 とす る 。 ) に諮 ら な けれ ば な らな い 。 5 二 以 上の 都 府 県に 関 係 する 水 防 事 務に つ い ては 、 関 係都 府 県 知事 は 、 あ らか じ め 協定 し て 当該 都 府 県の 水 防 計画 を 定 め 、国 土 交 通大 臣 及 び消 防庁 長 官 に報 告 し な けれ ば な らな い 。 報告 し た 水防 計 画 の変 更 に つ いて も 、 同様 と す る。 6 都 道 府 県知 事 は 、第 一 項 又は 前 項 の規 定 に よ り当 該 都 道府 県 の 水防 計 画 を定 め 、 又 は変 更 し たと き は 、そ の 要 旨を 公 表 する よ う 努 める も の と す る。 ( 国 の機 関 が 行う 洪 水 予報 等 ) 第 十 条 気 象 庁長 官 は 、 気象 等 の 状況 に よ り洪 水 、 津波 又 は 高潮 の お そ れが あ る と認 め ら れる と き は、 そ の 状 況を 国 土 交通 大 臣 及び 関 係 都道 府 県 知 事 に通 知 す る とと も に 、必 要 に 応じ 放 送 機関 、 新 聞 社、 通 信 社そ の 他 の報 道 機 関( 以 下 「 報道 機 関 」と い う 。) の 協 力を 求 め て、 こ れ を 一般 に 周 知 させ な け れば な ら ない 。 2 国 土交 通 大 臣は 、 二 以 上の 都 府 県の 区 域 にわ た る 河川 そ の 他 の流 域 面 積が 大 き い河 川 で 洪水 に よ り 国民 経 済 上重 大 な 損害 を 生 ずる お そ れ があ る も の と して 指 定 した 河 川 につ い て 、気 象 庁 長 官と 共 同 して 、 洪 水の お そ れが あ る と 認め ら れ ると き は 水位 又 は 流量 を 、 はん 濫 し た 後に お い て は水 位 若 しく は 流 量又 は は ん 濫に よ り 浸水 す る 区域 及 び その 水 深 を示 し て 当 該河 川 の 状況 を 関 係都 道 府 県知 事 に 通 知す る と とも に 、 必要 に 応 じ 報道 機 関 の協 力 を 求 めて 、 こ れを 一 般 に周 知 さ せな け れ ば なら な い 。 (略) 3 ( 都道 府 県 知 事が 行 う 洪水 予 報 ) 第 十 一条 都 道府 県 知 事は 、 前 条 第二 項 の 規定 に よ り国 土 交 通大 臣 が 指定 し た 河 川以 外 の 流域 面 積 が大 き い 河川 で 洪 水 によ り 相 当な 損 害 を生 ず る -2 - 2 お そ れ があ る も のと し て 指定 し た 河 川に つ い て、 洪 水 のお そ れ があ る と 認 めら れ る とき は 、 気象 庁 長 官と 共 同 して 、 そ の 状況 を 水 位又 は 流 量を 示 し て 直ち に 都 道 府県 の 水 防計 画 で 定め る 水 防管 理 者 及び 量 水 標 管理 者 に 通知 す る とと も に 、必 要 に 応 じ報 道 機 関の 協 力 を求 め て 、こ れ を 一 般 に 周 知 さ せな け れ ばな ら な い。 (略) ( 国土 交 通 大臣 又 は 都道 府 県 知事 が 行 う 水位 情 報 の通 知 及 び周 知 ) 第 十三 条 国土 交 通 大 臣は 、 第 十条 第 二 項の 規 定 によ り 指 定し た 河 川 以外 の 河 川の う ち 、河 川 法 第九 条 第 二 項に 規 定 する 指 定 区間 外 の 一級 河 川 で 洪 水に よ り 国 民経 済 上 重大 な 損 害を 生 ず るお そ れ が ある も の とし て 指 定し た 河 川に つ い て 、特 別 警 戒水 位 ( 警戒 水 位 を超 え る 水 位で あ つ て洪 水 に よ る災 害 の 発生 を 特 に警 戒 す べ き水 位 を いう 。 次 項に お い て同 じ 。 ) を定 め 、 当該 河 川 の水 位 が これ に 達 した と き は 、そ の 旨 を当 該 河 川の 水 位 又 は流 量 を 示 して 関 係 都道 府 県 知事 に 通 知す る と とも に 、 必 要に 応 じ 報道 機 関 の協 力 を 求め て 、 こ れを 一 般 に周 知 さ せな け れ ばな ら な い 。 2 都 道府 県 知 事は 、 第 十条 第 二 項又 は 第 十 一条 第 一 項の 規 定 によ り 国 土交 通 大 臣 又は 自 ら が指 定 し た河 川 以 外の 河 川 のう ち 、 河 川法 第 九 条第 二 項 に 規 定す る 指 定区 間 内 の 一級 河 川 又は 同 法 第五 条 第 一項 に 規 定す る 二 級 河川 で 洪 水に よ り 相当 な 損 害を 生 ず る おそ れ が ある も の とし て 指 定し た 河 川 につ い て 、 特別 警 戒 水位 を 定 め、 当 該 河川 の 水 位 がこ れ に 達し た と きは 、 そ の旨 を 当 該 河川 の 水 位又 は 流 量を 示 し て直 ち に 都 道府 県 の 水 防計 画 で 定め る 水 防管 理 者 及び 量 水 標 管理 者 に 通知 す る とと も に 、必 要 に 応 じ報 道 機 関の 協 力 を求 め て 、こ れ を 一般 に 周 知 させ な け れば な ら な い。 (略) 3 ( 関係 市 町 村長 へ の 通 知) 第 十 三条 の 二 第 十 条 第二 項 若 しく は 前 条 第一 項 の 規定 に よ り通 知 を した 国 土 交 通大 臣 又 は第 十 一 条第 一 項 若し く は 前条 第 二 項 の規 定 に より 通 知 を し た都 道 府 県知 事 は 、 災害 対 策 基本 法 第 六十 条 第 一項 の 規 定に よ る 避 難の た め の立 退 き の勧 告 若 しく は 指 示 又は 同 条 第三 項 の 規定 に よ る屋 内 で の 待避 等 の 安 全確 保 措 置の 指 示 の判 断 に 資す る た め 、関 係 市 町村 の 長 にそ の 通 知に 係 る 事 項を 通 知 しな け れ ばな ら な い。 ( 浸 水 想定 区 域 ) 第 十 四 条 国 土 交 通大 臣 は 、第 十 条 第二 項 又 は 第十 三 条 第一 項 の 規定 に よ り指 定 し た 河川 に つ いて 、 都 道府 県 知 事は 、 第 十一 条 第 一 項又 は 第 十三 条第 二 項 の規 定 に より 指 定 し た河 川 に つい て 、 洪水 時 の 円滑 か つ 迅速 な 避 難 を確 保 し 、又 は 浸 水を 防 止 する こ と に より 、 水 災に よ る 被害 の 軽 減 を図 る た め、 国 土 交 通省 令 で 定め る と ころ に よ り、 当 該 河 川の 洪 水 防御 に 関 する 計 画 の基 本 と な る降 雨 に より 当 該 河川 が 氾 濫し た 場 合に 浸 水 が 想 定さ れ る 区域 を 浸 水想 定 区 域と し て 指 定す る も のと す る 。 前 項 の 規定 に よ る指 定 は 、 指定 の 区 域及 び 浸 水し た 場 合に 想 定 さ れる 水 深 を明 ら か にし て す るも の と す る。 国 土 交 通 大臣 又 は 都道 府 県 知事 は 、 第一 項 の 規 定に よ る 指定 を し たと き は 、国 土 交 通 省令 で 定 める と こ ろに よ り 、指 定 の 区域 及 び 浸 水し た 場 合 に 想定 さ れ る水 深 を 公表 す る と とも に 、 関係 市 町 村の 長 に 通知 し な けれ ば な ら ない 。 2 3 -3 - 4 ( 略) ( 浸 水 想 定区 域 に おけ る 円 滑か つ 迅 速な 避 難 の 確保 及 び 浸水 の 防 止の た め の措 置 ) 第十 五 条 市 町 村 防災 会 議 ( 災害 対 策 基本 法 第 十六 条 第 一項 に 規 定 する 市 町 村防 災 会 議を い い 、こ れ を 設置 し な い 市町 村 に あつ て は 、当 該 市 町村 の長 と す る 。次 項 に おい て 同 じ。 ) は 、前 条 第 一項 の 規 定 によ り 浸 水想 定 区 域の 指 定 があ つ た と きは 、 市 町村 地 域 防災 計 画 (同 法 第 四 十二 条 第 一 項に 規 定 する 市 町 村地 域 防 災計 画 を い う。 以 下 同じ 。 ) にお い て 、少 な く と も当 該 浸 水想 定 区 域ご と に 、次 に 掲 げる 事 項 に つい て 定 める も の と する 。 た だし 、 第 三 号ハ に 掲 げる 施 設 につ い て 同号 に 掲 げる 事 項 を 定め る の は、 当 該 施設 の 所 有者 又 は 管 理者 か ら の申 出 が あつ た 場 合に 限 る 。 一 洪 水 予 報 等( 第 十 条第 一 項 若し く は 第二 項 若 し くは 第 十 一条 第 一 項の 規 定 によ り 気 象 庁長 官 、 国土 交 通 大臣 及 び 気象 庁 長 官 若し く は 都道 府 県 知 事及 び 気 象庁 長 官 が行 う 予 報 又は 第 十 三条 第 一 項若 し く は第 二 項 の 規定 に よ り国 土 交 通大 臣 若 しく は 都 道府 県 知 事 が通 知 し 若し く は 周知 す る 情報 を い う 。以 下 同 じ。 ) の 伝達 方 法 二 避 難場 所 そ の他 洪 水 時の 円 滑 かつ 迅 速 な 避難 の 確 保を 図 る ため に 必 要な 事 項 三 浸 水想 定 区 域内 に 次 に 掲げ る 施 設が あ る 場合 に あ つて は 、 これ ら の 施 設の 名 称 及び 所 在 地 イ 地 下街 等 ( 地 下街 そ の 他地 下 に 設け ら れ た不 特 定 か つ多 数 の 者が 利 用 する 施 設 をい う 。 次 条に お い て同 じ 。 )で そ の 利用 者 の 洪 水時 の 円 滑か つ 迅 速な 避 難 の確 保 及 び洪 水 時 の 浸水 の 防 止を 図 る 必要 が あ ると 認 め ら れる も の ロ 要 配 慮者 利 用 施 設( 主 と して 高 齢 者、 障 害 者、 乳 幼 児そ の 他 の 特に 防 災 上の 配 慮 を要 す る 者が 利 用 す る施 設 を いう 。 第 十五 条 の 三に お い て同 じ 。 ) でそ の 利 用者 の 洪 水時 の 円 滑か つ 迅 速 な避 難 の 確保 を 図 る必 要 が ある と 認 め られ る も の ハ 大 規 模 な工 場 そ の他 の 施 設 (イ 又 は ロに 掲 げ るも の を 除く 。 ) であ つ て 国 土交 通 省 令で 定 め る基 準 を 参酌 し て 市 町村 の 条 例で 定 め る用 途 及 び規 模 に 該当 す る も の( 第 十 五条 の 四 にお い て 「大 規 模 工 場等 」 と いう 。 ) でそ の 洪 水時 の 浸 水 の防 止 を 図る 必 要 があ る と 認め ら れ る も の 2 市町 村 防 災会 議 は 、 前項 の 規 定に よ り 市町 村 地 域防 災 計 画に お い て 同項 第 三 号に 掲 げ る事 項 を 定め る と き は、 当 該 市町 村 地 域防 災 計 画に お い て 、 次の 各 号 に 掲げ る 施 設の 区 分 に応 じ 、 当該 各 号 に 定め る 者 への 洪 水 予報 等 の 伝達 方 法 を 定め る も のと す る 。 一 前 項第 三 号 イに 掲 げ る施 設 当 該施 設 の 所有 者 又 は管 理 者 及び 次 条 第七 項 に 規 定す る 自 衛水 防 組 織の 構 成 員 二 前 項第 三 号 ロに 掲 げ る 施設 当 該施 設 の 所有 者 又 は管 理 者 ( 第十 五 条 の三 第 一 項の 規 定 によ り 自 衛 水防 組 織 が置 か れ たと き は 、当 該 施 設 の 所 有 者 又 は管 理 者 及び 当 該 自衛 水 防 組織 の 構 成 員) 三 前 項 第三 号 ハ に掲 げ る 施 設 当 該 施設 の 所 有者 又 は 管理 者 ( 第十 五 条 の 四第 一 項 の規 定 に より 自 衛 水防 組 織 が 置か れ た とき は 、 当該 施 設 の 所有 者 又 は管 理 者 及 び当 該 自 衛水 防 組 織の 構 成 員) 3 浸 水 想 定区 域 を その 区 域 に含 む 市 町 村の 長 は 、国 土 交 通省 令 で 定め る と ころ に よ り 、市 町 村 地域 防 災 計画 に お いて 定 め ら れた 第 一 項各 号 に 掲 げ る事 項 を 住民 に 周 知さ せ る た め、 こ れ らの 事 項 (次 の 各 号に 掲 げ る 区域 を そ の区 域 に 含む 市 町 村に あ つ て は、 そ れ ぞれ 当 該 各号 に 定 める 事 項 を 含む 。 ) を 記載 し た 印刷 物 の 配布 そ の 他の 必 要 な 措置 を 講 じな け れ ばな ら な い。 一 土砂 災 害 警戒 区 域 等に お け る 土砂 災 害 防止 対 策 の推 進 に 関す る 法 律( 平 成 十 二年 法 律 第五 十 七 号) 第 六 条第 一 項 第 七条 第 一 項の 土 砂 災害 警 -4 - 二 戒 区 域 同 法 第 七条 第 三 項第 八 条 第 三項 に 規 定す る 事 項 津 波防 災 地 域 づく り に 関す る 法 律第 五 十 三条 第 一 項の 津 波 災 害警 戒 区 域 同 法 第五 十 五 条に 規 定 す る事 項 (地 下 街 等の 利 用 者の 避 難 の 確保 及 び 浸水 の 防 止の た め の措 置 に 関 する 計 画 の作 成 等 ) 第十 五 条 の 二 前 条 第一 項 の 規定 に よ り市 町 村 地域 防 災 計 画に そ の 名称 及 び 所在 地 を 定め ら れ た 地下 街 等 の所 有 者 又は 管 理 者は 、 単 独 で又 は 共 同 し て、 国 土 交通 省 令 で定 め る とこ ろ に よ り、 当 該 地下 街 等 の利 用 者 の洪 水 時 の 円滑 か つ 迅速 な 避 難の 確 保 及び 洪 水 時の 浸 水 の 防止 を 図 るた め に 必 要な 訓 練 その 他 の 措 置に 関 す る計 画 を 作成 し な けれ ば な らな い 。 2 前 項 の 地 下街 等 の 所有 者 又 は管 理 者 は、 同 項 に 規定 す る 計画 を 作 成し た と きは 、 遅 滞 なく 、 こ れを 市 町 村長 に 報 告す る と と もに 、 公 表し な け れ ば なら な い 。当 該 計 画を 変 更 し たと き も 、同 様 と する 。 3 市町 村 長 は 、第 一 項 の地 下 街 等の 利 用 者の 洪 水 時の 円 滑 か つ迅 速 な 避難 の 確 保及 び 洪 水時 の 浸 水 の防 止 を 図る た め 必要 が あ ると 認 め る とき は 、 前 条 第 一項 の 規 定に よ り 市町 村 地 域防 災 計 画 にそ の 名 称及 び 所 在地 を 定 めら れ た 連 続す る 二 以上 の 地 下街 等 の 所有 者 又 は管 理 者 に 対し 、 第 一項 に 規 定 する 計 画 を共 同 し て 作成 す る よう 勧 告 をす る こ とが で き る。 4 市 町村 長 は 、 第一 項 の 地下 街 等 の所 有 者 又は 管 理 者 が同 項 に 規定 す る 計画 を 作 成し て い な い場 合 に おい て 、 当該 地 下 街等 の 利 用 者の 洪 水 時の 円滑 か つ 迅速 な 避 難の 確 保 及び 洪 水 時 の浸 水 の 防止 を 図 るた め 必 要が あ る と 認め る と きは 、 当 該地 下 街 等の 所 有 者又 は 管 理 者に 対 し 、必 要 な 指 示を す る こと が で き る。 5 (略) 6 第 一 項 の地 下 街 等の 所 有 者 又は 管 理 者は 、 同 項に 規 定 する 計 画 で定 め る と ころ に よ り、 同 項 の地 下 街 等の 利 用 者 の洪 水 時 の円 滑 か つ迅 速 な 避 難 の確 保 及 び洪 水 時 の 浸水 の 防 止の た め の訓 練 を 行わ な け れ ばな ら な い。 7 第一 項 の 地下 街 等 の所 有 者 又は 管 理 者 は、 国 土 交通 省 令 で定 め る とこ ろ に よ り、 同 項 の地 下 街 等の 利 用 者の 洪 水 時の 円 滑 か つ迅 速 な 避難 の 確 保 及 び洪 水 時 の浸 水 の 防 止を 行 う 自衛 水 防 組織 を 置 かな け れ ばな ら な い 。 (略 ) 8 ( 要 配 慮者 利 用 施設 の 利 用 者の 避 難 の確 保 の ため の 措 置に 関 す る 計画 の 作 成等 ) 第 十 五 条 の三 第 十五 条 第 一項 の 規 定に よ り 市 町村 地 域 防災 計 画 にそ の 名 称及 び 所 在 地を 定 め られ た 要 配慮 者 利 用施 設 の 所有 者 又 は 管理 者 は 、国 土交 通 省 令で 定 め ると こ ろ に より 、 当 該要 配 慮 者利 用 施 設の 利 用 者の 洪 水 時 の円 滑 か つ迅 速 な 避難 の 確 保を 図 る た めに 必 要 な訓 練 そ の他 の 措 置 に関 す る 計画 を 作 成 する と と もに 、 当 該計 画 で 定め る と こ ろに よ り 当該 要 配 慮者 利 用 施設 の 利 用 者の 洪 水 時の 円 滑 かつ 迅 速 な避 難 の 確保 の た め の 訓練 を 実 施す る ほ か、 当 該 要配 慮 者 利 用施 設 の 利用 者 の 洪水 時 の 円滑 か つ 迅速 な 避 難 の確 保 を 行う 自 衛 水防 組 織 を置 く よ う 努め な け れば な ら な い。 前 項 の 要 配慮 者 利 用施 設 の 所有 者 又 は管 理 者 は 、同 項 の 規定 に よ る計 画 を 作成 し 、 又 は自 衛 水 防組 織 を 置い た と きは 、 遅 滞な く 、 当 該計 画 又 は 当 該自 衛 水 防組 織 の 構成 員 そ の 他の 国 土 交通 省 令 で定 め る 事項 を 市 町村 長 に 報 告し な け れば な ら ない 。 当 該計 画 又 は 当該 事 項 を変 更 し たと き 2 -5 - も 、 同 様と す る 。 ( 大 規 模 工場 等 に おけ る 浸 水の 防 止 のた め の 措 置に 関 す る計 画 の 作成 等 ) 第十 五 条 の四 第 十五 条 第 一 項の 規 定 によ り 市 町村 地 域 防災 計 画 に その 名 称 及び 所 在 地を 定 め られ た 大 規模 工 場 等 の所 有 者 又は 管 理 者は 、 国 土交 通省 令 で 定 める と こ ろに よ り 、当 該 大 規模 工 場 等の 洪 水 時 の浸 水 の 防止 を 図 るた め に 必要 な 訓 練 その 他 の 措置 に 関 する 計 画 を作 成 す る とと も に 、 当 該計 画 で 定め る と ころ に よ り当 該 大 規 模工 場 等 の洪 水 時 の浸 水 の 防止 の た め の訓 練 を 実施 す る ほか 、 当 該大 規 模 工場 等 の 洪 水時 の 浸 水の 防 止 を 行う 自 衛 水防 組 織 を 置く よ う 努め な け れば な ら ない 。 (略) 2 ( 市 町村 防 災 会 議の 協 議 会が 設 置 され て い る場 合 の 準用 ) 第 十 五 条の 五 第十 五 条 から 前 条 まで の 規 定 は、 災 害 対策 基 本 法第 十 七 条第 一 項 の 規定 に よ り水 災 に よる 被 害 の軽 減 を 図る た め 市 町村 防 災 会議 の 協 議 会 が設 置 さ れて い る 場 合に つ い て準 用 す る。 こ の 場合 に お いて 、 第 十 五条 第 一 項中 「 市 町村 防 災 会議 ( 災 害 対策 基 本 法第 十 六 条第 一 項 に規 定 す る 市町 村 防 災 会議 を い い、 こ れ を設 置 し ない 市 町 村 にあ つ て は、 当 該 市町 村 の 長と す る 」 とあ る の は「 市 町 村防 災 会 議の 協 議 会 (災 害 対 策 基本 法 第 十七 条 第 一項 に 規 定す る 市 町 村防 災 会 議の 協 議 会を い う 」と 、 「 市 町村 地 域 防災 計 画 (同 法 第 四十 二 条 第一 項 に 規 定す る 市 町村 地 域 防 災計 画 を いう 」 と あ るの は 「 市町 村 相 互間 地 域 防災 計 画 (同 法 第 四 十四 条 第 一項 に 規 定す る 市 町村 相 互 間 地域 防 災 計画 を い う」 と 、 同条 第 二 項 中「 市 町 村 防災 会 議 」と あ る のは 「 市 町村 防 災 会 議の 協 議 会」 と 、 同項 、 同 条第 三 項 、 第十 五 条 の二 第 一 項及 び 第 三項 、 第 十五 条 の 三 第一 項 並 び に前 条 第 一項 中 「 市町 村 地 域 防災 計 画 」と あ る のは 「 市 町村 相 互 間地 域 防 災 計画 」 と 読み 替 え るも の と する 。 ( 公 用負 担 ) 第 二 十八 条 水防 の た め 緊急 の 必 要が あ る とき は 、 水防 管 理 者、 水 防 団 長又 は 消 防機 関 の 長は 、 水 防の 現 場 に おい て 、 必要 な 土 地を 一 時 使用 し 、 土 石 、竹 木 そ の 他の 資 材 を使 用 し 、若 し く は収 用 し 、 車両 そ の 他の 運 搬 用機 器 を 使用 し 、 又 は工 作 物 その 他 の 障害 物 を 処分 す る こと が で き る。 ( 略) 2 ( 立 退 き の指 示 ) 第二 十 九 条 洪 水 、津 波 又 は 高潮 に よ つて 氾 濫 によ る 著 しい 危 険 が切 迫 し て いる と 認 めら れ る とき は 、 都道 府 県 知 事、 そ の 命を 受 け た都 道 府 県の 職員 又 は 水防 管 理 者 は、 必 要 と認 め る 区域 の 居 住者 、 滞 在 者そ の 他 の者 に 対 し、 避 難 のた め 立 ち 退く べ き こと を 指 示す る こ とが で き る。 水 防 管 理 者が 指 示 をす る 場 合に お い ては 、 当 該 区域 を 管 轄す る 警 察署 長 に その 旨 を 通知 し な け れば な ら ない 。 ( 特定 緊 急 水 防活 動 ) 第 三 十二 条 国土 交 通 大臣 は 、 洪 水、 津 波 又は 高 潮 によ る 著 しく 激 甚 な災 害 が 発 生し た 場 合に お い て、 水 防 上緊 急 を 要 する と 認 める と き は、 次 に -6 - 掲 げ る 水防 活 動 (以 下 こ の条 及 び 第 四十 三 条 の二 に お いて 「 特 定緊 急 水 防 活動 」 と いう 。 ) を行 う こ とが で き る。 一 当 該災 害 の 発 生に 伴 い 浸入 し た 水の 排 除 二 高 度 の機 械 力 又は 高 度 の専 門 的 知識 及 び 技 術を 要 す る水 防 活 動と し て 政令 で 定 め るも の 2・ 3 (略 ) ( 水防 計 画 ) 第 三十 三 条 指 定 管 理 団体 の 水 防管 理 者 は、 都 道 府県 の 水 防計 画 に 応 じた 水 防 計画 を 定 め、 及 び 毎年 水 防 計 画に 検 討 を加 え 、 必要 が あ ると 認 め る と きは 、 こ れ を変 更 し なけ れ ば なら な い 。 2・3 (略) 4 第七 条 第 二 項及 び 第 三項 の 規 定は 、 指 定管 理 団 体の 水 防 計 画に つ い て準 用 す る。 ( 水 防 協力 団 体 の指 定 ) 第 三 十 六条 水 防 管理 者 は 、次 条 に 規定 す る 業務 を 適 正 かつ 確 実 に行 う こ とが で き ると 認 め ら れる 法 人 その 他 こ れに 準 ず るも の と し て国 土 交 通省 令で 定 め る団 体 を 、そ の 申 請に よ り 、 水防 協 力 団体 と し て指 定 す るこ と が で きる 。 2~ 4 (略 ) ( 国の 費 用 負担 ) 第 四十 三 条 の二 第 三 十二 条 第 一項 の 規 定に よ り 国土 交 通 大 臣が 行 う 特定 緊 急 水防 活 動 に要 す る 費 用は 、 国 の負 担 と する 。 ○ 下 水道 法 ( 昭 和三 十 三 年法 律 第 七十 九 号 )( 抄 ) 目次 第 一 章 総 則 ( 第一 条 ・ 第 二条 ) 第 一 章 の 二 流 域 別下 水 道 整備 総 合 計画 ( 第 二 条の 二 ) 第二 章 公共 下 水 道( 第 三 条 ―第 二 十 五条 ) 第二 章 の 二 流 域 下 水道 ( 第 二十 五 条 の二 ― 第 二十 五 条 の 十) 第 三章 都 市下 水 路 (第 二 十 六条 ― 第 三 十一 条 ) 第 四章 雑 則( 第 三 十一 条 の 二 ―第 四 十 四条 ) 第 五章 罰 則 (第 四 十 五条 ― 第 五十 一 条 ) 附則 -7 - 第一章 総則 流 域 別下 水 道 整 備総 合 計 画 (用 語 の 定義 ) 第二 条 こ の法 律 に おい て 次 の各 号 に 掲げ る 用 語の 意 義 は 、そ れ ぞ れ当 該 各 号に 定 め ると こ ろ に よる 。 一 下 水 生活 若 し くは 事 業 (耕 作 の 事 業を 除 く 。) に 起 因し 、 若 しく は 付 随 する 廃 水 (以 下 「 汚水 」 と いう 。 ) 又は 雨 水 を いう 。 きよ 二 下 水 道 下 水 を 排 除す る た めに 設 け られ る 排 水管 、 排 水渠 そ の 他 の排 水 施 設( か ん がい 排 水 施設 を 除 く 。) 、 こ れに 接 続 して 下 水 を処 理 す し そう る ため に 設 け られ る 処 理施 設 ( 屎尿 浄 化 槽を 除 く 。 )又 は こ れら の 施 設を 補 完 する た め に 設け ら れ るポ ン プ 施設 そ の 他の 施 設 の 総体 を い う。 三 公共 下 水 道 主 と して 市 街 地 にお け る 下水 を 排 除し 、 又 は処 理 す る ため に 地 方公 共 団 体が 管 理 する 下 水 道で 、 終 末 処理 場 を 有す る も の又 は きよ 流 域 下水 道 に 接 続す る も ので あ り 、か つ 、 汚水 を 排 除す べ き 排 水施 設 の 相当 部 分 が暗 渠 で ある 構 造 の もの を い う。 四 流 域下 水 道 次 の い ずれ か に 該当 す る 下 水道 を い う。 イ 専 ら地 方 公 共団 体 が 管 理す る 下 水道 に よ り排 除 さ れる 下 水 を受 け て 、 これ を 排 除し 、 及 び処 理 す るた め に 地 方公 共 団 体が 管 理 する 下 水 道 で 、 二 以上 の 市 町 村の 区 域 にお け る 下水 を 排 除す る も の であ り 、 かつ 、 終 末処 理 場 を有 す る も の ロ 公 共 下水 道 ( 終末 処 理 場を 有 す る もの に 限 る。 ) に より 排 除 され る 雨 水 のみ を 受 けて 、 こ れを 河 川 その 他 の 公共 の 水 域 又は 海 域 に放 流 す るた め に 地方 公 共 団 体が 管 理 する 下 水 道で 、 二 以上 の 市 町村 の 区 域 にお け る 雨水 を 排 除す る も ので あ り 、 かつ 、 当 該雨 水 の 流量 を 調 節す る ため の 施 設 を有 す る もの 五 都 市 下 水路 主 とし て 市 街 地に お け る下 水 を 排除 す る ため に 地 方公 共 団 体 が管 理 し てい る 下 水道 ( 公 共下 水 道 及 び流 域 下 水道 を 除 く。 ) で 、 そ の規 模 が 政令 で 定 め る規 模 以 上の も の であ り 、 かつ 、 当 該 地方 公 共 団体 が 第 二十 七 条 の規 定 に よ り指 定 し たも の を いう 。 六 終末 処 理 場 下 水 を最 終 的 に処 理 し て 河川 そ の 他の 公 共 の水 域 又 は海 域 に 放 流す る た めに 下 水 道の 施 設 とし て 設 けら れ る 処 理施 設 及 びこ れ を 補 完す る 施 設を い う 。 七 排水 区 域 公共 下 水 道に よ り 下水 を 排 除す る こ と がで き る 地域 で 、 第九 条 第 一項 の 規 定 によ り 公 示さ れ た 区域 を い う。 八 処 理区 域 排水 区 域 のう ち 排 除 され た 下 水を 終 末 処理 場 に より 処 理 する こ と が でき る 地 域で 、 第 九条 第 二 項に お い て 準用 す る 同条 第 一 項の 規 定 に より 公 示 され た 区 域 をい う 。 第一 章 の 二 第 二条 の 二 都 道 府 県は 、 環 境基 本 法 ( 平成 五 年 法律 第 九 十一 号 ) 第十 六 条 第一 項 の 規 定に 基 づ き水 質 の 汚濁 に 係 る環 境 上 の 条件 に つ いて 生 活 環 境 を保 全 す る上 で 維 持さ れ る こ とが 望 ま しい 基 準 (以 下 「 水質 環 境 基 準」 と い う。 ) が 定め ら れ た河 川 そ の 他の 公 共 の水 域 又 は海 域 で 政令 で 定 め る要 件 に 該 当す る も のに つ い て、 そ の 環境 上 の 条 件を 当 該 水質 環 境 基準 に 達 せし め る た め、 そ れ ぞれ の 公 共の 水 域 又は 海 域 ごと に 、 下 水道 の 整 備 に関 す る 総合 的 な 基本 計 画 ( 以下 「 流 域別 下 水 道整 備 総 合計 画 」 とい う 。 ) を定 め な けれ ば な らな い 。 -8 - 2~9 (略) 第二章 公共 下 水 道 (管 理 ) 第 三条 公 共下 水 道 の設 置 、 改築 、 修 繕 、維 持 そ の他 の 管 理は 、 市 町村 が 行 う もの と す る。 2 前 項 の 規定 に か か わら ず 、 都道 府 県 は、 二 以 上の 市 町 村が 受 益 し 、か つ 、 関係 市 町 村の み で は設 置 す る こと が 困 難で あ る と認 め ら れる 場 合 に お いて は 、 関 係市 町 村 と協 議 し て、 当 該 公共 下 水 道 の設 置 、 改築 、 修 繕、 維 持 その 他 の 管 理を 行 う こと が で きる 。 こ の場 合 に お いて 、 関 係市 町 村 が 協議 に 応 じよ う と する と き は 、あ ら か じめ そ の 議会 の 議 決を 経 な け れば な ら ない 。 ( 事 業 計画 の 策 定) 第 四 条 前 条 の 規定 に よ り 公共 下 水 道を 管 理 する 者 ( 以下 「 公 共下 水 道 管 理者 」 と いう 。 ) は、 公 共 下水 道 を 設 置し よ う とす る と きは 、 あ らか じ め 、 政 令で 定 め る とこ ろ に より 、 事 業計 画 を 定め な け れ ばな ら な い。 2 公 共 下水 道 管 理者 は 、 前項 の 規 定 によ り 事 業計 画 を 定め よ う とす る と き は、 あ ら かじ め 、 政令 で 定 める と こ ろに よ り 、 都道 府 県 知事 ( 都 道府 県が 設 置 する 公 共 下 水道 の 事 業計 画 そ の他 政 令 で定 め る 事業 計 画 に あつ て は 、国 土 交 通大 臣 ) に協 議 し な けれ ば な らな い 。 3 国 土 交 通大 臣 は 、前 項 の 規定 に よ る協 議 を 受 けた と き は、 政 令 で定 め る 場合 を 除 き 、保 健 衛 生上 の 観 点か ら す る環 境 大 臣の 意 見 を 聴か な け れ ば なら な い 。 4 第 二 項 の規 定 に か かわ ら ず 、都 道 府 県で あ る 公共 下 水 道 管理 者 は 、流 域 別 下水 道 整 備総 合 計 画 が定 め ら れて い る 地域 に お いて 公 共 下 水道 の 事 業 計 画を 定 め よう と す ると き は 、同 項 の 規 定に よ る 協議 を す るこ と を 要し な い 。 この 場 合 にお い て 、当 該 公 共下 水 道 管理 者 は 、 事業 計 画 を定 め た と きは 、 国 土交 通 省 令 で定 め る とこ ろ に より 、 遅 滞な く 、 これ を 国 土 交通 大 臣 に届 け 出 なけ れ ば なら な い 。 国土 交 通 大 臣は 、 前 項の 規 定 によ る 届 出を 受 け た とき は 、 政令 で 定 める 場 合 を除 き 、 当 該届 出 の 内容 を 環 境大 臣 に 通知 す る もの と す る 。 前 各項 の 規 定は 、 公 共下 水 道 の 事業 計 画 の変 更 ( 政令 で 定 める 軽 微 な変 更 を 除 く。 ) に つい て 準 用す る 。 5 6 ( 事 業 計 画に 定 め るべ き 事 項) 第五 条 前条 第 一 項の 事 業 計 画に お い ては 、 次 の各 号 に 掲げ る 事 項を 定 め な けれ ば な らな い 。 一 排 水 施設 ( こ れ を補 完 す る施 設 を 含む 。 ) の配 置 、 構 造及 び 能 力並 び に 予定 処 理 区域 二 終 末 処 理場 の 配 置、 構 造 及び 能 力 又 は流 域 下 水道 と 接 続す る 位 置 三 終 末 処 理場 以 外 の処 理 施 設 (こ れ を 補完 す る 施設 を 含 む。 ) を 設 ける 場 合 には 、 そ の配 置 、 構造 及 び 能 力 四 工 事 の 着 手及 び 完 成の 予 定 年月 日 (略 ) 2 -9 - ( 事 業 計画 の 要 件 ) 第 六 条 第四 条 第 一項 の 事 業計 画 は 、次 に 掲 げ る要 件 に 該当 す る もの で な けれ ば な ら ない 。 一 公 共 下水 道 の 配置 及 び 能 力が 当 該 地域 に お ける 降 水 量、 人 口 そ の他 の 下 水の 量 及 び水 質 ( 水温 そ の 他の 水 の 状 態を 含 む 。以 下 同 じ。 ) に 影 響を 及 ぼ す おそ れ の ある 要 因 、地 形 及 び土 地 の 用途 並 び に 下水 の 放 流先 の 状 況を 考 慮 して 適 切 に 定め ら れ てい る こ と。 二 公 共 下 水道 の 構 造が 次 条 の技 術 上 の 基準 に 適 合し て い るこ と 。 三 予 定 処 理区 域 が 排 水施 設 及 び終 末 処 理場 の 配 置及 び 能 力に 相 応 し てい る こ と。 四 流 域 下 水 道に 接 続 する 公 共 下水 道 ( 以下 「 流 域 関連 公 共 下水 道 」 とい う 。 )に 係 る も のに あ つ ては 、 流 域下 水 道 の事 業 計 画 に適 合 し てい る こと。 五 当該 地 域 に 関し 流 域 別下 水 道 整備 総 合 計画 が 定 めら れ て い る場 合 に は、 こ れ に適 合 し てい る こ と 。 六 当 該地 域 に 関し 都 市 計画 法 ( 昭和 四 十 三 年法 律 第 百号 ) 第 二章 の 規 定に よ り 都 市計 画 が 定め ら れ てい る 場 合又 は 同 法第 五 十 九 条の 規 定 によ り 都 市 計画 事 業 の認 可 若 し くは 承 認 がさ れ て いる 場 合 には 、 公 共下 水 道 の 配置 及 び 工事 の 時 期が そ の 都市 計 画 又 は都 市 計 画事 業 に 適合 し て い ること。 (構 造 の 基準 ) 第七 条 公 共下 水 道 の構 造 は 、公 衆 衛 生上 重 大 な 危害 が 生 じ、 又 は 公共 用 水 域の 水 質 に 重大 な 影 響が 及 ぶ こと を 防 止す る 観 点か ら 政 令 で定 め る 技 術 上の 基 準 に適 合 す るも の で な けれ ば な らな い 。 2 前 項 に 規定 す る も のの ほ か 、公 共 下 水道 の 構 造は 、 政 令 で定 め る 基準 を 参 酌し て 公 共下 水 道 管 理者 で あ る地 方 公 共団 体 の 条例 で 定 め る技 術 上 の 基 準に 適 合 する も の でな け れ ばな ら な い 。 ( 放 流水 の 水 質 の基 準 ) 第 八 条 公 共 下 水道 か ら 河川 そ の 他 の公 共 の 水域 又 は 海域 に 放 流さ れ る 水( 以 下 「 公共 下 水 道か ら の 放流 水 」 とい う 。 ) の水 質 は 、政 令 で 定め る 技 術 上 の基 準 に 適合 す る も ので な け れば な ら ない 。 (排 水 設 備の 設 置 等) 第十 条 (略 ) 2 (略) 3 第 一 項 の排 水 設 備の 設 置 又 は構 造 に つい て は 、建 築 基 準法 ( 昭 和 二十 五 年 法律 第 二 百一 号 ) その 他 の 法 令の 規 定 の適 用 が ある 場 合 にお い て は そ れら の 法 令 の規 定 に よる ほ か 、政 令 で 定め る 技 術 上の 基 準 によ ら な けれ ば な らな い 。 - 10 - ( 使 用 の開 始 等 の届 出 ) 第 十 一 条の 二 継 続し て 政 令で 定 め る量 又 は 水質 の 下 水を 排 除 し て公 共 下 水道 を 使 用し よ う とす る 者 は 、国 土 交 通省 令 で 定め る と ころ に よ り 、あ ら か じ め 、当 該 下 水の 量 又 は水 質 及 び使 用 開 始 の時 期 を 公共 下 水 道管 理 者 に届 け 出 な けれ ば な らな い 。 その 届 出 に係 る 下 水 の量 又 は 水質 を 変 更 しよ う と する と き も、 同 様 と する 。 2 継 続 し て下 水 を 排除 し て 公共 下 水 道を 使 用 しよ う と す る水 質 汚 濁防 止 法 (昭 和 四 十五 年 法 律 第百 三 十 八号 ) 第 二条 第 二 項に 規 定 す る特 定 施 設 又 はダ イ オ キシ ン 類 対策 特 別 措置 法 ( 平 成十 一 年 法律 第 百 五号 ) 第 十二 条 第 一 項第 六 号 に規 定 す る水 質 基 準対 象 施 設( 以 下 単 に「 特 定 施設 」 と い う。 ) の 設置 者 は 、 前項 の 規 定に よ り 届出 を す る場 合 を 除き 、 国 土 交通 省 令 で定 め る とこ ろ に より 、 あ ら かじ め 、 使用 開 始 の時 期 を 公共 下 水 道 管理 者 に 届 け出 な け れば な ら ない 。 ( 水 洗便 所 へ の 改造 義 務 等) 第 十 一 条の 三 処理 区 域 内に お い てく み 取 便 所が 設 け られ て い る建 築 物 を所 有 す る 者は 、 当 該処 理 区 域に つ い ての 第 九 条第 二 項 に おい て 準 用す る 同 条 第 一項 の 規 定に よ り 公 示さ れ た 下水 の 処 理を 開 始 すべ き 日 から 三 年 以 内に 、 そ の便 所 を 水洗 便 所 (汚 水 管 が 公共 下 水 道に 連 結 され た も のに 限 る 。 以下 同 じ 。 )に 改 造 しな け れ ばな ら な い。 2~ 6 (略 ) (除 害 施 設 の設 置 等 ) 第 十二 条 公共 下 水 道管 理 者 は 、著 し く 公共 下 水 道若 し く は流 域 下 水道 の 施 設 の機 能 を 妨げ 、 又 は公 共 下 水道 若 し く は流 域 下 水道 の 施 設を 損 傷 す る おそ れ の ある 下 水 を 継続 し て 排除 し て 公共 下 水 道を 使 用 す る者 に 対 し、 政 令 で定 め る 基準 に 従 い 、条 例 で 、下 水 に よる 障 害 を除 去 す る ため に 必 要 な施 設 ( 以下 「 除 害施 設 」 とい う 。 ) を設 け 、 又は 必 要 な措 置 を しな け れ ば なら な い 旨を 定 め るこ と が でき る 。 前項 の 条 例は 、 公 共 下水 道 又 は流 域 下 水道 の 機 能及 び 構 造を 保 全 す るた め に 必要 な 最 小限 度 の もの で あ り 、か つ 、 公共 下 水 道を 使 用 する 者 に 不 当 な義 務 を 課 する こ と とな ら な いも の で なけ れ ば な らな い 。 2 ( 特 定 事業 場 か らの 下 水 の 排除 の 制 限) 第 十 二 条 の二 特 定施 設 ( 政令 で 定 める も の を 除く 。 第 十二 条 の 十二 、 第 十八 条 の 二 及び 第 三 十九 条 の 二を 除 き 、以 下 同 じ。 ) を 設 置す る 工 場又 は事 業 場 (以 下 「 特定 事 業 場 」と い う 。) か ら 下水 を 排 除し て 公 共下 水 道 ( 終末 処 理 場を 設 置 して い る もの 又 は 終 末処 理 場 を設 置 し てい る 流 域 下水 道 に 接続 し て い るも の に 限る 。 以 下こ の 条 、次 条 、 第 十二 条 の 五、 第 十 二条 の 九 、第 十 二 条 の十 一 第 一項 及 び 第三 十 七 条の 二 に おい て 同 じ 。 ) を使 用 す る者 は 、 政令 で 定 める 場 合 を 除き 、 そ の水 質 が 当該 公 共 下水 道 へ の排 出 口 に おい て 政 令で 定 め る基 準 に 適合 し な い 下水 を 排 除し て は な らな い 。 前 項 の 政 令で 定 め る基 準 は 、下 水 に 含ま れ る 物 質の う ち 人の 健 康 に係 る 被 害又 は 生 活 環境 に 係 る被 害 を 生ず る お それ が あ り、 か つ 、 終末 処 理 場 に おい て 処 理す る こ とが 困 難 な もの と し て政 令 で 定め る も のの 量 に つい て 、 当 該物 質 の 種類 ご と に、 公 共 下水 道 か ら の放 流 水 又は 流 域 下水 道 2 - 11 - か ら 河 川そ の 他 の公 共 の 水域 若 し く は海 域 に 放流 さ れ る水 ( 以 下「 流 域 下 水道 か ら の放 流 水 」と い う 。) の 水 質を 第 八 条 (第 二 十 五条 の 十 にお い て 準 用す る 場 合 を含 む 。 第四 項 ( 第十 二 条 の十 一 第 二項 に お い て準 用 す る場 合 を 含む 。 ) 及び 第 十 三 条第 一 項 にお い て 同じ 。 ) の技 術 上 の 基 準 に 適 合 させ る た め必 要 な 限度 に お いて 定 め る もの と す る。 3 前 項 の政 令 で 定め る 物 質 に係 る も のを 除 き 、公 共 下 水道 管 理 者 は、 政 令 で定 め る 基準 に 従 い、 条 例 で、 特 定 事 業場 か ら 公共 下 水 道に 排 除 され る下 水 の 水 質の 基 準 を定 め る こと が で きる 。 4 前 項 の 条例 は 、 公共 下 水 道か ら の 放 流水 又 は 流域 下 水 道か ら の 放流 水 の 水 質を 第 八 条の 技 術 上の 基 準 に適 合 さ せる た め に 必要 な 最 小限 度 の も の であ り 、 かつ 、 公 共 下水 道 を 使用 す る 者に 不 当 な義 務 を 課す る こ と とな ら な いも の で なけ れ ば なら な い 。 5 第 三 項 の 規定 に よ り公 共 下 水道 管 理 者が 条 例 で 水質 の 基 準を 定 め た場 合 に おい て は 、 特定 事 業 場か ら 下 水を 排 除 して 公 共 下 水道 を 使 用す る 者 は 、 政令 で 定 める 場 合 を除 き 、 そ の水 質 が 当該 公 共 下水 道 へ の排 出 口 に おい て 当 該条 例 で 定め る 基 準に 適 合 しな い 下 水 を排 除 し ては な ら ない 。 6 第一 項 及 び 前項 の 規 定は 、 一 の施 設 が 特定 施 設 とな つ た 際 現に そ の 施設 を 設 置し て い る者 ( 設 置 の工 事 を して い る 者を 含 む 。) が 当 該 施設 を 設 置 し てい る 工 場又 は 事 業場 か ら 公共 下 水 道 に排 除 す る下 水 に つい て は 、当 該 施 設 が特 定 施 設と な つ た日 か ら 六月 間 ( 当該 施 設 が 政令 で 定 める 施 設 で ある 場 合 にあ つ て は 、一 年 間 )は 、 適 用し な い 。た だ し 、当 該 施 設 が特 定 施 設と な つ た際 既 に 当該 工 場 又 は事 業 場 が特 定 事 業場 で あ ると き 、 及 びそ の 者 に 適用 さ れ てい る 地 方公 共 団 体の 条 例 の 規定 で 河 川そ の 他 の公 共 の 水域 又 は 海 域に 排 除 され る 汚 水の 水 質 につ き 第 一 項及 び 前 項 に規 定 す る規 制 に 相当 す る もの が あ る とき ( 当 該規 定 の 違反 行 為 に対 す る 処 罰規 定 が ない と き を除 く 。 )は 、 こ の限 り で な い。 (特 定 施 設 の設 置 等 の届 出 ) 第 十二 条 の 三 工 場 又は 事 業 場 から 継 続 して 下 水 を排 除 し て公 共 下 水道 を 使 用 する 者 は 、当 該 工 場又 は 事 業場 に 特 定 施設 を 設 置し よ う とす る と き は 、国 土 交 通省 令 で 定 める と こ ろに よ り 、次 の 各 号に 掲 げ る 事項 を 公 共下 水 道 管理 者 に 届け 出 な け れば な ら ない 。 一 氏名 又 は 名称 及 び 住所 並 び に法 人 に あ つて は 、 その 代 表 者の 氏 名 二 工場 又 は 事業 場 の 名 称及 び 所 在地 三 特定 施 設 の 種類 四 特 定施 設 の 構造 五 特 定施 設 の 使用 の 方 法 六 特 定 施設 か ら 排出 さ れ る汚 水 の 処理 の 方 法 七 公 共 下水 道 に 排除 さ れ る 下水 の 量 及び 水 質 その 他 の 国土 交 通 省令 で 定 め る事 項 2 一 の 施設 が 特 定 施設 と な つた 際 現 にそ の 施 設を 設 置 し てい る 者 (設 置 の 工事 を し てい る 者 を 含む 。 ) で当 該 施 設に 係 る 工場 又 は 事業 場 か ら 継 続 して 下 水 を排 除 し て公 共 下 水道 を 使 用 する も の は、 当 該 施設 が 特 定施 設 と なつ た 日 か ら三 十 日 以内 に 、 国土 交 通 省令 で 定 め ると こ ろ によ り 、 前 項各 号 に 掲げ る 事 項を 公 共 下 水道 管 理 者に 届 け 出な け れ ばな ら な い 。 特 定 施 設 の設 置 者 は、 前 二 項の 規 定 によ り 届 出 をし て い る場 合 を 除き 、 当 該特 定 施 設 を設 置 し てい る 工 場又 は 事 業場 か ら 継続 し て 下 水を 排 除 し て 公共 下 水 道を 使 用 する こ と と なつ た と きは 、 そ の日 か ら 三十 日 以 内に 、 国 土 交通 省 令 で定 め る とこ ろ に より 、 第 一 項各 号 に 掲げ る 事 項を 公 3 - 12 - 共 下 水 道管 理 者 に届 け 出 なけ れ ば な らな い 。 ( 特 定 施 設の 構 造 等の 変 更 の届 出 ) 第十 二 条 の四 前 条の 規 定 に よる 届 出 をし た 者 は、 そ の 届出 に 係 る 同条 第 一 項第 四 号 から 第 七 号ま で に 掲げ る 事 項 を変 更 し よう と す ると き は 、国 土交 通 省 令 で定 め る とこ ろ に より 、 そ の旨 を 公 共下 水 道 管 理者 に 届 け出 な け れば な ら ない 。 ( 計画 変 更 命令 ) 第 十二 条 の 五 公 共 下 水道 管 理 者は 、 第 十二 条 の 三 第一 項 又 は前 条 の 規定 に よ る届 出 が あ つた 場 合 にお い て 、当 該 特 定事 業 場 か ら公 共 下 水道 に 排 除 さ れる 下 水 の水 質 が 公共 下 水 道 への 排 出 口に お い て第 十 二 条の 二 第 一 項の 政 令 で定 め る 基準 又 は 同条 第 三 項の 規 定 に よる 条 例 で定 め る 基準 に 適 合 しな い と 認 める と き は、 そ の 届出 を 受 理し た 日 から 六 十 日 以内 に 限 り、 そ の 届出 を し た者 に 対 し 、そ の 届 出に 係 る 特定 施 設 の構 造 若 し くは 使 用 の 方法 若 し くは 特 定 施設 か ら 排出 さ れ る 汚水 の 処 理の 方 法 に関 す る 計画 の 変 更 (前 条 の 規定 に よ る届 出 に 係る 計 画 の廃 止 を 含 む。 ) 又 は第 十 二 条 の三 第 一 項の 規 定 に よる 届 出 に係 る 特 定施 設 の 設置 に 関 する 計 画 の 廃止 を 命 ずる こ と がで き る 。 (実 施 の 制限 ) 第十 二 条 の六 第 十 二条 の 三 第一 項 又 は第 十 二 条の 四 の 規定 に よ る 届出 を し た者 は 、 その 届 出 が受 理 さ れ た日 か ら 六十 日 を 経過 し た 後で な け れ ば、 その 届 出 に 係る 特 定 施設 を 設 置し 、 又 は特 定 施 設 の構 造 若 しく は 使 用の 方 法 若し く は 特 定施 設 か ら排 出 さ れる 汚 水 の処 理 の 方法 を 変 更 して は な ら ない 。 2 公 共 下 水道 管 理 者 は、 第 十 二条 の 三 第一 項 又 は第 十 二 条 の四 の 規 定に よ る 届出 に 係 る事 項 の 内 容が 相 当 であ る と 認め る と きは 、 前 項 の期 間 を 短 縮 する こ と がで き る 。 ( 氏 名の 変 更 等 の届 出 ) 第 十 二 条の 七 第十 二 条 の三 の 規 定 によ る 届 出を し た 者は 、 そ の届 出 に 係る 同 条 第 一項 第 一 号若 し く は第 二 号 に掲 げ る 事 項に 変 更 があ つ た とき 、 又 は 特 定施 設 の 使用 を 廃 止 した と き は、 そ の 日か ら 三 十日 以 内 に 、そ の 旨 を公 共 下 水道 管 理 者に 届 け 出 なけ れ ば なら な い 。 (承 継 ) 第十 二 条 の八 第 十 二条 の 三 の規 定 に よる 届 出 をし た 者 か らそ の 届 出に 係 る 特定 施 設 を譲 り 受 け 、又 は 借 り受 け た 者は 、 当 該届 出 を した 者 の 地 位 を 承継 す る 。 2 第 十 二 条の 三 の 規定 に よ る 届出 を し た者 に つ いて 相 続 、合 併 又 は 分割 ( そ の届 出 に 係る 特 定 施設 を 承 継 させ る も のに 限 る 。) が あ つた と き は 、 相 続人 、 合 併 後存 続 す る法 人 若 しく は 合 併に よ り 設 立さ れ た 法人 又 は 分割 に よ り当 該 特 定 施設 を 承 継し た 法 人は 、 当 該届 出 を した 者 の 地 位を 承 継 す る。 - 13 - 3 前 二項 の 規 定に よ り 第十 二 条 の 三の 規 定 によ る 届 出を し た 者の 地 位 を 承継 し た 者は 、 そ の承 継 が あつ た 日 から 三 十 日 以内 に 、 その 旨 を 公共 下 水 道 管 理者 に 届 け 出な け れ ばな ら な い。 (事 故 時 の措 置 ) 第十 二 条 の 九 特 定 事業 場 か ら下 水 を 排除 し て 公共 下 水 道 を使 用 す る者 は 、 人の 健 康 に係 る 被 害 又は 生 活 環境 に 係 る被 害 を 生ず る お そ れが あ る 物 質 又は 油 と して 政 令 で定 め る もの を 含 む 下水 が 当 該特 定 事 業場 か ら 排出 さ れ 、 公共 下 水 道に 流 入 する 事 故 が発 生 し たと き は 、 政令 で 定 める 場 合 を 除き 、 直 ちに 、 引 き 続く 当 該 下水 の 排 出を 防 止 する た め の応 急 の 措 置を 講 ず ると と も に、 速 や かに 、 そ の 事故 の 状 況及 び 講 じた 措 置 の概 要 を 公 共下 水 道 管 理者 に 届 け出 な け れば な ら ない 。 2 公共 下 水 道管 理 者 は、 特 定 事 業場 か ら 下水 を 排 除し て 公 共下 水 道 を 使用 す る 者が 前 項 の応 急 の 措置 を 講 じて い な い と認 め る とき は 、 その 者 に 対 し 、同 項 の 応 急の 措 置 を講 ず べ きこ と を 命ず る こ とが で き る 。 ( 除 害 施設 の 設 置等 ) 第 十 二 条の 十 一 公共 下 水 道管 理 者 は、 継 続 して 次 に 掲 げる 下 水 (第 十 二 条の 二 第 一項 又 は 第 五項 の 規 定に よ り 公共 下 水 道に 排 除 し ては な ら ない こと と さ れる も の を除 く 。 )を 排 除 し て公 共 下 水道 を 使 用す る 者 に対 し 、 条 例で 、 除 害施 設 を 設け 、 又 は必 要 な 措置 を し な けれ ば な らな い 旨 を 定め る こ とが で き る 。 一 そ の 水 質が 第 十 二条 の 二 第二 項 の 政令 で 定 め る物 質 に 関し 政 令 で定 め る 基準 に 適 合 しな い 下 水 二 そ の 水 質( 第 十 二条 の 二 第 二項 の 政 令で 定 め る物 質 に 係る も の を除 く 。 ) が政 令 で 定め る 基 準に 従 い 条例 で 定 め る基 準 に 適合 し な い下 水 第 十 二 条の 二 第 四 項の 規 定 は、 前 項 の条 例 に つい て 準 用 する 。 2 ( 水 質の 測 定 義務 等 ) 第 十 二条 の 十 二 継 続 し て政 令 で 定め る 水 質の 下 水 を 排除 し て 公共 下 水 道を 使 用 する 者 で 政 令で 定 め るも の 及 び継 続 し て下 水 を 排除 し て 公 共下 水 道 を 使 用す る 特 定施 設 の 設置 者 は 、 国土 交 通 省令 で 定 める と こ ろに よ り 、当 該 下 水 の水 質 を 測定 し 、 その 結 果 を記 録 し て おか な け れば な ら ない 。 ( 排 水 設 備等 の 検 査) 第十 三 条 公 共 下 水道 管 理 者 は、 公 共 下水 道 若 しく は 流 域下 水 道 の機 能 及 び 構造 を 保 全し 、 又 は公 共 下 水道 か ら の 放流 水 若 しく は 流 域下 水 道 から の放 流 水 の水 質 を 第 八条 の 技 術上 の 基 準に 適 合 させ る た め に必 要 な 限度 に お いて 、 そ の職 員 を し て排 水 区 域内 の 他 人の 土 地 又は 建 築 物に 立 ち 入 り 、排 水 設 備、 特 定 施設 、 除 害施 設 そ の 他の 物 件 を検 査 さ せる こ と がで き る 。た だ し 、 人の 住 居 に使 用 す る建 築 物 に立 ち 入 る 場合 に お いて は 、 あ らか じ め 、そ の 居 住者 の 承 諾 を得 な け れば な ら ない 。 前 項 の 規 定に よ り 、検 査 を 行う 職 員 は、 そ の 身 分を 示 す 証明 書 を 携帯 し 、 関係 者 の 請 求が あ つ たと き は 、こ れ を 提示 し な けれ ば な ら ない 。 第一 項 の 規定 に よ る立 入 検 査 の権 限 は 、犯 罪 捜 査の た め に認 め ら れた も の と 解し て は なら な い 。 2 3 - 14 - ( 使 用 制限 ) 第 十 四 条 公 共 下 水道 管 理 者は 、 公 共下 水 道 に 関す る 工 事を 施 行 する 場 合 、第 二 十 五 条の 七 第 二項 の 規 定に よ る 通知 を 受 け た場 合 そ の他 や む を得 ない 理 由 があ る 場 合に は 、 排 水区 域 の 全部 又 は 一部 の 区 域を 指 定 し て、 当 該 公共 下 水 道の 使 用 を一 時 制 限す る こ と がで き る 。 (略) 2 ( 兼用 工 作 物の 工 事 ) 第 十五 条 公 共下 水 道 管理 者 は 、公 共 下 水道 の 施 設 が道 路 、 堤防 そ の 他の 公 共 の用 に 供 す る施 設 又 は工 作 物 (以 下 こ れら を 「 他 の工 作 物 」と い う 。 ) の 効用 を 兼 ねる と き は、 当 該 他 の工 作 物 の管 理 者 との 協 議 によ り 、 そ の者 に 当 該公 共 下 水道 の 施 設に 関 す る工 事 を 施 行さ せ 、 又は 当 該 公共 下 水 道 の施 設 を 維 持さ せ る こと が で きる 。 ( 公 共 下水 道 管 理者 以 外 の 者の 行 う 工事 等 ) 第 十 六 条 公 共 下 水道 管 理 者以 外 の 者は 、 公 共下 水 道 管 理者 の 承 認を 受 け て、 公 共 下水 道 の 施 設に 関 す る工 事 又 は公 共 下 水道 の 施 設 の維 持 を 行う こと が で きる 。 た だし 、 公 共下 水 道 の 施設 の 維 持で 政 令 で定 め る 軽微 な も の につ い て は、 承 認 を受 け る こと を 要 しな い 。 (兼 用 工 作 物の 費 用 ) 第 十七 条 公共 下 水 道の 施 設 が 他の 工 作 物の 効 用 を兼 ね る とき は 、 当該 公 共 下 水道 の 施 設の 管 理 に要 す る 費用 の 負 担 につ い て は、 公 共 下水 道 管 理 者 と当 該 他 の工 作 物 の 管理 者 と が協 議 し て定 め る もの と す る 。 ( 損 傷負 担 金 ) 第 十 八条 公 共 下水 道 管 理者 は 、 公共 下 水 道の 施 設 を 損傷 し た 行為 に よ り必 要 を 生じ た 公 共 下水 道 の 施設 に 関 する 工 事 に要 す る 費用 に つ い ては 、 そ の 必 要を 生 じ た限 度 に おい て 、 そ の行 為 を した 者 に その 全 部 又は 一 部 を負 担 さ せ るこ と が でき る 。 ( 汚 濁 原 因者 負 担 金) 第十 八 条 の二 公 共下 水 道 管 理者 は 、 公害 健 康 被害 の 補 償等 に 関 する 法 律 ( 昭和 四 十 八年 法 律 第百 十 一 号) 第 六 十 二条 第 一 項の 規 定 によ り 特 定賦 課金 を 徴 収さ れ た 場 合に お い ては 、 政 令で 定 め ると こ ろ に より 、 当 該特 定 賦 課金 に 係 る同 法 第 六 条に 規 定 する 指 定 疾病 に 影 響を 与 え る水 質 の 汚 濁 の原 因 で ある 物 質 を当 該 公 共下 水 道 に 排除 し た 特定 施 設 の設 置 者 (過 去 の 設置 者 を 含 む。 ) に 当該 特 定 賦課 金 の 納付 に 要 す る費 用 の 全部 又 は 一 部を 負 担 させ る こ とが で き る 。 ( 工 事負 担 金 ) - 15 - 第 十 九 条 公 共 下水 道 管 理者 は 、 政 令で 定 め ると こ ろ によ り 算 出し た 量 以 上の 下 水 を排 除 す るこ と が でき る 排 水設 備 が 設 けら れ る こと に よ り、 公 共 下 水 道の 改 築 を 行う こ と が必 要 と なつ た と きは 、 そ の必 要 を 生 じた 限 度 にお い て 、当 該 工 事に 要 す る 費用 の 一 部を 当 該 排水 設 備 を設 け る 者 に 負 担 さ せ るこ と が でき る 。 (使 用 料 ) 第 二十 条 公共 下 水 道管 理 者 は、 条 例 で 定め る と ころ に よ り、 公 共 下水 道 を 使 用す る 者 から 使 用 料を 徴 収 する こ と がで き る 。 2 使 用 料 は、 次 の 原 則に よ つ て定 め な けれ ば な らな い 。 一 下 水 の 量 及び 水 質 その 他 使 用者 の 使 用の 態 様 に 応じ て 妥 当な も の であ る こ と。 二 能率 的 な 管理 の 下 にお け る 適 正な 原 価 をこ え な いも の で ある こ と 。 三 定率 又 は 定 額を も つ て明 確 に 定め ら れ てい る こ と。 四 特 定の 使 用 者に 対 し 不当 な 差 別的 取 扱 を する も の でな い こ と。 3 公 害防 止 事 業費 事 業 者 負担 法 ( 昭和 四 十 五年 法 律 第百 三 十 三号 ) の 規 定に 基 づ き事 業 者 がそ の 設 置の 費 用 の 一部 を 負 担し た 公 共下 水 道 につ い て 当 該 事業 者 及 び その 他 の 事業 者 か ら徴 収 す る使 用 料 は 、政 令 で 定め る 基 準に 従 い 、当 該 事 業 者が 同 法 の規 定 に 基づ い て した 費 用 の 負担 を 勘 案 して 定 め なけ れ ば なら な い 。 (放 流 水 の 水質 検 査 等) 第 二十 一 条 公 共 下 水道 管 理 者 は、 政 令 で定 め る とこ ろ に より 、 公 共下 水 道 か らの 放 流 水の 水 質 検査 を 行 い、 そ の 結 果を 記 録 して お か なけ れ ば な ら ない 。 公共 下 水 道管 理 者 は、 政 令 で定 め る と ころ を 参 酌し て 条 例で 定 め ると こ ろ に より 、 終 末処 理 場 の維 持 管 理を し な けれ ば な ら ない 。 2 ( 発 生汚 泥 等 の 処理 ) 第 二 十 一条 の 二 公 共 下 水道 管 理 者 は、 汚 水 ます 、 終 末処 理 場 その 他 の 公共 下 水 道 の施 設 か ら生 じ た 汚泥 等 の たい 積 物 そ の他 の 政 令で 定 め るも の ( 次 項 にお い て 「発 生 汚 泥 等」 と い う。 ) に つい て は 、公 共 下 水 道の 施 設 の円 滑 な 維持 管 理 を図 る た め 、政 令 で 定め る 基 準に 従 い 、適 切 に 処 理 す る ほ か 、有 毒 物 質の 拡 散 を防 止 す るた め 、 政 令で 定 め る基 準 に 従い 、 適 正に 処 理 し なけ れ ば なら な い 。 公 共 下水 道 管 理者 は 、 発 生汚 泥 等 の処 理 に 当た つ て は、 脱 水 、焼 却 、 再 生利 用 等 によ り そ の減 量 に 努め な け れ ばな ら な い。 2 ( 設計 者 等 の資 格 ) 第 二十 二 条 公 共 下 水道 管 理 者 は、 公 共 下水 道 を 設置 し 、 又は 改 築 す る場 合 ( 政令 で 定 める 場 合 を除 く 。 ) にお い て は、 そ の 設計 ( そ の者 の 責 任 に おい て 設 計 図書 を 作 成す る こ とを い う 。) 又 は そ の工 事 の 監督 管 理 (そ の 者 の責 任 に お いて 工 事 を設 計 図 書と 照 合 し、 そ れ が設 計 図 書 のと お り に 実施 さ れ てい る か どう か を 確 認す る こ とを い う 。) に つ いて は 、 政令 で 定 め る資 格 を 有す る 者 以外 の 者 に行 わ せ て はな ら な い。 - 16 - 2 公 共下 水 道 管理 者 は 、公 共 下 水 道の 維 持 管理 の う ち政 令 で 定め る 事 項 につ い て は、 政 令 で定 め る 資格 を 有 する 者 以 外 の者 に 行 なわ せ て はな ら ない。 (公 共 下 水道 台 帳 ) 第二 十 三 条 公 共 下 水道 管 理 者は 、 そ の管 理 す る公 共 下 水 道の 台 帳 (以 下 「 公共 下 水 道台 帳 」 と いう 。 ) を調 製 し 、こ れ を 保管 し な け れば な ら な い。 公 共 下 水道 台 帳 の 記載 事 項 その 他 そ の調 製 及 び保 管 に 関し 必 要 な 事項 は 、 国土 交 通 省令 ・ 環 境省 令 で 定 める 。 公 共 下 水 道管 理 者 は、 公 共 下水 道 台 帳の 閲 覧 を 求め ら れ た場 合 に おい て は 、こ れ を 拒 むこ と が でき な い 。 2 3 ( 行 為の 制 限 等 ) 第 二 十 四条 次 に掲 げ る 行為 ( 政 令で 定 め る 軽微 な 行 為を 除 く 。) を し よう と す る 者は 、 条 例で 定 め ると こ ろ によ り 、 公共 下 水 道 管理 者 の 許可 を 受 け な けれ ば な らな い 。 許 可を 受 け た事 項 の 変更 ( 条 例で 定 め る軽 微 な 変 更を 除 く 。) を し よう と す ると き も 、 同様 と す る。 きよ 一 公 共下 水 道 の 排水 施 設 の開 渠 で ある 構 造 の部 分 に 固 着し 、 若 しく は 突 出し 、 又 はこ れ を 横 断し 、 若 しく は 縦 断し て 施 設又 は 工 作 物そ の 他 の 物件 を 設 ける こ と (第 十 条 第一 項 の 規 定に よ り 排水 設 備 を当 該 部 分に 固 着 し て設 け る 場合 を 除 く。 ) 。 きよ 二 公 共 下水 道 の 排 水施 設 の 開渠 で あ る構 造 の 部分 の 地 下に 施 設 又 は工 作 物 その 他 の 物件 を 設 ける こ と 。 きよ 三 公 共 下 水道 の 排 水施 設 の 暗渠 で あ る構 造 の 部 分に 固 着 して 排 水 施設 を 設 ける こ と ( 第十 条 第 一項 の 規 定に よ り 排水 設 備 を設 け る 場 合を 除 く 。 )。 2 公 共 下 水道 管 理 者 は、 前 項 の許 可 の 申請 が あ つた 場 合 に おい て 、 その 申 請 に係 る 事 項が 必 要 や むを 得 な いも の で あり 、 か つ、 政 令 で 定め る 技 術 上 の基 準 に 適合 す る もの で あ ると き は 、 これ を 許 可し な け れば な ら ない 。 きよ 3 公共 下 水 道管 理 者 は 、公 共 下 水道 の 排 水施 設 の 暗渠 で あ る構 造 の 部 分に は 、 排水 施 設 を固 着 し て設 け る 場 合、 あ ら かじ め 他 の施 設 又 は工 作 物 きよ そ の 他の 物 件 の 管理 者 と 協議 し て 共用 の 暗 渠を 設 け る 場合 及 び 国、 地 方 公共 団 体 、電 気 通 信 事業 法 ( 昭和 五 十 九年 法 律 第八 十 六 号) 第 百 二 十条 第 一 項 に規 定 す る認 定 電 気通 信 事 業 者そ の 他 政令 で 定 める 者 が 設置 す る 電線 そ の 他 公共 下 水 道の 管 理 上著 し い 支障 を 及 ぼ すお そ れ のな い も のと し て 政 令で 定 め るも の を 固 着し 、 若 しく は 突 出し 、 又 はこ れ を 横 断し 、 若 しく は 縦 断し て 設 ける 場 合 を 除き 、 何 人に 対 し ても 、 い かな る 施 設 又 は 工 作 物 その 他 の 物件 も 設 けさ せ て はな ら な い 。 流域 下 水 道 (条 例 で 規定 す る 事 項) 第 二十 五 条 こ の 法 律又 は こ の法 律 に 基 く命 令 で 定め る も のの ほ か 、公 共 下 水道 の 設 置 その 他 の 管理 に 関 し必 要 な 事項 は 、 公 共下 水 道 管理 者 で あ る 地方 公 共 団体 の 条 例で 定 め る 。 第 二 章の 二 - 17 - (管理) 第 二 十 五 条の 二 流域 下 水 道の 設 置 、改 築 、 修 繕、 維 持 その 他 の 管理 は 、 都道 府 県 が 行な う も のと す る 。 2 前 項 の規 定 に かか わ ら ず 、市 町 村 は、 都 道 府県 と 協 議し て 、 流 域下 水 道 の設 置 、 改築 、 修 繕、 維 持 その 他 の 管 理を 行 な うこ と が でき る 。 ( 事業 計 画 の策 定 ) 第 二十 五 条 の三 前 条 の規 定 に より 流 域 下水 道 を 管理 す る 者( 以 下 「 流域 下 水 道管 理 者 」と い う 。) は 、 流 域下 水 道 を設 置 し よう と す ると き は 、 あ らか じ め 、 政令 で 定 める と こ ろに よ り 、事 業 計 画 を定 め な けれ ば な らな い 。 2 流域 下 水 道管 理 者 は、 前 項 の 規定 に よ り事 業 計 画を 定 め よう と す る とき は 、 あら か じ め、 政 令 で定 め る とこ ろ に よ り、 国 土 交通 大 臣 (市 町 村 が 設 置す る 流 域 下水 道 の 事業 計 画 で政 令 で 定め る も のに あ つ て は、 都 道 府県 知 事 )に 協 議 しな け れ ば なら な い 。 3 都 道府 県 は 、第 一 項 の事 業 計 画を 定 め よ うと す る とき は 、 あら か じ め、 関 係 市 町村 の 意 見を 聴 か なけ れ ば なら な い 。 4 国 土交 通 大 臣は 、 第 二 項の 規 定 によ る 協 議( 雨 水 流域 下 水 道に 係 る も のを 除 く 。) を 受 けた と き は、 政 令 で 定め る 場 合を 除 き 、保 健 衛 生上 の 観 点 か らす る 環 境 大臣 の 意 見を 聴 か なけ れ ば なら な い 。 5 第 二 項の 規 定 にか か わ らず 、 都 道 府県 で あ る流 域 下 水道 管 理 者は 、 流 域 別下 水 道 整備 総 合 計画 が 定 めら れ て いる 地 域 に おい て 流 域下 水 道 の事 業計 画 を 定め よ う と する と き は、 同 項 の規 定 に よる 協 議 をす る こ と を要 し な い。 こ の 場合 に お いて 、 当 該 流域 下 水 道管 理 者 は、 事 業 計画 を 定 め たと き は 、 国土 交 通 省令 で 定 める と こ ろに よ り 、 遅滞 な く 、こ れ を 国土 交 通 大臣 に 届 け 出な け れ ばな ら な い。 国 土 交 通大 臣 は 、前 項 の 規 定に よ る 届出 を 受 けた と き は、 政 令 で定 め る 場 合を 除 き 、当 該 届 出の 内 容 を環 境 大 臣 に通 知 す るも の と する 。 前 各 項 の規 定 は 、 流域 下 水 道の 事 業 計画 の 変 更( 政 令 で 定め る 軽 微な 変 更 を除 く 。 )に つ い て 準用 す る 。 6 7 ( 事 業計 画 に 定め る べ き 事項 ) 第 二 十五 条 の 四 前 条 第 一項 の 事 業計 画 に おい て は 、 次に 掲 げ る事 項 を 定め な け れば な ら な い。 一 排 水施 設 ( これ を 補 完す る 施 設 を含 む 。 )の 配 置 、構 造 及 び能 力 二 終 末処 理 場 を設 け る 場 合に は 、 その 配 置 、構 造 及 び能 力 三 流 域 関連 公 共 下水 道 が 接続 す る 位置 四 流 域 関連 公 共 下水 道 の 予 定処 理 区 域( 雨 水 流域 下 水 道に 係 る もの に あ つ ては 、 予 定排 水 区 域。 次 条 第三 号 に お いて 同 じ 。) 五 工 事 の着 手 及 び 完成 の 予 定年 月 日 前 項 の 事業 計 画 の記 載 方 法そ の 他 そ の記 載 に 関し 必 要 な事 項 は 、国 土 交 通省 令 で 定 める 。 2 ( 事業 計 画 の 要件 ) 第 二 十五 条 の 五 第 二 十五 条 の 三 第一 項 の 事業 計 画 は、 次 に 掲げ る 要 件に 該 当 す るも の で なけ れ ば なら な い 。 - 18 - 一 流 域下 水 道 の配 置 及 び能 力 が 当 該地 域 に おけ る 降 水量 、 人 口そ の 他 の 下水 の 量 及び 水 質 に影 響 を 及ぼ す お それ の あ る 要因 、 地 形及 び 土 地の 用 途 並 びに 下 水 の 放流 先 の 状況 を 考 慮し て 適 切に 定 め られ て い る こと 。 二 流 域 下水 道 の 構造 が 第 二十 五 条 の十 に お い て準 用 す る第 七 条 の技 術 上 の基 準 に 適 合し て い るこ と 。 三 流 域 関連 公 共 下水 道 の 予 定処 理 区 域が 排 水 施設 及 び 終末 処 理 場 (雨 水 流 域下 水 道 に係 る も のに あ つ ては 、 排 水 施設 に 限 る。 ) の 配置 及 び 能 力に 相 応 し てい る こ と。 四 当 該 地 域に 関 し 流域 別 下 水道 整 備 総 合計 画 が 定め ら れ てい る 場 合に は 、 こ れに 適 合 して い る こと 。 五 当 該 地 域に 関 し 都 市計 画 法 第二 章 の 規定 に よ り都 市 計 画が 定 め ら れて い る 場合 又 は 同法 第 五 十九 条 の 規 定に よ り 都市 計 画 事業 の 認 可若 し く は 承認 が さ れ てい る 場 合に は 、 流域 下 水 道の 配 置 及 び工 事 の 時期 が そ の都 市 計 画又 は 都 市 計画 事 業 に適 合 し てい る こ と。 ( 供 用開 始 の 通 知等 ) 第 二 十 五条 の 六 流 域 下 水道 管 理 者は 、 流 域 下水 道 の 供用 を 開 始し よ う とす る と き 、又 は 終 末処 理 場 によ り 下 水の 処 理 を開 始 し よ うと す る とき は 、 あ ら か じめ 、 供 用又 は 処 理 を開 始 す べき 年 月 日そ の 他 国土 交 通 省令 で 定 め る事 項 を 当該 流 域 下水 道 に 係る 流 域 関 連公 共 下 水道 の 管 理者 に 通 知し な け れ ばな ら な い 。 (使 用 制 限) 第二 十 五 条 の七 流 域下 水 道 管理 者 は 、流 域 下 水 道に 関 す る工 事 を 施行 す る 場合 そ の 他 やむ を 得 ない 理 由 があ る 場 合に は 、 流域 下 水 道 の全 部 又 は 一 部を 指 定 して そ の 施設 の 使 用 を一 時 制 限す る こ とが で き る。 2 流 域 下 水道 管 理 者 は、 前 項 の規 定 に より 流 域 下水 道 の 使 用を 制 限 しよ う と する と き は、 使 用 を 制限 し よ うと す る 施設 及 び 期間 並 び に 時間 制 限 を す る場 合 に あつ て は その 時 間 をあ ら か じ め流 域 関 連公 共 下 水道 の 管 理者 に 通 知 しな け れ ばな ら な い。 ( 原 因調 査 の 要 請等 ) 第 二 十 五条 の 八 流 域 下 水道 管 理 者 は、 流 域 関連 公 共 下水 道 か ら流 域 下 水道 に 流 入 する 下 水 が、 著 し く当 該 流 域下 水 道 の 施設 の 機 能を 妨 げ 、若 し く は 当 該流 域 下 水道 の 施 設 を損 傷 す るお そ れ があ る 場 合又 は 当 該 流域 下 水 道か ら の 放流 水 の 水質 を 第 二 十五 条 の 十に お い て準 用 す る第 八 条 の 技 術 上 の 基 準に 適 合 させ る こ とを 著 し く困 難 に す るお そ れ があ る 場 合に お い ては 、 当 該 流域 関 連 公共 下 水 道の 管 理 者に 対 し 、期 限 を 定 めて 、 そ の 原因 を 調 査し 、 調 査の 結 果 を 報告 す る よう に 求 める こ と がで き る 。 (略) 2 ( 他の 施 設 等の 設 置 の制 限 ) 第 二十 五 条 の 九 流 域 下水 道 管 理者 は 、 流域 関 連 公 共下 水 道 を接 続 す る場 合 、 あら か じ め 他の 施 設 又は 工 作 物そ の 他 の物 件 の 管理 者 と 協 議し て 共 きよ 用 の 暗渠 を 設 ける 場 合 、国 、 地 方 公共 団 体 、電 気 通 信事 業 法 第百 二 十 条第 一 項 に 規定 す る 認定 電 気 通信 事 業 者そ の 他 第 二十 四 条 第三 項 の 政令 で - 19 - 定 め る 者が 設 置 する 電 線 その 他 流 域 下水 道 の 管理 上 著 しい 支 障 を及 ぼ す お それ の な いも の と して 政 令 で定 め る もの を 固 着 し、 若 し くは 突 出 し、 又 は 流 域下 水 道 の 施設 を 横 断し 、 若 しく は 縦 断し て 設 ける 場 合 そ の他 政 令 で定 め る 場合 を 除 き、 何 人 に 対し て も 、流 域 下 水道 の 施 設に い か な る 施 設 又 は 工作 物 そ の他 の 物 件も 設 け させ て は な らな い 。 都市 下 水 路 (準 用 規 定 ) 第 二十 五 条 の十 第 七条 、 第 八条 、 第 十 一条 の 二 、第 十 二 条か ら 第 十二 条 の 九 まで 、 第 十二 条 の 十一 か ら 第十 三 条 まで 、 第 十 五条 か ら 第十 八 条 の 二 まで 、 第 二十 一 条 か ら第 二 十 三条 ま で 及び 第 二 十五 条 の 規定 は 、 流 域下 水 道 (雨 水 流 域下 水 道 を除 く 。 ) につ い て 準用 す る 。こ の 場 合に お い て 、第 十 三 条 第一 項 中 「排 水 区 域内 の 他 人の 土 地 又 は建 築 物 に立 ち 入 り、 排 水 設備 、 特 定 施設 、 」 とあ る の は「 他 人 の土 地 又 は 建築 物 に 立ち 入 り 、 流域 下 水 道( 雨 水 流域 下 水 道 を除 く 。 )に 接 続 する 排 水 施設 、 特 定 施設 又 は 」と 、 第 十八 条 の 二中 「 当 該公 共 下 水 道」 と あ るの は 「 当該 流 域 下 水道 ( 雨 水 流域 下 水 道を 除 く 。以 下 こ の条 に お いて 同 じ 。 )又 は 当 該流 域 下 水道 に 係 る流 域 関 連 公共 下 水 道」 と 読 み替 え る もの と す る 。 第 七条 、 第 八条 、 第 十五 条 か ら第 十 八 条 まで 、 第 二十 一 条 第一 項 、 第二 十 二 条 、第 二 十 三条 及 び 第二 十 五 条の 規 定 は、 雨 水 流 域下 水 道 につ い て 準 用 する 。 2 第三 章 (管 理 ) 第 二十 六 条 都 市 下 水路 の 設 置 、改 築 、 修繕 、 維 持そ の 他 の管 理 は 、市 町 村 が 行う も の とす る 。 2 前 項 の 規定 に か か わら ず 、 都道 府 県 は、 二 以 上の 市 町 村 が受 益 し 、か つ 、 関係 市 町 村の み で は 管理 す る こと が 困 難で あ る と認 め ら れ る場 合 に お い ては 、 関 係市 町 村 と協 議 し て、 当 該 都 市下 水 路 の設 置 、 改築 、 修 繕、 維 持 そ の他 の 管 理を 行 う こと が で きる 。 こ の場 合 に お いて 、 関 係市 町 村 が 協議 に 応 じよ う と す ると き は 、あ ら か じめ そ の 議会 の 議 決を 経 な け れば な ら ない 。 (指定) 第 二 十 七条 前 条の 規 定 に より 都 市 下水 路 を 管理 す る 者( 以 下 「 都市 下 水 路管 理 者 」と い う 。) は 、 下 水道 を 都 市下 水 路 とし て 指 定す る と き は、 都 市 下 水 路と な る べき 下 水 道の 区 域 を公 示 し 、 かつ 、 こ れを 表 示 した 図 面 を当 該 都 市 下水 路 管 理者 で あ る地 方 公 共団 体 の 事務 所 に お いて 一 般 の 縦覧 に 供 しな け れ ばな ら な い 。公 示 し た事 項 を 変更 す る とき も 、 同様 と す る 。 (略) 2 ( 準用 規 定 ) 第 三十 一 条 第十 五 条 から 第 十 八条 ま で 、第 二 十 三 条及 び 第 二十 五 条 の規 定 は 、都 市 下 水 路に つ い て準 用 す る。 こ の 場合 に お いて 、 第 二 十三 条 第 二 項 中「 国 土 交通 省 令 ・環 境 省 令 」と あ る のは 、 「 国土 交 通 省令 」 と 読み 替 え る もの と す る。 - 20 - 第四章 雑則 (市 町 村 の負 担 金 ) 第三 十 一 条 の二 第 三条 第 二 項又 は 第 二十 五 条 の二 第 一 項 の規 定 に より 公 共 下水 道 又 は流 域 下 水 道を 管 理 する 都 道 府県 は 、 当該 公 共 下 水道 又 は 流 域 下水 道 に より 利 益 を受 け る 市町 村 に 対 し、 そ の 利益 を 受 ける 限 度 にお い て 、 その 設 置 、改 築 、 修繕 、 維 持そ の 他 の管 理 に 要 する 費 用 の全 部 又 は 一部 を 負 担さ せ る こ とが で き る。 2 前 項 の 費 用に つ い て同 項 の 規定 に よ り市 町 村 が 負担 す べ き金 額 は 、当 該 市 町村 の 意 見 をき い た うえ 、 当 該都 道 府 県の 議 会 の 議決 を 経 て定 め な け れ ばな ら な い。 ( 改 善 命令 等 ) 第 三 十 七条 の 二 公 共 下 水 道管 理 者 又は 流 域 下水 道 管 理者 は 、 特定 事 業 場 から 下 水 を排 除 し て公 共 下 水道 又 は 流 域下 水 道 (終 末 処 理場 を 設 置し て い る も のに 限 る 。 )を 使 用 する 者 が 、そ の 水 質が 当 該 公 共下 水 道 又は 流 域 下水 道 へ の排 出 口 に おい て 第 十二 条 の 二第 一 項 (第 二 十 五 条の 十 第 一 項に お い て準 用 す る場 合 を 含む 。 ) の 政令 で 定 める 基 準 又は 第 十 二条 の 二 第 三項 ( 第 二十 五 条 の十 第 一 項に お い て準 用 す る 場合 を 含 む。 ) の 規 定に よ る 条例 で 定 め る基 準 に 適合 し な い下 水 を 排除 す る おそ れ が あ ると 認 め ると き は 、そ の 者 に対 し 、 期 限を 定 め て、 特 定 施設 の 構 造若 し く は 使用 の 方 法 若し く は 特定 施 設 から 排 出 され る 汚 水 の処 理 の 方法 の 改 善を 命 じ 、又 は 特 定 施設 の 使 用若 し く は当 該 公 共下 水 道 若し く は 流 域下 水 道 へ の下 水 の 排除 の 停 止を 命 ず る こと が で きる 。 た だし 、 第 十二 条 の 二第 六 項 本 文( 第 二 十五 条 の 十第 一 項 にお い て 準 用す る 場 合を 含 む 。) の 規 定 の適 用 を 受け る 者 に 対し て は 、こ の 限 りで な い 。 ( 公 共下 水 道 管理 者 、 流 域下 水 道 管理 者 又 は都 市 下 水路 管 理 者の 監 督 処 分等 ) 第 三 十八 条 公 共下 水 道 管理 者 、 流域 下 水 道管 理 者 又 は都 市 下 水路 管 理 者は 、 次 の各 号 の い ずれ か に 該当 す る 者に 対 し 、こ の 法 律の 規 定 に よつ て し た 許 可若 し く は承 認 を 取り 消 し 、 若し く は その 条 件 を変 更 し 、又 は 行 為若 し く は 工事 の 中 止、 変 更 その 他 の 必要 な 措 置 を命 ず る こと が で きる 。 一 こ の法 律 ( 第十 一 条 の 三第 一 項 及び 第 十 二条 の 九 第一 項 ( 第 二十 五 条 の十 第 一 項に お い て準 用 す る 場合 を 含 む。 ) の 規定 を 除 く。 ) 又 は こ の 法 律 に 基づ く 命 令若 し く は条 例 の 規定 に 違 反 して い る 者 二 こ の 法律 の 規 定に よ る 許 可又 は 承 認に 付 し た条 件 に 違反 し て いる 者 三 偽 り その 他 不 正 な手 段 に より 、 こ の法 律 の 規定 に よ る 許可 又 は 承認 を 受 けた 者 2 公 共 下 水道 管 理 者、 流 域 下水 道 管 理 者又 は 都 市下 水 路 管理 者 は 、次 の 各 号の い ず れ かに 該 当 する 場 合 にお い て は、 こ の 法 律の 規 定 によ る 許 可 又 は承 認 を 受け た 者 に対 し 、 前 項に 規 定 する 処 分 をし 、 又 は同 項 に 規 定す る 必 要な 措 置 を命 ず る こと が で き る。 一 公 共 下 水 道、 流 域 下水 道 又 は都 市 下 水路 に 関 す る工 事 の ため や む を得 な い 必要 が 生 じ た場 合 二 公共 下 水 道、 流 域 下水 道 又 は 都市 下 水 路の 保 全 上又 は 一 般の 利 用 上著 し い 支 障が 生 じ た場 合 - 21 - 三 前 二号 に 掲 げる 場 合 のほ か 、 公 共下 水 道 、流 域 下 水道 又 は 都市 下 水 路 の管 理 上 の理 由 以 外の 理 由 に基 づ く 公益 上 や む を得 な い 必要 が 生 じた 場合 3 前 二 項の 規 定 によ り 必 要な 措 置 を命 じ よ う とす る 場 合に お い て、 過 失 がな く て そ の措 置 を 命ぜ ら れ るべ き 者 を確 知 す る こと が で きな い と きは 、 公共 下 水 道管 理 者 、流 域 下 水 道管 理 者 又は 都 市 下水 路 管 理者 は 、 そ の措 置 を 自ら 行 い 、又 は そ の命 じ た 者若 し く は 委任 し た 者に 行 わ せる こ と が でき る 。 こ の場 合 に おい て は 、相 当 の 期限 を 定 めて 、 そ の 措置 を 行 うべ き 旨 及び そ の 期限 ま で に その 措 置 を行 わ な いと き は 、公 共 下 水 道管 理 者 、 流 域下 水 道 管理 者 若 しく は 都 市下 水 路 管 理者 又 は その 命 じ た者 若 し くは 委 任 し た者 が そ の措 置 を 行う べ き 旨を あ ら かじ め 公 示 しな け れ ばな ら な い。 4 公 共 下 水 道管 理 者 、流 域 下 水道 管 理 者又 は 都 市 下水 路 管 理者 は 、 第二 項 の 規定 に よ る 処分 又 は 命令 に よ り損 失 を 受け た 者 に 対し 、 通 常生 ず べ き 損 失を 補 償 しな け れ ばな ら な い 。 第三 十 二 条 第九 項 及 び第 十 項 の規 定 は 、前 項 の 補償 に つ い て準 用 す る。 公 共下 水 道 管理 者 、 流域 下 水 道管 理 者 又 は都 市 下 水路 管 理 者は 、 第 四項 の 規 定 によ る 補 償の 原 因 とな つ た 損失 が 第 二項 第 三 号 の規 定 に よる 処 分 又 は 命令 に よ るも の で あ ると き は 、当 該 補 償金 額 を 当該 理 由 を生 じ さ せ た者 に 負 担さ せ る こと が で きる 。 5 6 罰則 (特 別 区 に関 す る 読替 ) 第四 十 二 条 特 別 区 の存 す る 区域 に お いて は 、 この 法 律 の規 定 ( 第 二十 五 条 の二 第 二 項、 第 二 十五 条 の 三 第二 項 及 び第 三 項 並び に 第 三十 一 条 の 二 の規 定 を 除 く。 ) 中 「市 町 村 」と あ る のは 、 「 都 」と 読 み 替え る も のと す る 。 (略) 2 第五章 第 四 十六 条 第 十二 条 の 五( 第 二 十五 条 の 十第 一 項 に おい て 準 用す る 場 合を 含 む 。) 若 し く は第 三 十 七条 の 二 の規 定 に よる 公 共 下水 道 管 理 者若 し く は 流 域下 水 道 管理 者 の 命令 又 は 第 三十 八 条 第一 項 若 しく は 第 二項 の 規 定に よ る 公 共下 水 道 管理 者 、 流域 下 水 道管 理 者 若 しく は 都 市下 水 路 管理 者 の 命 令に 違 反 した 者 は 、 一年 以 下 の懲 役 又 は百 万 円 以下 の 罰 金 に処 す る 。 第 十 二条 の 三 第 一項 又 は 第十 二 条 の四 ( 第 二十 五 条 の十 第 一 項 にお い て これ ら の 規定 を 準 用す る 場 合 を含 む 。 )の 規 定 によ る 届 第四 十 六 条の 二 次の 各 号 の いず れ か に該 当 す る者 は 、 六月 以 下 の懲 役 又 は 五十 万 円 以下 の 罰 金に 処 す る。 一 第 十 二条 の 二 第 一項 又 は 第五 項 ( 第二 十 五 条の 十 第 一 項に お い てこ れ ら の規 定 を 準用 す る 場 合を 含 む 。) の 規 定に 違 反 した 者 二 第 十 二 条の 九 第 二項 ( 第 二十 五 条 の 十第 一 項 にお い て 準用 す る 場合 を 含 む。 ) の 規 定に よ る 命令 に 違 反し た 者 (略) 2 第 四 十七 条 の 二 - 22 - 出 を せ ず、 又 は 虚偽 の 届 出を し た 者 は、 三 月 以下 の 懲 役又 は 二 十万 円 以 下 の罰 金 に 処す る 。 第 四 十 九 条 次 の 各号 の い ずれ か に 該当 す る 者 は、 二 十 万円 以 下 の罰 金 に 処す る 。 一 第 十 一条 の 二 又は 第 十 二 条の 三 第 二項 若 し くは 第 三 項( 第 二 十 五条 の 十 第一 項 に おい て こ れら の 規 定を 準 用 す る場 合 を 含む 。 ) の規 定 に よ る届 出 を せ ず、 又 は 虚偽 の 届 出を し た 者 第 十 二 条の 六 第 一項 ( 第 二十 五 条 の 十第 一 項 にお い て 準用 す る 場合 を 含 む 。) の 規 定に 違 反 した 者 第 十 二 条の 十 二 ( 第二 十 五 条の 十 第 一項 に お いて 準 用 する 場 合 を 含む 。 ) の規 定 に よる 記 録 をせ ず 、 又 は虚 偽 の 記録 を し た者 第 十 三 条 第一 項 ( 第二 十 五 条の 十 第 一項 に お い て準 用 す る場 合 を 含む 。 ) の規 定 に よ る検 査 を 拒み 、 妨 げ、 又 は 忌避 し た 者 第三 十 九 条の 二 の 規定 に よ る 報告 を せ ず、 又 は 虚偽 の 報 告を し た 者 二 三 四 五 第 五 十 一条 第 十二 条 の 七又 は 第 十二 条 の 八 第三 項 ( 第二 十 五 条の 十 第 一項 に お い てこ れ ら の規 定 を 準用 す る 場合 を 含 む。 ) の 規 定に よ る 届出 を せ ず 、 又は 虚 偽 の届 出 を し た者 は 、 十万 円 以 下の 過 料 に処 す る 。 総則 ○日 本 下 水道 事 業 団 法( 昭 和 四十 七 年 法律 第 四 十一 号 ) (抄 ) 目次 第 一章 総 則( 第 一 条― 第 七 条 ) 第 二章 設 立( 第 八 条 ―第 十 二 条) 第 三 章 管 理 (第 十 三 条― 第 二 十五 条 ) 第 四 章 業 務 (第 二 十 六 条― 第 二 十八 条 ) 第 五 章 財 務 及 び会 計 ( 第二 十 九 条― 第 四 十一 条 ) 第 六 章 監 督 ( 第四 十 二 条・ 第 四 十 三条 ) 第 七 章 補 則 ( 第四 十 四 条 ―第 四 十 六条 ) 第 八 章 罰則 ( 第 四十 七 条 ―第 四 十 九条 ) 附則 第 一章 ( 目的 ) 第 一 条 日 本 下水 道 事 業団 は 、 地 方公 共 団 体等 の 要 請に 基 づ き、 下 水 道の 根 幹 的 施設 の 建 設及 び 維 持管 理 を 行い 、 下 水 道に 関 す る技 術 的 援助 を 行 - 23 - 業務 う と と もに 、 下 水道 技 術 者の 養 成 並 びに 下 水 道に 関 す る技 術 の 開発 及 び 実 用化 を 図 るこ と 等 によ り 、 下水 道 の 整備 を 促 進 し、 も つ て生 活 環 境の 改 善 と 公共 用 水 域 の水 質 の 保全 に 寄 与す る こ とを 目 的 とす る 。 第四 章 ( 業務 ) 第 二十 六 条 事 業 団 は 、第 一 条 の目 的 を 達成 す る ため 、 次 の業 務 を 行 う。 きよ 一 地 方 公 共 団体 の 委 託に 基 づ き、 終 末 処理 場 及 び これ に 直 接接 続 す る幹 線 管 渠、 終 末 処 理場 以 外 の処 理 施 設並 び に ポン プ 施 設 (以 下 「 終末 処 理 場 等」 と い う。 ) の 建設 を 行 う こと 。 二 地方 公 共 団 体の 委 託 に基 づ き 、下 水 道 の設 置 等 の設 計 、 下 水道 の 工 事の 監 督 管理 並 び に終 末 処 理 場、 終 末 処理 場 以 外の 処 理 施設 及 び ポ ンプ 施 設 の 維持 管 理 を行 う こ と。 三 地 方公 共 団 体の 委 託 に 基づ き 、 下水 道 の 整備 に 関 する 計 画 の策 定 及 び 事業 の 施 行並 び に 下水 道 の 維持 管 理 に 関す る 技 術的 援 助 を行 う こ と。 四 下 水道 に 関 す る技 術 を 担当 す る 者の 養 成 及び 訓 練 を 行い 、 並 びに 政 令 で定 め る とこ ろ に よ り、 下 水 道の 設 置 等の 設 計 、下 水 道 の 工事 の 監 督 管理 又 は 下水 道 の 維持 管 理 を担 当 す る 者の 技 術 検定 を 行 うこ と 。 五 下 水 道及 び 除 害 施設 に 関 する 技 術 を開 発 し 、こ れ を 実用 化 す る こと を 促 進す る た めに 研 究 、調 査 及 び 試験 を 行 い、 並 び にそ れ ら の成 果 の 普 及を 行 う こ と。 六 前 各 号 に掲 げ る 業務 に 附 帯 する 業 務 七 前 各 号 に掲 げ る 業 務の 遂 行 に支 障 の ない 範 囲 内で 、 特 別 の法 律 に より 設 立 され た 法 人の 委 託 に 基づ き 、 終末 処 理 場等 の 建 設を 行 い 、 並び に 下 水 道の 設 置 等の 設 計 、下 水 道 の工 事 の 監 督管 理 及 び下 水 道 の維 持 管 理に 関 す る 技術 的 援 助を 行 う こと 。 八 前各 号 に 掲げ る も の のほ か 、 第一 条 の 目的 を 達 成す る た めに 必 要 な 業務 2 事業 団 は 、 前項 第 一 号に 掲 げ る業 務 を 受託 す る 場 合に お い ては 、 特 別の 事 情 がな い 限 り 、水 質 環 境基 準 ( 下水 道 法 (昭 和 三 十三 年 法 律 第七 十 九 号 ) 第二 条 の 二第 一 項 に規 定 す る 水質 環 境 基準 を い う。 以 下 同じ 。 ) が定 め ら れ た公 共 用 水域 の 水 質を 当 該 水質 環 境 基 準に 適 合 させ る た め必 要 が あ る終 末 処 理場 等 を 優 先さ せ る もの と す る。 事 業 団は 、 第 一項 第 八 号に 掲 げ る業 務 を 行 おう と す ると き は 、国 土 交 通大 臣 の 認 可を 受 け なけ れ ば なら な い 。 3 財 務 及び 会 計 (国 及 び 地方 公 共 団 体の 配 慮 ) 第 二十 八 条 国 及 び 地方 公 共 団体 は 、 事 業団 の 業 務の 円 滑 な運 営 が 図ら れ る よう に 、 適 当と 認 め る人 的 及 び技 術 的 援助 を す る 等必 要 な 配慮 を 加 え る もの と す る。 第五章 - 24 - ( 事 業 年度 ) 第 二 十 九 条 事 業 団の 事 業 年度 は 、 毎年 四 月 一 日に 始 ま り、 翌 年 三月 三 十 一日 に 終 わ る。 (予 算 等 の 認可 ) 第 三十 条 事業 団 は 、毎 事 業 年度 、 予 算 及び 事 業 計画 を 作 成し 、 当 該事 業 年 度 の開 始 前 に、 国 土 交通 大 臣 の認 可 を 受け な け れ ばな ら な い。 こ れ を 変 更し よ う とす る と き も、 同 様 とす る 。 ( 財 務諸 表 ) 第 三 十一 条 事 業団 は 、 毎事 業 年 度、 財 産 目録 、 貸 借対 照 表 及 び損 益 計 算書 ( 以 下「 財 務 諸表 」 と い う。 ) を 作成 し 、 当該 事 業 年度 の 終 了 後三 月 以 内 に 国土 交 通 大臣 に 提 出し な け れば な ら な い。 2 事 業団 は 、 前項 の 規 定 によ り 財 務諸 表 を 国土 交 通 大臣 に 提 出す る と き は、 こ れ に、 予 算 の区 分 に 従い 作 成 し た当 該 事 業年 度 の 決算 報 告 書並 び に 財 務 諸表 及 び 決 算報 告 書 に関 す る 監事 の 意 見書 を 添 付 しな け れ ばな ら な い。 (書 類 の 送付 ) 第三 十 二 条 事 業 団 は、 第 三 十条 に 規 定す る 認 可 を受 け 、 又は 前 条 第一 項 の 規定 に よ る 提出 を し たと き は 、当 該 認 可に 係 る 予算 及 び 事 業計 画 に 関 す る書 類 又 は当 該 提 出に 係 る 財 務諸 表 を 、事 業 団 に出 資 し た地 方 公 共団 体 に 送 付し な け れば な ら ない 。 ( 利 益及 び 損 失の 処 理 ) 第 三 十三 条 事業 団 は 、 毎事 業 年 度、 損 益 計算 に お いて 利 益 を生 じ た と きは 、 前 事業 年 度 から 繰 り 越し た 損 失 をう め 、 なお 残 余 があ る と きは 、 そ の 残 余の 額 は 、 積立 金 と して 整 理 しな け れ ばな ら な い 。 ( 略) 2 削除 ( 借 入 金 及び 下 水 道債 券 ) 第三 十 四 条 事 業 団は 、 国 土 交通 大 臣 の認 可 を 受け て 、 長期 借 入 金若 し く は 短期 借 入 金を し 、 又は 下 水 道債 券 を 発 行す る こ とが で き る。 2・ 3 (略 ) 4 第 一 項 の規 定 に よる 下 水 道債 券 の 債 権者 は 、 事業 団 の 財産 に つ いて 他 の 債権 者 に 先 だつ て 自 己の 債 権 の弁 済 を 受け る 権 利 を有 す る 。 5 ~8 ( 略) 第 三 十五 条 - 25 - ( 償 還 計画 ) 第 三 十 六 条 事 業 団は 、 毎 事業 年 度 、長 期 借 入 金及 び 下 水道 債 券 の償 還 計 画を た て て 、国 土 交 通大 臣 の 認可 を 受 けな け れ ば なら な い 。 (補 助 金 ) 第 三十 七 条 政 府 及 び地 方 公 共団 体 は 、 予算 の 範 囲内 に お いて 、 事 業団 に 対 し 、事 業 団 の業 務 運 営費 の 一 部を 補 助 する こ と が でき る 。 ( 余裕 金 の 運 用) 第 三 十八 条 事業 団 は 、次 の 方 法 によ る 場 合を 除 く ほか 、 業 務上 の 余 裕 金を 運 用 して は な らな い 。 一 国債 そ の 他 国土 交 通 大臣 の 指 定す る 有 価証 券 の 取得 二 銀 行そ の 他 国土 交 通 大臣 の 指 定す る 金 融 機関 へ の 預金 三 信 託業 務 を 営む 金 融 機 関( 金 融 機関 の 信 託業 務 の 兼営 等 に 関す る 法 律 (昭 和 十 八年 法 律 第四 十 三 号) 第 一 条 第一 項 の 認可 を 受 けた 金 融 機関 を い う 。) へ の 金 銭信 託 (財 産 の 処分 等 の 制 限) 第三 十 九 条 事 業 団 は、 国 土 交通 省 令 で定 め る 重 要な 財 産 を譲 渡 し 、交 換 し 、又 は 担 保 に供 し よ うと す る とき は 、 国土 交 通 大臣 の 認 可 を受 け な け れ ばな ら な い。 ( 会 計検 査 院 の検 査 ) 第 四 十条 会 計検 査 院 は 、必 要 が ある と 認 める と き は、 事 業 団に つ き 、 国の 補 助 金が 交 付 され る 事 業を 受 託 し て行 う 業 務に 係 る 会計 を 検 査す る こ と が でき る 。 監督 ( 国 土 交通 省 令 への 委 任 ) 第 四 十 一 条 こ の 法律 に 規 定す る も のの ほ か 、 事業 団 の 財務 及 び 会計 に 関 し必 要 な 事 項は 、 国 土交 通 省 令で 定 め る。 第六 章 ( 監督 ) 第 四十 二 条 (略 ) 2 国土 交 通 大臣 は 、 この 法 律 を 施行 す る ため 必 要 があ る と 認め る と きは 、 事 業 団に 対 し て、 そ の 業務 に 関 し監 督 上 必 要な 命 令 をす る こ とが で き - 26 - る。 ( 報 告 及 び検 査 ) 第四 十 三 条 国 土 交通 大 臣 は 、こ の 法 律を 施 行 する た め 必要 が あ る と認 め る とき は 、 事業 団 に 対し て そ の業 務 に 関 し報 告 を させ 、 又 はそ の 職 員に 、 事業 団 の 事 務所 に 立 ち入 り 、 帳簿 、 書 類そ の 他 の物 件 を 検 査さ せ る こと が で きる 。 前 項 の 規定 に よ り職 員 が 立入 検 査 を する 場 合 にお い て は、 そ の 身分 を 示 す 証明 書 を 携帯 し 、 関係 者 に 提示 し な けれ ば な ら ない 。 第 一 項 の規 定 に よ る立 入 検 査の 権 限 は、 犯 罪 捜査 の た めに 認 め ら れた も の と解 し て はな ら な い。 2 3 事 業団 の 解 散 につ い て は、 別 に 法律 で 定 める 。 補則 (解散) 第 四 十 四条 削除 第七章 第四 十 五 条 罰則 (他 の 法 令 の準 用 ) 第 四十 六 条 建 築 基 準法 ( 昭 和 二十 五 年 法律 第 二 百一 号 ) 及び 政 令 で定 め る そ の他 の 法 令に つ い ては 、 政 令で 定 め る とこ ろ に より 、 事 業団 を 地 方 公 共団 体 と みな し て 、 これ ら の 法令 を 準 用す る 。 第八章 第 四 十 七条 第 四十 三 条 第一 項 の 規 定に よ る 報告 を せ ず、 若 し くは 虚 偽 の報 告 を し 、又 は 同 項の 規 定 によ る 検 査を 拒 み 、 妨げ 、 若 しく は 忌 避し た 場 合 に は、 そ の 違反 行 為 を した 事 業 団の 役 員 又は 職 員 は、 三 十 万 円以 下 の 罰金 に 処 する 。 第四 十 八 条 次 の 各号 の い ず れか に 該 当す る 場 合に は 、 その 違 反 行為 を し た 事業 団 の 役員 は 、 二十 万 円 以下 の 過 料 に処 す る 。 一 こ の 法律 の 規 定 によ り 国 土交 通 大 臣の 認 可 又は 承 認 を 受け な け れば な ら ない 場 合 にお い て 、 その 認 可 又は 承 認 を受 け な かつ た と き。 二 第 六 条 第一 項 の 規定 に よ る政 令 に 違 反し て 登 記す る こ とを 怠 つ たと き 。 三 第 二 十 六条 第 一 項に 規 定 す る業 務 以 外の 業 務 を行 つ た とき 。 四 第 三 十 一 条の 規 定 に違 反 し て、 財 務 諸表 を 提 出 せず 、 若 しく は こ れに 添 付 すべ き 書 類 を添 付 せ ず、 又 は これ ら の 書類 に 記 載す べ き 事 項を 記 載 せ ず、 若 し くは 虚 偽 の記 載 を し て提 出 し たと き 。 - 27 - 五 六 第 三十 八 条 の規 定 に 違反 し て 業 務上 の 余 裕金 を 運 用し た と き。 第 四十 二 条 第 二項 の 規 定に よ る 国土 交 通 大臣 の 命 令に 違 反 し たと き 。 第 五 条第 二 項 の 規定 に 違 反し た 者 は、 十 万 円以 下 の 過 料に 処 す る。 - 28 - 第四 十 九 条 ○ 地方 自 治 法( 昭 和 二 十二 年 法 律第 六 十 七号 ) ( 抄) ( 督促 、 滞 納 処分 等 ) 第 二 百三 十 一 条の 三 (略 ) 2 (略 ) 3 普 通地 方 公 共団 体 の 長は 、 分 担金 、 加 入 金、 過 料 又は 法 律 で定 め る 使用 料 そ の 他の 普 通 地方 公 共 団体 の 歳 入に つ き 第一 項 の 規 定に よ る 督促 を 受 け た 者が 同 項 の規 定 に よ り指 定 さ れた 期 限 まで に そ の納 付 す べき 金 額 を 納付 し な いと き は 、当 該 歳 入並 び に 当 該歳 入 に 係る 前 項 の手 数 料 及び 延 滞 金 につ い て 、 地方 税 の 滞納 処 分 の例 に よ り処 分 す る こと が で きる 。 こ の場 合 に おけ る こ れ らの 徴 収 金の 先 取 特権 の 順 位は 、 国 税 及び 地 方 税 に次 ぐ も のと す る 。 4~ (略 ) ( 指定 都 市 の権 能 ) 第 二百 五 十 二条 の 十 九 政 令 で 指定 す る 人口 五 十 万以 上 の 市 (以 下 「 指定 都 市 」と い う 。) は 、 次 に掲 げ る 事務 の う ち都 道 府 県が 法 律 又 はこ れ に 基 づ く政 令 の 定め る と ころ に よ り処 理 す る こと と さ れて い る もの の 全 部又 は 一 部 で政 令 で 定め る も のを 、 政 令で 定 め ると こ ろ に より 、 処 理す る こ と がで き る 。 一 児童 福 祉 に 関す る 事 務 二 民 生委 員 に 関す る 事 務 三 身 体障 害 者 の福 祉 に 関 する 事 務 四 生 活 保護 に 関 する 事 務 五 行 旅 病人 及 び 行旅 死 亡 人 の取 扱 に 関す る 事 務 五の 二 社会 福 祉 事 業に 関 す る事 務 五 の三 知 的障 害 者 の福 祉 に 関す る 事 務 六 母 子 家 庭及 び 父 子家 庭 並 び に寡 婦 の 福祉 に 関 する 事 務 六 の二 老 人 福祉 に 関 する 事 務 七 母子 保 健 に関 す る 事務 11 2 則 七 の 二 介 護 保 険に 関 す る事 務 八 障 害者 の 自 立 支援 に 関 する 事 務 九 食 品 衛生 に 関 する 事 務 十 精 神 保健 及 び 精神 障 害 者 の福 祉 に 関す る 事 務 十一 結 核 の予 防 に 関す る 事 務 十 二 土 地 区画 整 理 事業 に 関 する 事 務 十 三 屋 外 広告 物 の 規 制に 関 す る事 務 (略) 附 第 六 条 他 の 法 律で 定 め る もの の ほ か、 第 二 百三 十 一 条の 三 第 三項 に 規 定 する 法 律 で定 め る 使用 料 そ の他 の 普 通 地方 公 共 団体 の 歳 入は 、 次 に掲 げ る 普 通 地方 公 共 団 体の 歳 入 とす る 。 一・ 二 (略 ) 三 下 水 道法 ( 昭 和 三十 三 年 法律 第 七 十九 号 ) 第十 八 条 から 第 二 十 条ま で ( 第二 十 五 条の 十 に おい て 第 十 八条 及 び 第十 八 条 の二 を 準 用す る 場 合 を含 む 。 ) の規 定 に より 徴 収 すべ き 損 傷負 担 金 、 汚濁 原 因 者負 担 金 、工 事 負 担金 及 び 使 用料 (略) 四 ○ 電 波法 ( 昭 和二 十 五 年 法律 第 百 三十 一 号 )( 抄 ) ( 外 国に お い て 取得 し た 船舶 又 は 航空 機 の 無線 局 の 免 許の 特 例 ) 第 二 十 七条 船 舶の 無 線 局又 は 航 空 機の 無 線 局で あ つ て、 外 国 にお い て 取得 し た 船 舶又 は 航 空機 に 開 設す る も のに つ い て は、 総 務 大臣 は 、 第六 条 か ら 第 十四 条 ま での 規 定 に よら な い で免 許 を 与え る こ とが で き る 。 (略) 2 (手 数 料 の徴 収 ) 第 百三 条 (略 ) 2 地 震 、 台風 、 洪 水、 津 波 、 雪害 、 火 災、 暴 動 その 他 非 常の 事 態 ( 以下 こ の 項に お い て「 地 震 等」 と い う 。) が 発 生し 、 又 は発 生 す るお そ れ が あ る場 合 に お いて 専 ら 人命 の 救 助、 災 害 の救 援 、 交 通通 信 の 確保 若 し くは 秩 序 の維 持 の た めに 必 要 な通 信 又 は第 百 二 条の 二 第 一項 各 号 に 掲げ る 無 線 通信 ( 当 該必 要 な 通信 に 該 当 する も の を除 く 。 )を 行 う 無線 局 の うち 、 当 該 地震 等 に よる 被 害 の発 生 を 防止 し 、 又 は軽 減 す るた め に 必要 な - 29 - 3 通 信 を 行う 無 線 局と し て 総務 大 臣 が 認め る も ので あ つ て、 臨 時 に開 設 す る もの に つ いて は 、 前項 第 一 号、 第 二 号、 第 六 号 、第 八 号 又は 第 九 号に 掲 げ る 者は 、 同 項 の規 定 に かか わ ら ず、 手 数 料を 納 め るこ と を 要 しな い 。 (略) (電 波 利 用 料の 徴 収 等) 第 百三 条 の 二 免 許 人等 は 、 電波 利 用 料 とし て 、 無線 局 の 免許 等 の 日か ら 起 算 して 三 十 日以 内 及 びそ の 後 毎年 そ の 免許 等 の 日 に応 当 す る日 ( 応 当 す る日 が な い場 合 は 、 その 翌 日 。以 下 こ の条 に お いて 「 応 当日 」 と い う。 ) か ら起 算 し て三 十 日 以内 に 、 当 該無 線 局 の免 許 等 の日 又 は 応当 日 ( 以 下こ の 項 に おい て 「 起算 日 」 とい う 。 )か ら 始 ま る各 一 年 の期 間 ( 無線 局 の 免許 等 の 日 が二 月 二 十九 日 で ある 場 合 にお い て そ の期 間 が うる う 年 の 前年 の 三 月一 日 か ら始 ま る と きは 翌 年 の二 月 二 十八 日 ま での 期 間 と し、 起 算 日か ら 当 該免 許 等 の有 効 期 間の 満 了 の 日ま で の 期間 が 一 年に 満 た な い場 合 は そ の期 間 と する 。 ) につ い て 、別 表 第 六の 上 欄 に 掲げ る 無 線局 の 区 分に 従 い 同表 の 下 欄 に掲 げ る 金額 ( 起 算日 か ら 当該 免 許 等 の有 効 期 間 の満 了 の 日ま で の 期間 が 一 年に 満 た な い場 合 は 、そ の 額 に当 該 期 間の 月 数 を 十二 で 除 して 得 た 数を 乗 じ て得 た 額 に相 当 す る 金額 ) を 国に 納 め な けれ ば な らな い 。 2 前 項の 規 定 に よる も の のほ か 、 広範 囲 の 地域 に お い て同 一 の 者に よ り 相当 数 開 設さ れ る 無 線局 に 専 ら使 用 さ せる こ と を目 的 と し て別 表 第 七の 上欄 に 掲 げる 区 域 を単 位 と して 総 務 大 臣が 指 定 する 周 波 数( 三 千 メガ ヘ ル ツ 以下 の も のに 限 る 。) の 電 波( 以 下 この 条 に お いて 「 広 域専 用 電 波 」と い う 。) を 使 用 する 免 許 人は 、 電 波利 用 料 とし て 、 毎年 十 一 月 一日 ま で に、 そ の 年の 十 月 一日 か ら 始 まる 一 年 の期 間 に つい て 、 当該 免 許 人 に係 る 広 域 専用 電 波 の周 波 数 の幅 の メ ガヘ ル ツ で 表し た 数 値に 当 該 区域 に 応 じ同 表 の 下 欄に 掲 げ る係 数 を 乗じ て 得 た数 値 に 九千 五 百 十 四万 八 千 九 百円 ( 別 表第 六 の 四の 項 を 九 千九 百 八 十五 万 九 千六 百 円 (別 表 第 六の 一 の 項 又は 二 の 項に 掲 げ る無 線 局 のう ち 電 気 通信 業 務 を行 う こ とを 目 的 と する も の (二 、 〇 二 五メ ガ ヘ ルツ を 超 え二 、 一 一〇 メ ガ ヘ ルツ 以 下 、二 、 二 〇〇 メ ガ ヘル ツ を 超 え二 、 二 九〇 メ ガ ヘル ツ 以 下及 び 二 、 五四 五 メ ガ ヘル ツ を 超え 二 、 六五 五 メ ガヘ ル ツ 以 下の 周 波 数の 電 波 を使 用 す るも の を 除 く。 ) に 係る 広 域 専用 電 波 にあ つ て は六 千 二 百 十六 万 九 千百 円 、 同 表 の四 の 項 又は 五 の 項 に掲 げ る 無線 局 に 係る 広 域 専用 電 波 にあ つ て は 、百 七 十 七万 四 千 九百 円 ) を二 百 十 二 万九 千 八 百円 、 同 表の 六 の 項に 掲 げ る 無線 局 に 係 る広 域 専 用電 波 に あつ て は 二千 九 百 三 十三 万 三 千百 円 ) に乗 じ て 得た 額 に 相 当す る 金 額を 国 に 納め な け れば な ら ない 。 こ の 場合 に お い て、 広 域 専用 電 波 を最 初 に 使 用す る 無 線局 の 免 許の 日 ( 無線 局 の 周波 数 の 指 定の 変 更 を受 け る こと に よ り当 該 広 域 専用 電 波 を使 用 で きる こ と と なる 場 合 には 、 当 該 指定 の 変 更の 日 。 以下 こ の 項に お い て 同じ 。 ) が十 月 一 日以 外 の 日で あ る 場 合に お け る当 該 免 許の 日 か ら同 日 以 後 の 最 初 の 九 月末 日 ま での 期 間 につ い て のこ の 項 前 段の 規 定 の適 用 に つい て は 、「 毎 年 十 一月 一 日 まで に 、 その 年 の 十月 一 日 から 始 ま る 一年 の 期 間 につ い て 」と あ る のは 「 当 該 広域 専 用 電波 を 最 初に 使 用 する 無 線 局の 免 許 の 日( 無 線 局の 周 波 数の 指 定 の変 更 を 受 ける こ と によ り 当 該広 域 専 用 電波 を 使 用で き る こ とと な る 場合 に は 、当 該 指 定の 変 更 の 日。 以 下 この 項 に おい て 同 じ。 ) の 属 する 月 の 末日 か ら 起算 し て 三十 日 以 内に 、 当 該 免 許の 日 か ら同 日 以 後の 最 初 の九 月 末 日 まで の 期 間に つ い て」 と 、 「得 た 額 」と あ る の は「 得 た 額に 当 該 期間 の 月 数を 十 二 で 除し て 得 た数 を 乗 じ て得 た 額 」と す る 。 3 ・4 ( 略 ) 5 包括 免 許 人又 は 包 括登 録 人 ( 以下 こ の 条に お い て「 包 括 免許 人 等 」と い う 。 )は 、 第 一項 の 規 定に か か わら ず 、 電 波利 用 料 とし て 、 第一 号 包 - 30 - 括 免 許 人に あ つ ては 包 括 免許 の 日 の 属す る 月 の末 日 及 びそ の 後 毎年 そ の 包 括免 許 の 日に 応 当 する 日 ( 応当 す る 日が な い 場 合は 、 そ の前 日 ) の属 す る 月 の末 日 現 在 にお い て 開設 し て いる 特 定 無線 局 の 数( 以 下 こ の項 及 び 次項 に お いて 「 開 設無 線 局 数 」と い う 。) を そ の翌 月 の 十五 日 ま で に 総 務 大 臣 に届 け 出 て、 当 該 届出 が 受 理さ れ た 日 から 起 算 して 三 十 日以 内 に 、第 二 号 包 括免 許 人 にあ つ て は包 括 免 許の 日 の 属 する 月 の 末日 及 び そ の後 毎 年 その 包 括 免許 の 日 に 応当 す る 日( 応 当 する 日 が ない 場 合 は 、そ の 前 日) の 属 する 月 の 末日 か ら 起算 し て 四 十五 日 以 内に 、 包 括登 録 人 に あつ て は 第 二十 七 条 の二 十 九 第一 項 の 規定 に よ る登 録 の 日 の属 す る 月の 末 日 及び そ の 後毎 年 そ の 登録 の 日 に応 当 す る日 ( 応 当す る 日 が ない 場 合 は 、そ の 前 日) の 属 する 月 の 末日 か ら 起 算し て 四 十五 日 以 内に そ れ ぞれ 当 該 包 括免 許 若 しく は 同 項の 規 定 によ る 登 録( 以 下 「 包括 免 許 等」 と い う 。) の 日 又は そ の 後 毎年 そ の 包括 免 許 等の 日 に 応当 す る 日( 応 当 す る日 が な い場 合 は 、そ の 翌 日) か ら 始 まる 各 一 年の 期 間 (包 括 免 許等 の 日 が 二月 二 十 九 日で あ る 場合 に お いて そ の 期間 が う る う年 の 前 年の 三 月 一日 か ら 始ま る と き は翌 年 の 二月 二 十 八日 ま で の期 間 と し 、当 該 包 括免 許 等 の 日又 は そ の包 括 免 許等 の 日 に 応当 す る 日( 応 当 する 日 が ない 場 合 は 、そ の 翌 日) か ら 当該 包 括 免許 等 の 有効 期 間 の 満了 の 日 まで の 期 間が 一 年 に 満た な い 場 合は そ の 期間 と す る。 以 下 この 項 及 び次 項 に お いて 同 じ 。) に つ いて 、 第 一号 包 括 免 許人 に あ つて は 四 百三 十 円 五百 十 円 ( 広域 専 用 電 波を 使 用 する 無 線 局及 び 当 該無 線 局 を 通信 の 相 手方 と す る無 線 局 につ い て は 、二 百 円 )に 、 第 二号 包 括 免許 人 に あつ て は 別 表第 六 の 上欄 に 掲 げ る無 線 局 の区 分 に 従 い同 表 の 下欄 に 掲 げる 金 額 に、 包 括 登録 人 に あ つて は 四 百五 十 円 五百 四 十 円( 移 動 し ない 無 線 局に つ い ては 、 別 表第 八 の 上 欄に 掲 げ る 無線 局 の 区分 に 従 い同 表 の 下欄 に 掲 げ る金 額 ) に、 そ れ ぞれ 当 該 一年 の 期 間 に係 る 開 設無 線 局 数又 は 開 設登 録 局 数 (登 録 の 日 の属 す る 月の 末 日 及び そ の 後毎 年 そ の 登録 の 日 に応 当 す る日 ( 応 当す る 日 が ない 場 合 は、 そ の 前日 ) の 属す る 月 の末 日 現 在 にお い て 開設 し て い る登 録 局 の数 を い う 。次 項 に おい て 同 じ。 ) を 乗じ て 得 た金 額 ( 当 該包 括 免 許等 の 日 又は そ の 包括 免 許 等 の日 に 応 当す る 日 (応 当 す る日 が な い 場合 は 、 そ の翌 日 ) から 当 該 包括 免 許 等の 有 効 期 間の 満 了 の日 ま で の期 間 が 一年 に 満 た ない 場 合 は、 そ の 額に 当 該 期間 の 月 数を 十 二 で 除し て 得 た 数を 乗 じ て得 た 額 に相 当 す る 金額 ) を 国に 納 め なけ れ ば なら な い 。 6 包 括 免 許人 等 は 、 前項 の 規 定に よ る もの の ほ か、 包 括 免 許等 の 日 又は そ の 後毎 年 そ の包 括 免 許 等の 日 に 応当 す る 日( 応 当 する 日 が な い場 合 は 、 そ の 翌日 ) か ら始 ま る 各一 年 の 期間 に お い て、 当 該 包括 免 許 等の 日 の 属す る 月 の 翌月 以 後 の月 の 末 日又 は そ の後 毎 年 その 包 括 免 許等 の 日 に応 当 す る 日( 応 当 する 日 が な い場 合 は 、そ の 前 日) の 属 する 月 の 翌月 以 後 の 月の 末 日 現在 に お いて 開 設 して い る 特 定無 線 局 又は 登 録 局の 数 が それ ぞ れ 当 該一 年 の 期 間に 係 る 開設 無 線 局数 ( 特 定無 線 局 ( 第二 十 七 条の 二 第 一号 に 掲 げる 無 線 局 に係 る も のに 限 る 。) に あ つて は 既 にこ の 項 の 規定 に よ る 届出 が あ つた 場 合 には 、 そ の 届出 の 日 以後 に お いて は 、 その 届 出 に係 る 特 定 無線 局 の 数、 特 定 無線 局 ( 同条 第 二 号 に掲 げ る 無線 局 に 係る も の に 限る 。 ) にあ つ て は 既に 特 定 無線 局 の 数が 開 設 無線 局 数 を 超え た 月 があ つ た 場合 に は 、そ の 月 の 翌月 以 後 にお い て は、 そ の 月の 末 日 現 在 に お い て 開設 し て いる 特 定 無線 局 の 数) 又 は 開 設登 録 局 数( 既 に 登録 局 の 数が 開 設 登 録局 数 を 超え た 月 があ つ た 場合 は 、 その 月 の 翌 月以 後 に お いて は 、 その 月 の 末日 現 在 に おい て 開 設し て い る登 録 局 の数 ) を 超え た と き は、 電 波 利用 料 と して 、 第 一号 包 括 免 許人 に あ つて は 当 該開 設 し て いる 特 定 無線 局 の 数 を当 該 超 えた 月 の 翌月 の 十 五日 ま で に 総務 大 臣 に届 け 出 て、 当 該 届出 が 受 理 され た 日 から 起 算 して 三 十 日以 内 に 、第 二 号 包 括 免許 人 又 は包 括 登 録人 に あ つて は 当 該 超え た 月 の末 日 か ら起 算 し て四 十 五 日以 内 に 、 当該 超 え た月 か ら 次の 包 括 免許 等 の 日 に応 当 す る日 ( 応 当 する 日 が ない 場 合 は、 そ の 前 日) の 属 する 月 の 前月 ま で 又は 当 該 包 括免 許 等 の有 効 期 間の 満 了 の日 の 翌 日 の属 す る 月の 前 月 まで の 期 間に つ い て 、第 一 号 包 括免 許 人 にあ つ て は四 百 三 十円 五 百 十 円( 広 域 専用 電 波 を使 用 す る無 線 局 及 び当 該 無 線局 を 通 信の 相 手 方と す る 無線 局 に つ いて は 、 二 百 円) に 、 第二 号 包 括免 許 人 に あつ て は 別表 第 六 の上 欄 に 掲げ る 無 線局 の 区 分 に従 い 同 表の 下 欄 に掲 げ る 金額 に 、 包 括登 録 人 にあ つ て は四 百 - 31 - 五 十 円 五百 四 十 円( 移 動 しな い 無 線 局に つ い ては 、 別 表第 八 の 上欄 に 掲 げ る無 線 局 の区 分 に 従い 同 表 の下 欄 に 掲げ る 金 額 )に 、 そ れぞ れ そ の超 え る 特 定無 線 局 の 数又 は 登 録局 の 数 (当 該 包 括免 許 人 等が 他 の 包 括免 許 等 (当 該 包 括免 許 人 等の 包 括 免 許等 に 係 る無 線 局 と同 等 の 機能 を 有 す る も の と し て総 務 省 令で 定 め る無 線 局 に係 る も の に限 る 。 )を 受 け てい る 場 合で あ つ て 、当 該 超 えた 月 の 末日 現 在 にお い て 当 該他 の 包 括免 許 等 に 基づ き 開 設し て い る特 定 無 線 局の 数 又 は登 録 局 の数 が 当 該超 え た 月 の前 月 の 末日 現 在 にお い て 当該 他 の 包括 免 許 等 に基 づ き 開設 し て いる 特 定 無 線局 の 数 又 は登 録 局 の数 を 下 回る と き は、 当 該 超え る 特 定 無線 局 の 数又 は 登 録局 の 数 を限 度 と し てこ れ ら の数 か ら それ ぞ れ その 下 回 る 特定 無 線 局 の数 又 は 登録 局 の 数を 控 除 した 数 ) を 乗じ て 得 た金 額 に 当該 期 間 の月 数 を 十 二で 除 し て得 た 数 を乗 じ て 得た 額 に 相当 す る 金 額を 国 に 納め な け れ ばな ら な い。 7 広 域 専 用 電波 を 使 用す る 第 一号 包 括 免許 人 は 、 第一 項 及 び前 二 項 の規 定 に かか わ ら ず 、電 波 利 用料 と し て、 同 等 の機 能 を 有 する 特 定 無線 局 ( 第 二 十七 条 の 二第 一 号 に掲 げ る 無 線局 に 係 るも の で あつ て 、 広域 専 用 電 波を 使 用 する も の に限 る 。 以下 こ の 項及 び 次 項 にお い て 同じ 。 ) の区 分 と し て総 務 省 令 で定 め る 区分 ( 以 下こ の 項 及び 次 項 にお い て 「 同等 特 定 無線 局 区 分」 と い う。 ) ご と に、 当 該 第一 号 包 括免 許 人 が受 け て い る包 括 免 許 に基 づ き 毎年 十 月 末日 現 在 にお い て 開 設し て い る特 定 無 線局 の 数 (次 項 に お いて 「 開 設特 定 無 線局 数 」 とい う 。 )を そ の 年 の十 一 月 十五 日 ま で に総 務 大 臣に 届 け 出 て、 当 該 届出 が 受 理さ れ た 日か ら 起 算し て 三 十 日以 内 に 、そ の 年 の十 月 一 日か ら 始 ま る一 年 の 期間 ( そ の年 の 十 月一 日 か ら その 包 括 免 許の 有 効 期間 の 満 了の 日 ま での 期 間 が 一年 に 満 たな い 特 定無 線 局 にあ つ て は 、そ の 期 間) に つ いて 、 一 局に つ き 二 百円 ( そ の 年の 十 月 一日 か ら その 包 括 免許 の 有 効 期間 の 満 了の 日 ま での 期 間 が一 年 に 満 たな い 特 定無 線 局 にあ つ て は、 二 百 円に 当 該 期 間の 月 数 を十 二 で 除 して 得 た 数を 乗 じ て 得た 額 に 相当 す る 金額 ) を 国に 納 め なけ れ ば な らな い 。 ただ し 、 この 項 本 文の 規 定 に より 各 同 等特 定 無 線局 区 分 につ い て 算 出さ れ た 額 が当 該 同 等特 定 無 線局 区 分 に係 る 上 限 額( 二 百 円に 、 同 等特 定 無 線局 区 分 周 波数 幅 ( 当該 同 等 特定 無 線 局区 分 に 係る 当 該 開 設し て い る 特定 無 線 局が 使 用 する 広 域 専 用電 波 の 周波 数 の 幅の メ ガ ヘル ツ で 表し た 数 値 に当 該 広 域専 用 電 波に 係 る 別表 第 七 の 上欄 に 掲 げる 区 域 に応 じ 同 表 の下 欄 に 掲げ る 係 数 を乗 じ て 得た 数 値 をい う 。 )及 び 基 準 無線 局 数 (電 波 の 有効 利 用 の程 度 を 勘 案し て 総 務省 令 で 定め る 一 メガ ヘ ル ツ 当た り の 特 定無 線 局 の数 を い う。 ) を 乗じ て 得 た 額を い う 。以 下 こ の項 及 び 次項 に お い て同 じ 。 )を 超 え ると き は 、当 該 第 一号 包 括 免 許人 が こ の項 の 規 定 によ り 当 該同 等 特 定 無線 局 区 分に つ い て国 に 納 めな け れ ばな ら な い 電波 利 用 料の 額 は 、当 該 同 等特 定 無 線 局区 分 に 係る 上 限 額と す る 。 8 広域 専 用 電 波を 使 用 する 第 一 号包 括 免 許人 は 、 前 項の 規 定 によ る も のの ほ か 、同 等 特 定 無線 局 区 分ご と に 、毎 年 十 月一 日 か ら始 ま る 各 一年 の 期 間 に おい て 、 その 年 の 十一 月 以 後 の月 の 末 日現 在 に おい て 開 設し て い る特 定 無 線 局( そ の 年の 十 一 月一 日 以 後の 日 を 包 括免 許 の 日と す る 包括 免 許 に 基づ き 開 設し て い る 特定 無 線 局に 限 る 。以 下 こ の項 に お い て「 新 規 免許 開 設 局」 と い う。 ) の 数 がこ の 項 の規 定 に よる 届 出 に係 る 新 規 免 許 開 設 局 の数 ( こ の項 の 規 定に よ り 新規 免 許 開 設局 の 数 につ い て の届 出 が され て い な い場 合 に は、 零 ) を超 え た とき 又 は 当該 末 日 現 在に お い て 開設 し て いる 特 定 無線 局 ( 新 規免 許 開 設局 を 除 く。 以 下 この 項 に おい て 「 既 存免 許 開 設局 」 と いう 。 ) の数 が 当 該 一年 の 期 間に 係 る 開設 特 定 無 線局 数 ( 既に こ の 項 の規 定 に より 既 存 免許 開 設 局の 数 に つ いて の 届 出が あ つ た場 合 に は、 そ の 届 出の 日 以 後に お い ては 、 そ の届 出 に 係る 既 存 免 許 開設 局 の 数) を 超 えた と き は、 電 波 利 用料 と し て、 新 規 免許 開 設 局に つ い ては そ の 超 えた 月 の 末日 現 在 にお け る 新規 免 許 開 設局 の 数 を、 既 存 免 許開 設 局 につ い て はそ の 超 え た月 の 末 日現 在 に おけ る 既 存免 許 開 設 局の 数 を その 翌 月 の十 五 日 まで に 総 務 大臣 に 届 け出 て 、 当該 届 出 が受 理 さ れ た日 か ら 起 算し て 三 十日 以 内 に、 当 該 届出 に 係 る 月か ら そ の年 の 翌 年の 九 月 (そ の 年 の 翌年 の 九 月末 日 よ り前 に そ の包 括 免 許の 有 効 期 間が 満 了 す る特 定 無 線局 に あ つて は 、 当 該包 括 免 許の 有 効 期間 の 満 了の 日 の 翌日 の 属 す る月 の 前 月) ま で の期 間 に つい て 、 二 百円 に 、 新規 免 許 開設 局 - 32 - に つ い ては そ の 超え る 新 規免 許 開 設 局の 数 を 、既 存 免 許開 設 局 につ い て は その 超 え る既 存 免 許開 設 局 の数 を 乗 じて 得 た 金 額に 、 当 該期 間 の 月数 を 十 二 で除 し て 得 た数 を 乗 じて 得 た 額に 相 当 する 金 額 の合 計 額 を 国に 納 め なけ れ ば なら な い 。た だ し 、 この 項 本 文の 規 定 によ り 当 該第 一 号 包 括 免 許 人 が 開設 し て いる 特 定 無線 局 に 係る 各 同 等 特定 無 線 局区 分 に つい て 算 出さ れ た 額 に当 該 同 等特 定 無 線局 区 分 に係 る 既 納 付額 ( 当 該第 一 号 包 括免 許 人 が前 項 及 びこ の 項 の 規定 に よ り既 に 当 該一 年 の 期間 又 は 当 該一 年 の 期間 に 含 まれ る 一 年未 満 の 期間 に つ い て国 に 納 めた 当 該 同等 特 定 無 線局 区 分 に 係る 電 波 利用 料 の 額の 合 計 額を い う 。以 下 こ の 項に お い て同 じ 。 )を 加 え て得 た 額 が 当該 同 等 特定 無 線 局区 分 に 係る 上 限 額 を超 え る と きは 、 当 該第 一 号 包括 免 許 人が こ の 項 の規 定 に より 当 該 同等 特 定 無線 局 区 分 につ い て 国に 納 め なけ れ ば なら な い 電波 利 用 料 の額 は 、 当該 同 等 特 定無 線 局 区分 に 係 る 上限 額 か ら当 該 同 等特 定 無 線局 区 分 に係 る 既 納 付額 を 控 除し て 得 た額 に 相 当す る 金 額 とす る 。 9 免 許 人 が 既開 設 局 の免 許 人 であ る 場 合に お け る 当該 既 開 設局 に 係 る第 一 項 の規 定 の 適 用に つ い ては 、 当 該既 開 設 局に 係 る 周 波数 割 当 計画 等 の 変 更 (当 該 既 開設 局 に 係る 無 線 局 区分 の 周 波数 の 使 用の 期 限 に係 る も の に限 る 。 )の 公 示 の日 か ら 十年 を 超 えな い 範 囲 内で 政 令 で定 め る 期間 を 経 過 する 日 ま で の間 は 、 同項 中 「 金額 ) 」 とあ る の は、 「 金 額 )に 、 当 該免 許 人 等に 係 る 特定 周 波 数 変更 対 策 業務 ( 第 七十 一 条 の三 第 九 項 の規 定 に よ る指 定 周 波数 変 更 対策 機 関 に対 す る 交 付金 の 交 付を 含 む 。) に 要 する と 見 込 まれ る 費 用の 二 分 の一 に 相 当す る 額 に当 該 特 定 周波 数 変 更対 策 業 務 に係 る 既 開設 局 の 各 免許 人 が 当該 既 開 設局 と 特 定新 規 開 設局 と を 併 せて 開 設 する 期 間 を平 均 し た期 間 の 当 該既 開 設 局に 係 る 周波 数 割 当計 画 等 の 変更 ( 当 該 既開 設 局 に係 る 無 線局 区 分 の周 波 数 の 使用 の 期 限に 係 る もの に 限 る。 ) の 公 示の 日 か ら当 該 周 波数 の 使 用の 期 限 ま での 期 間 に 対す る 割 合を 乗 じ た額 を 勘 案し 、 当 該 既開 設 局 の周 波 数 及び 空 中 線電 力 に 応 じて 政 令 で定 め る 金額 を 加 算し た 金 額」 と す る 。 免許 人 等 が特 定 公 示 局の 免 許 人等 で あ る場 合 に おけ る 当 該特 定 公 示 局に 係 る 第一 項 、 第五 項 及 び第 六 項 第 一項 及 び 第五 項 か ら第 八 項 まで の 規 定の 適 用 に つい て は 、当 該 特 定公 示 局 に係 る 旧 割 当期 限 の 満了 の 日 (以 下 「 満了 日 」 と いう 。 ) の翌 日 か ら起 算 し て十 年 を 超え な い 範 囲内 で 政 令 で定 め る 期間 を 経 過す る 日 ま での 間 は 、第 一 項 中「 金 額 )」 と あ るの は 「 金 額) に 、 当該 免 許 人等 に 係 る特 定 周 波 数終 了 対 策業 務 ( 第七 十 一 条 の三 の 二 第十 一 項 に おい て 準 用す る 第 七十 一 条 の三 第 九 項 の規 定 に よる 登 録 周波 数 終 了対 策 機 関 に対 す る 交付 金 の 交付 を 含 む。 ) に 要 する と 見 込 まれ る 費 用( 第 七 十一 条 第 二項 又 は 第 七十 六 条 の三 第 二 項の 規 定 に基 づ き 当 該特 定 周 波数 終 了 対策 業 務 に係 る 旧 割当 期 限 を 定め た 周 波数 の 電 波 を使 用 す る無 線 局 の 免許 人 等 に対 し て 補償 す る 場合 に お ける 当 該 補 償に 要 す ると 見 込 まれ る 費 用を 含 む 。 )の 二 分 の一 に 相 当す る 額 及び 第 八 項 第十 項 の 政 令で 定 め る期 間 に 開設 さ れ ると 見 込 ま れる 当 該 特定 周 波 数終 了 対 策業 務 に 係 る特 定 公 示局 の 数 を勘 案 し 、無 線 局 の種 別 、 周 波数 及 び 空 中線 電 力 に応 じ て 政令 で 定 め る金 額 を 加算 し た 金額 」 と 、第 五 項 及び 第 六 項 中「 掲 げ る金 額 ) 」と あ る のは 「 掲 げ る金 額 ) に、 そ れ ぞれ 当 該 包 括免 許 人 等に 係 る 特 定周 波 数 終了 対 策 業務 ( 第 七十 一 条 の 三の 二 第 十一 項 に おい て 準 用す る 第 七 十一 条 の 三第 九 項 の規 定 に よる 登 録 周 波 数 終 了 対 策機 関 に 対す る 交 付金 の 交 付を 含 む 。 )に 要 す ると 見 込 まれ る 費 用( 第 七 十 一条 第 二 項又 は 第 七十 六 条 の三 第 二 項の 規 定 に 基づ き 当 該 特定 周 波 数終 了 対 策業 務 に 係 る旧 割 当 期限 を 定 めた 周 波 数の 電 波 を使 用 す る 無線 局 の 免許 人 等 に対 し て 補償 す る 場 合に お け る当 該 補 償に 要 す る と見 込 ま れる 費 用 を 含む 。 ) の二 分 の 一に 相 当 する 額 及 び 第八 項 第 十項 の 政 令で 定 め る期 間 に 開 設さ れ る と見 込 ま れる 当 該 特定 周 波 数終 了 対 策 業 務に 係 る 特定 公 示 局の 数 を 勘案 し 、 無 線局 の 種 別、 周 波 数及 び 空 中線 電 力 に応 じ て 政 令で 定 め る金 額 を 加算 し た 金額 」 と す る金 額 」 と、 第 七 項 中「 一 局 につ き 二 百円 」 と あ るの は 「 一局 に つ き二 百 円 に、 当 該 第 一号 包 括 免許 人 に 係る 特 定 周波 数 終 了 対策 業 務 (第 七 十 一条 の 三 の二 第 十 一 項に お い て 準用 す る 第七 十 一 条の 三 第 九項 の 規 定 によ る 登 録周 波 数 終了 対 策 機関 に 対 す る交 付 金 の交 付 を 含む 。 ) に要 す る と見 込 ま れ る費 用 ( 第 七十 一 条 第二 項 又 は第 七 十 六 条の 三 第 二項 の 規 定に 基 づ き当 該 特 定周 波 数 終 了対 策 業 務に 係 る 旧割 当 期 限を 定 め た 周波 数 の 電波 を 使 用す る 10 - 33 - 無 線 局 の免 許 人 等に 対 し て補 償 す る 場合 に お ける 当 該 補償 に 要 する と 見 込 まれ る 費 用を 含 む 。) の 二 分の 一 に 相当 す る 額 及び 第 十 項の 政 令 で定 め る 期 間に 開 設 さ れる と 見 込ま れ る 当該 特 定 周波 数 終 了対 策 業 務 に係 る 特 定公 示 局 の数 を 勘 案し 、 無 線 局の 種 別 、周 波 数 及び 空 中 線電 力 に 応 じ て 政 令 で 定め る 金 額( 以 下 この 項 及 び次 項 に お いて 「 特 定周 波 数 終了 対 策 業務 に 係 る 金額 」 と いう 。 ) を加 算 し た金 額 」 と 、「 、 二 百円 」 と あ るの は 「 、二 百 円 に特 定 周 波 数終 了 対 策業 務 に 係る 金 額 を加 算 し た 金額 」 と 、「 ( 二 百円 」 と ある の は 「( 二 百 円 に特 定 周 波数 終 了 対策 業 務 に 係る 金 額 を 加算 し た 金額 」 と 、第 八 項 中「 二 百 円」 と あ る のは 「 二 百円 に 特 定周 波 数 終了 対 策 業 務に 係 る 金額 を 加 算し た 金 額」 と す る 。 前 項の 規 定 にか か わ らず 、 免 許人 が 特 定 公示 局 の 免許 人 で あつ て 認 定計 画 に 従 つて 特 定 基地 局 を 最初 に 開 設す る 場 合に お け る 当該 最 初 に開 設 す る特 定 基 地局 ( 当 該 特定 基 地 局が 包 括 免許 に 係 るも の で ある 場 合 に あつ て は 、当 該 包 括免 許 に 係る 他 の 特 定基 地 局 を含 む 。 以下 こ の 項に お い て 同じ 。 ) に 係る 第 一 項又 は 第 五項 の 規 定の 適 用 に つい て は 、当 該 特 定公 示 局 に係 る 満 了 日の 翌 日 から 起 算 して 五 年 を超 え な い 範囲 内 で 政令 で 定 め る期 間 を 経過 す る 日ま で の 間 は、 第 一 項中 「 金 額) 」 と ある の は 「 金額 ) に 、当 該 免 許人 等 に 係る 」 と 、同 項 及 び 第五 項 中 「を 国 に 」と あ る の は「 特 定 周 波数 終 了 対策 業 務 (第 七 十 一条 の 三 の二 第 十 一 項に お い て準 用 す る第 七 十 一条 の 三 第 九項 の 規 定に よ る 登録 周 波 数終 了 対 策 機関 に 対 す る交 付 金 の交 付 を 含む 。 ) に要 す る と 見込 ま れ る費 用 ( 第七 十 一 条第 二 項 又 は第 七 十 六条 の 三 第二 項 の 規定 に 基 づき 当 該 特 定周 波 数 終了 対 策 業 務に 係 る 旧割 当 期 限 を定 め た 周波 数 の 電波 を 使 用す る 無 線局 の 免 許 人等 に 対 して 補 償 する 場 合 にお け る 当 該補 償 に 要す る と 見込 ま れ る費 用 を 含 む。 ) の 二 分の 一 に 相当 す る 額を 勘 案 して 当 該 特 定基 地 局 に使 用 さ せる こ と とす る 周 波 数及 び そ の使 用 区 域に 応 じ て政 令 で 定 める 金 額 と、 当該 政 令 で定 め る 金額 未 満 で当 該 認 定 計画 に 係 る認 定 の 有効 期 間 、特 定 基 地 局の 総 数 その 他 の 当該 認 定 計画 が 特 定基 地 局 の 円滑 な 開 設に 寄 与 す る程 度 を 勘案 し て 総 務省 令 で 定め る と ころ に よ り算 定 し た金 額 と を 合算 し た 金額 を 加 算し た 金 額を 国 に 」 と、 同 項 中「 相 当 する 金 額 )」 と あ る のは 「 相 当 する 金 額 )に 、 当 該包 括 免 許人 等 に 係 る」 と す る。 こ の 場合 に お いて 、 当 該 認定 計 画 に従 つ て 開設 さ れ る当 該 最 初に 開 設 す る特 定 基 地 局以 外 の 特定 基 地 局及 び 当 該 認定 計 画 に従 つ て 開設 さ れ る特 定 基 地局 の 通 信 の相 手 方 であ る 移 動す る 無 線局 に つ い ては 、 前 項の 規 定 は適 用 し な い。 特 定 周波 数 終 了対 策 業 務に 係 る すべ て 全 て の特 定 公 示局 が 第 四条 第 三 号の 無 線 局 であ る 場 合に お け る当 該 特 定公 示 局 (以 下 「 特 定免 許 等 不要 局 」 とい う 。 )に 係 る 満 了日 の 翌 日か ら 起 算し て 十 年を 超 え ない 範 囲 内 で政 令 で 定め る 期 間を 経 過 する 日 ま で の間 ( 以 下こ の 条 にお い て 「対 象 期 間 」と い う 。 )に 当 該 特定 周 波 数終 了 対 策業 務 に 係 る特 定 免 許等 不 要 局( 電 気 通信 業 務 そ の他 こ れ に準 ず る 業務 の 用 に供 す る 無線 局 に 専 ら使 用 さ れ る無 線 設 備で あ つ て総 務 省 令 で定 め る もの を 使 用す る も のに 限 る 。) を 開 設 した 者 は 、政 令 で 定め る 無 線局 の 有 す る機 能 ご とに 、 そ の者 の 氏 名 (法 人 に あつ て は 、 その 名 称 及び 代 表 者の 氏 名 。次 項 に お いて 同 じ 。) 及 び 住所 並 び に対 象 期 間 にお け る 毎年 の 当 該特 定 免 許等 不 要 局 に 係 る 満 了 日に 応 当 する 日 ( 応当 す る 日が な い 場 合は 、 そ の前 日 ) 現在 に お いて 開 設 し てい る 当 該特 定 免 許等 不 要 局の 数 ( 以下 こ の 項 にお い て 「 開設 特 定 免許 等 不 要局 数 」 と いう 。 ) をそ の 日 の属 す る 月の 翌 月 の十 五 日 ま でに 総 務 大臣 に 届 け出 て 、 電波 利 用 料 とし て 、 当該 届 出 が受 理 さ れ た日 か ら 起算 し て 三 十日 以 内 に、 当 該 応当 す る 日ま で の 一 年の 期 間 につ い て 、当 該 特 定免 許 等 不 要局 に 係 る特 定 周 波数 終 了 対策 業 務 に要 す る と 見 込ま れ る 費用 ( 第 七十 一 条 第二 項 又 は 第七 十 六 条の 三 第 二項 の 規 定に 基 づ き当 該 特 定 周波 数 終 了対 策 業 務に 係 る 旧割 当 期 限 を定 め た 周波 数 の 電 波を 使 用 する 無 線 局の 免 許 人 等に 対 し て補 償 す る場 合 に おけ る 当 該 補償 に 要 する 費 用 を含 む 。 次項 に お い て同 じ 。 )の 二 分 の一 に 相 当す る 額 及 び対 象 期 間 にお い て 開設 さ れ ると 見 込 まれ る 当 該 特定 周 波 数終 了 対 策業 務 に 係る 特 定 免 許等 不 要 局の 数 を 勘案 し て 当該 政 令 で定 め る 無 線局 の 有 す る機 能 に 応じ て 政 令で 定 め る 金額 に 当 該一 年 の 期間 に 係 る開 設 特 定免 許 等 不 要局 数 を 乗じ て 得 た金 額 を 国に 納 め な けれ ば な らな い 。 11 12 - 34 - (略) 第 一 項 、第 二 項 及 び第 五 項 から 第 十 項第 十 二 項ま で の 規定 は 、 第 二十 七 条 第一 項 の 規定 に よ り免 許 を 受 けた 無 線 局の 免 許 人又 は 前 条第 二 項 に 規 定 す る 無線 局 ( 次の 各 号 に掲 げ る 者が 専 ら 当 該各 号 に 定め る 事 務の 用 に 供す る こ と を目 的 と して 開 設 する 無 線 局( 以 下 こ の項 に お いて 「 国 の 機関 等 が 開設 す る 無線 局 」 と いう 。 ) を除 く 。 )若 し く は国 の 機 関 等が 開 設 する 無 線 局そ の 他 これ ら に 類す る も の とし て 政 令で 定 め る無 線 局 の 免許 人 等 ( 当該 無 線 局が 特 定 免許 等 不 要局 で あ ると き は 、 当該 特 定 免許 等 不 要局 を 開 設し た 者 ) には 、 当 該無 線 局 に関 し て は適 用 し な い。 一 ~十 ( 略) 十 一 国 の 機関 、 地 方 公共 団 体 又は 水 防 法( 昭 和 二十 四 年 法律 第 百 九 十三 号 ) 第二 条 第 一項 に 規 定す る 水 防 管理 団 体 水 防 事 務( 第 二 号に 定 め る もの を 除 く 。) 十二 (略) ~ (略) ○ 補 助 金等 に 係 る 予算 の 執 行の 適 正 化に 関 す る法 律 ( 昭 和三 十 年 法律 第 百 七十 九 号 )( 抄 ) (定 義 ) 第二 条 (略 ) 2 (略) 3 こ の 法 律に お い て「 補 助 事 業者 等 」 とは 、 補 助事 業 等 を行 う 者 をい う 。 4 ~7 ( 略) ○ 災 害対 策 基 本 法( 昭 和 三十 六 年 法律 第 二 百二 十 三 号 )( 抄 ) ( 市 町 村防 災 会 議) 第 十 六 条 市 町 村に 、 当 該 市町 村 の 地域 に 係 る地 域 防 災計 画 を 作 成し 、 及 びそ の 実 施を 推 進 する ほ か 、 市町 村 長 の諮 問 に 応じ て 当 該市 町 村 の 地域 に 係 る 防 災に 関 す る重 要 事 項を 審 議 する た め 、 市町 村 防 災会 議 を 置く 。 2~ 6 (略 ) ( 地方 防 災 会議 の 協 議会 ) 第 十七 条 都道 府 県 相互 の 間 又 は市 町 村 相互 の 間 にお い て 、当 該 都 道 府県 又 は 市町 村 の 区域 の 全 部又 は 一 部 にわ た り 都道 府 県 相互 間 地 域防 災 計 画 又 は市 町 村 相 互間 地 域 防災 計 画 を作 成 す るこ と が 必 要か つ 効 果的 で あ ると 認 め ると き は 、 当該 都 道 府県 又 は 市町 村 は 、協 議 に より 規 約 を 定め 、 都 道 府県 防 災 会議 の 協 議会 又 は 市 町村 防 災 会議 の 協 議会 を 設 置す る こ とが で き る 。 - 35 - 45 14 13 15 2 ( 略) 第 四 十 一 条 都 道 府県 が 他 の法 令 の 規定 に 基 づ いて 作 成 し、 又 は 協議 す る 次に 掲 げ る 防災 に 関 する 計 画 又は 防 災 に関 連 す る 計画 の 防 災に 関 す る部 分は 、 防 災基 本 計 画、 防 災 業 務計 画 又 は都 道 府 県地 域 防 災計 画 と 矛 盾し 、 又 は抵 触 す るも の で あつ て は なら な い 。 一 水 防 法 (昭 和 二 十四 年 法 律第 百 九 十三 号 ) 第七 条 第 一 項及 び 第 五項 に 規 定す る 都 道府 県 の 水 防計 画 並 びに 同 法 第三 十 三 条第 一 項 に 規定 す る 指 定管 理 団 体の 水 防 計画 二 ~八 ( 略) ( 市 町村 地 域 防災 計 画 ) 第 四 十二 条 市 町村 防 災 会議 ( 市 町村 防 災 会議 を 設 置し な い 市 町村 に あ つて は 、 当該 市 町 村の 市 町 村 長。 以 下 この 条 に おい て 同 じ。 ) は 、 防災 基 本 計 画 に基 づ き 、当 該 市 町村 の 地 域に 係 る 市 町村 地 域 防災 計 画 を作 成 し 、及 び 毎 年 市町 村 地 域防 災 計 画に 検 討 を加 え 、 必要 が あ る と認 め る とき は 、 こ れを 修 正 しな け れ ば なら な い 。こ の 場 合に お い て、 当 該 市町 村 地 域 防災 計 画 は、 防 災 業務 計 画 又は 当 該 市 町村 を 包 括す る 都 道府 県 の 都道 府 県 地 域防 災 計 画 に抵 触 す るも の で あつ て は なら な い 。 2~ 7 (略 ) (市 町 村 相 互間 地 域 防災 計 画 ) 第 四十 四 条 市 町 村 防災 会 議 の 協議 会 は 、防 災 基 本計 画 に 基づ き 、 当該 地 域 に 係る 市 町 村相 互 間 地域 防 災 計画 を 作 成 し、 及 び 毎年 市 町 村相 互 間 地 域 防災 計 画 に検 討 を 加 え、 必 要 があ る と 認め る と きは 、 こ れ を修 正 し なけ れ ば なら な い 。こ の 場 合 にお い て 、当 該 市 町村 相 互 間地 域 防 災 計画 は 、 防 災 業務 計 画 又は 当 該 市町 村 を 包括 す る 都 道府 県 の 都道 府 県 地域 防 災 計画 に 抵 触 する も の であ つ て はな ら な い。 2・3 (略) ( 防 災 訓練 義 務 ) 第 四 十 八条 災 害予 防 責 任 者は 、 法 令又 は 防 災計 画 の 定め る と こ ろに よ り 、そ れ ぞ れ又 は 他 の災 害 予 防 責任 者 と 共同 し て 、防 災 訓 練を 行 な わ なけ れ ば な ら ない 。 2~ 4 (略 ) ( 市町 村 長 の避 難 の 指示 等 ) 第 六十 条 災害 が 発 生し 、 又 は 発生 す る おそ れ が ある 場 合 にお い て 、 人の 生 命 又は 身 体 を災 害 か ら保 護 し 、 その 他 災 害の 拡 大 を防 止 す るた め 特 に 必 要が あ る と 認め る と きは 、 市 町村 長 は 、必 要 と 認 める 地 域 の居 住 者 等に 対 し 、避 難 の た めの 立 退 きを 勧 告 し、 及 び 急を 要 す ると 認 め る とき は 、 こ れ らの 者 に 対し 、 避 難の た め の 立退 き を 指示 す る こと が で きる 。 - 36 - 2 ( 略) 3 災 害が 発 生 し 、又 は ま さに 発 生 しよ う と して い る 場合 に お い て、 避 難 のた め の 立退 き を 行う こ と に より か え つて 人 の 生命 又 は 身体 に 危 険 が及 ぶ お そ れ があ る と 認め る と きは 、 市 町村 長 は 、 必要 と 認 める 地 域 の居 住 者 等に 対 し 、 屋内 で の 待避 そ の 他の 屋 内 にお け る 避 難の た め の安 全 確 保 に関 す る 措置 ( 以 下「 屋 内 で の待 避 等 の安 全 確 保措 置 」 とい う 。 ) を指 示 す るこ と が でき る 。 4~ 8 ( 略) じん ○ 激甚 災 害 に 対処 す る ため の 特 別の 財 政 援助 等 に 関 する 法 律 (昭 和 三 十七 年 法 律第 百 五 十 号) ( 抄 ) ( 水 防資 材 費 の補 助 の 特例 ) じん 第 二 十一 条 激 甚災 害 で あつ て 政 令で 定 め る地 域 に 発生 し た も のに 関 し 、都 道 府 県又 は 水 防法 ( 昭 和 二十 四 年 法律 第 百 九十 三 号 )第 二 条 第 一項 に 規 定 す る水 防 管 理団 体 が 水防 の た め使 用 し た 資材 に 関 する 費 用 で政 令 で 定め る も の につ い て は、 国 は 、予 算 の 範囲 内 に おい て 、 そ の費 用 の 三分 の 二 を 補助 す る こと が で き る。 ○河 川 法 (昭 和 三 十 九年 法 律 第百 六 十 七号 ) ( 抄) (一 級 河 川 ) 第 四条 こ の法 律 に おい て 「 一 級河 川 」 とは 、 国 土保 全 上 又は 国 民 経済 上 特 に 重要 な 水 系で 政 令 で指 定 し たも の に 係 る河 川 ( 公共 の 水 流及 び 水 面 を いう 。 以 下同 じ 。 ) で国 土 交 通大 臣 が 指定 し た もの を い う 。 2~6 (略) ( 二 級河 川 ) 第 五 条 こ の 法 律に お い て「 二 級 河 川」 と は 、前 条 第 一項 の 政 令で 指 定 され た 水 系 以外 の 水 系で 公 共 の利 害 に 重要 な 関 係 があ る も のに 係 る 河川 で 都 道 府 県知 事 が 指定 し た も のを い う 。 2 ~ 7 (略 ) (河 川 管 理者 ) 第 七条 こ の法 律 に おい て 「 河川 管 理 者 」と は 、 第九 条 第 一項 又 は 第十 条 第 一項 若 し く は第 二 項 の規 定 に より 河 川 を管 理 す る 者を い う 。 ( 一級 河 川 の 管理 ) 第九条 (略) - 37 - 2 国 土交 通 大 臣が 指 定 する 区 間 ( 以下 「 指 定区 間 」 とい う 。 )内 の 一 級 河川 に 係 る国 土 交 通大 臣 の 権限 に 属 する 事 務 の 一部 は 、 政令 で 定 める と こ ろ に より 、 当 該 一級 河 川 の部 分 の 存す る 都 道府 県 を 統轄 す る 都 道府 県 知 事が 行 う こと と す るこ と が で きる 。 3 ・ 4 (略 ) 5 地 方 自治 法 ( 昭和 二 十 二 年法 律 第 六十 七 号 )第 二 百 五十 二 条 の 十九 第 一 項の 指 定 都市 ( 以 下「 指 定 都市 」 と い う。 ) の 区域 内 に 存す る 指 定区 間内 の 一 級 河川 の う ち国 土 交 通大 臣 が 指定 す る 区間 に つ い ては 、 第 二項 の 規 定に よ り 都道 府 県 知 事が 行 う もの と さ れた 管 理 は、 同 項 の 規定 に か か わら ず 、 政令 で 定 める と こ ろに よ り 、 当該 一 級 河川 の 部 分の 存 す る指 定 都 市 の長 が 行 うこ と と する こ と がで き る 。 6 ・7 ( 略) ( 水 防管 理 団 体が 行 う 水防 へ の 協 力) 第 二 十二 条 の 二 河 川 管 理者 は 、 水防 法 ( 昭和 二 十 四年 法 律 第 百九 十 三 号) 第 七 条第 三 項 (同 法 第 三 十三 条 第 四項 に お いて 準 用 する 場 合 を 含む 。 ) に 規 定す る 同 意を し た 水防 計 画 (同 法 第 二 条第 五 項 に規 定 す る水 防 計 画を い う 。 以下 こ の 条に お い て同 じ 。 )に 河 川 管理 者 の 協 力が 必 要 な事 項 が 定 めら れ た とき は 、 当 該水 防 計 画に 基 づ き水 防 管 理団 体 ( 同法 第 二 条 第一 項 に 規定 す る 水防 管 理 団体 を い う 。第 三 十 七条 の 二 にお い て 同じ 。 ) が 行 う水 防 に 協 力す る も のと す る 。 (土 地 の 占用 等 に 関 する 水 防 管理 団 体 等の 特 例 ) 第三 十 七 条 の二 水 防管 理 団 体又 は 水 防協 力 団 体 (水 防 法 第三 十 六 条第 一 項 の規 定 に よ り指 定 さ れた 水 防 協力 団 体 をい う 。 以下 こ の 条 にお い て 同 じ 。) が 行 う水 防 に 必要 な 器 具 、資 材 又 は設 備 を 保管 す る ため の 倉 庫そ の 他 こ れに 類 す る施 設 と して 国 土 交通 省 令 で 定め る も のの 設 置 につ い て の 第二 十 四 条、 第 二 十 六条 第 一 項及 び 第 三十 四 条 第一 項 ( 第 二十 四 条 の許 可 に 係る 部 分 に限 る 。 ) の規 定 の 適用 に つ いて は 、 水防 管 理 団 体又 は 水 防 協力 団 体 と河 川 管 理者 と の 協議 が 成 立 する こ と をも つ て 、こ れ ら の規 定 に よ る許 可 又 は承 認 が あつ た も のと み な す。 ( こ の法 律 の 規 定を 準 用 する 河 川 ) 第 百 条 一 級 河 川及 び 二 級河 川 以 外 の河 川 で 市町 村 長 が指 定 し たも の ( 以下 「 準 用 河川 」 と いう 。 ) につ い て は、 こ の 法 律中 二 級 河川 に 関 する 規 定 ( 政 令で 定 め る規 定 を 除 く。 ) を 準用 す る 。こ の 場 合に お い て 、こ れ ら の規 定 中 「都 道 府 県知 事 」 と ある の は 「市 町 村 長」 と 、 「都 道 府 県 」 と あ る の は「 市 町 村」 と 、 「国 土 交 通大 臣 」 と ある の は 「都 道 府 県知 事 」 と、 第 十 三 条第 二 項 中「 政 令 」と あ る のは 「 政 令で 定 め る 基準 を 参 酌 して 市 町 村の 条 例 」と 読 み 替 える も の とす る 。 (略) 2 ○ 旧市 町 村 の 合併 の 特 例に 関 す る法 律 ( 昭和 四 十 年 法律 第 六 号) ( 抄 ) ( 流 域下 水 道 に関 す る 特例 ) - 38 - 第 十 四 条 市 町 村の 合 併 によ り 、 当 該市 町 村 の合 併 前 に下 水 道 法( 昭 和 三 十三 年 法 律第 七 十 九号 ) 第 二十 五 条 の三 第 一 項 (同 条 第 四項 に お いて 準 用 す る 場合 を 含 む 。) の 認 可を 受 け た事 業 計 画の 事 業 計画 に 係 る 流域 下 水 道( 同 法 第二 条 第 四号 に 規 定 する 流 域 下水 道 を いう 。 以 下こ の 条 に お い て 同 じ 。) に よ り下 水 を 排除 さ れ 、又 は 排 除 され る こ とと な る 区域 の 全 部が 合 併 市 町村 の 区 域の 全 部 又は 一 部 とな る 場 合 にお い て 、当 該 流 域 下水 道 を 管理 す る 都道 府 県 ( 同法 第 二 十五 条 の 二第 二 項 の規 定 に よ り当 該 流 域下 水 道 の管 理 を 市町 村 が 行う 場 合 に あつ て は 、同 項 の 協議 に 係 る 都道 府 県 ) 及び す べ ての 合 併 関係 市 町 村の 協 議 が成 立 し た とき は 、 平成 十 七 年三 月 三 十一 日 ま で に市 町 村 の合 併 が 行わ れ る 場合 に 限 り 、当 該 市 町 村の 合 併 が行 わ れ た日 か ら 移行 日 ( 当 該市 町 村 の合 併 が 行わ れ た 日か ら 起 算 して 十 年 を経 過 す る日 の 属 する 年 度 の末 日 ま で の範 囲 内 にお い て 当 該協 議 に より 定 め る 日を い う 。以 下 こ の条 に お いて 同 じ 。) ま で の 間、 当 該 事業 計 画 (当 該 市 町村 の 合 併 が行 わ れ た日 か ら 移行 日 ま での 間 に 同 法第 二 十 五 条の 三 第 四項 第 二 十五 条 の 三第 七 項 に おい て 準 用す る 同 条第 一 項 の規 定 に よ る変 更 の 認可 を 受 けた 規 定 によ り 変 更 した と き は、 そ の 変 更後 の も の) に 係 る下 水 道 を 流域 下 水 道と み な して 、 同 法の 規 定 を 適用 す る 。 2 前項 に 規 定 する 都 道 府県 及 び 合併 市 町 村は 、 協 議に よ り 、 当該 市 町 村の 合 併 が行 わ れ た日 か ら 起 算し て 十 年を 経 過 する 日 の 属す る 年 度 の末 日 ま で の 範囲 内 に おい て 移 行日 を 変 更す る こ と がで き る 。 3 第 一項 に 規 定す る 都 道 府県 ( 下 水道 法 第 二十 五 条 の二 第 二 項の 規 定 に より 当 該 流域 下 水 道の 管 理 を市 町 村 が 行う 場 合 にあ つ て は、 当 該 市町 村 ) は 、 前二 項 の 規 定に よ り 移行 日 を 定め 、 又 は変 更 し た とき は 、 速や か に 、そ の 旨 を国 土 交 通 大臣 に 報 告し な け れば な ら ない 。 ○熱 供 給 事 業法 ( 昭 和四 十 七 年法 律 第 八十 八 号 ) (抄 ) ( 定義 ) 第 二条 ( 略) 2 (略 ) 3 この 法 律 にお い て 「 熱供 給 事 業者 」 と は、 次 条 の許 可 を 受け た 者 を いう 。 4 (略 ) ○ 電 気 通 信事 業 法 (昭 和 五 十九 年 法 律第 八 十 六 号) ( 抄 ) (事 業 の 開始 の 義 務) 第百 二 十 条 第 百 十 七条 第 一 項の 認 定 を受 け た 者( 以 下 「 認定 電 気 通信 事 業 者」 と い う。 ) は 、 総務 大 臣 が指 定 す る期 間 内 に、 そ の 認定 に 係 る 電 気 通信 事 業 (以 下 「 認定 電 気 通信 事 業 」 とい う 。 )を 開 始 しな け れ ばな ら な い。 2 ~4 ( 略) - 39 - - 40 - ○ 水 道 原水 水 質 保全 事 業 の実 施 の 促 進に 関 す る法 律 ( 平成 六 年 法律 第 八 号 )( 抄 ) (定義) 第 二 条 (略 ) 2・ 3 (略 ) 4 こ の 法 律に お い て「 水 道 原水 水 質 保全 事 業 」と は 、 次 に掲 げ る 事業 を い う。 一 下 水 道 法( 昭 和 三十 三 年 法律 第 七 十 九号 ) 第 二条 第 二 号に 規 定 する 下 水 道 の整 備 に 関す る 事 業 二 ~八 ( 略) ( 都 道府 県 計 画) 第五条 (略) 2・3 (略) 4 都 道府 県 計 画に お い て は、 次 に 掲げ る 事 項を 定 め るも の と する 。 一・二 (略) 三 前 号 の水 道 原 水の 水 質 を保 全 す る ため 必 要 と認 め ら れる 地 域 水道 原 水 水 質保 全 事 業の 種 類 、実 施 主 体、 実 施 区域 及 び 実 施予 定 期 間並 び に そ の実 施 に 要す る 費 用 の概 算 (略) ( 略) 四 5~ ○ 特定 都 市 河川 浸 水 被害 対 策 法( 平 成 十 五年 法 律 第七 十 七 号) ( 抄 ) ( 定義 ) 第 二条 ( 略 ) 2~4 (略) 2 ( 下 水道 整 備 事業 に 係 る案 の 提 出等 ) 第 六 条 都 道 府県 は 、 都 道府 県 計 画を 作 成 する に 当 たり 、 第 二条 第 四 項 第一 号 に 掲げ る 事 業を 定 め よう と す る とき は 、 あら か じ め、 関 係 する 下 水 道 管 理者 ( 下 水 道法 第 四 条第 一 項 に規 定 す る公 共 下 水 道管 理 者 及び 同 法 第二 十 五 条の 三 第 一 項に 規 定 する 流 域 下水 道 管 理者 を い う。 ) に 対 し、 前 条 第 四項 第 三 号に 掲 げ る事 項 の う ち当 該 事 業に 係 る もの に つ いて 都 道 府県 計 画 の 案を 作 成 し、 当 該 都道 府 県 に提 出 す る よう 求 め るこ と が でき る。 (略) 10 5 こ の法 律 に おい て 「 下水 道 管 理 者」 と は 、下 水 道 法第 四 条 第一 項 に 規 定す る 公 共下 水 道 管理 者 、 同法 第 二 十五 条 の 三 第一 項 に 規定 す る 流域 下 水 道 管 理者 及 び 同 法第 二 十 七条 第 一 項に 規 定 する 都 市 下水 路 管 理 者を い う 。 6 ~ 9 (略 ) (都 市 洪 水 想定 区 域 及び 都 市 浸水 想 定 区域 ) 第 三十 二 条 国 土 交 通大 臣 は 特定 都 市 河 川の う ち 一級 河 川 の区 間 ( 河川 法 第 九 条第 二 項 に規 定 す る指 定 区 間を 除 く 。) に つ い て、 都 道 府県 知 事 は 特 定都 市 河 川の う ち そ の他 の 区 間に つ い て、 都 市 洪水 が 発 生し た 時 の 円滑 か つ 迅速 な 避 難を 確 保 し、 及 び 都 市洪 水 に よる 被 害 の軽 減 を 図る た め 、 国 土交 通 省 令 で定 め る とこ ろ に より 、 そ れぞ れ 、 流 域水 害 対 策計 画 に おい て 定 めら れ た 都 市洪 水 の 発生 を 防 ぐべ き 目 標と な る 降 雨が 生 じ た場 合 に そ の特 定 都 市河 川 の はん 濫 に よ る都 市 洪 水が 想 定 され る 区 域を 、 都 市 洪水 想 定 区域 と し て指 定 す るも の と する 。 た だ し、 そ の 特定 都 市 河川 に つ い て、 水 防 法 (昭 和 二 十四 年 法 律第 百 九 十三 号 ) 第十 条 第 二 項、 第 十 一条 第 一 項又 は 第 十三 条 第 一 項若 し く は第 二 項 の規 定 に よる 指 定 が ある と き は 、こ の 限 りで な い 。 2 前 項本 文 に 定め る も の のほ か 、 特定 都 市 河川 流 域 の全 部 又 は一 部 を そ の区 域 に 含む 市 町 村の 長 、 当該 市 町 村 を包 括 す る都 道 府 県の 知 事 及び 特 定 都 市 下水 道 の 下 水道 管 理 者( 特 定 都市 河 川 流域 の 全 部 が一 の 市 町村 の 区 域内 に あ る場 合 に あ って は 、 市町 村 の 長及 び 特 定都 市 下 水 道の 下 水 道 管理 者 ) は、 共 同 して 、 当 該特 定 都 市 河川 流 域 につ い て 、都 市 浸 水が 発 生 し た時 の 円 滑か つ 迅 速な 避 難 を確 保 し 、及 び 都 市 浸水 に よ る被 害 の 軽 減を 図 る ため 、 国 土 交通 省 令 で定 め る とこ ろ に より 、 流 域水 害 対 策 計画 に お いて 定 め られ た 都 市浸 水 の 発 生を 防 ぐ べき 目 標 とな る 降 雨が 生 じ た 場合 に 都 市 浸水 が 想 定さ れ る 区域 を 、 都市 浸 水 想 定区 域 と して 指 定 する も の とす る 。 3 ~6 ( 略) ( 都 市洪 水 想 定区 域 及 び都 市 浸 水想 定 区 域 にお け る 円滑 か つ 迅速 な 避 難を 確 保 す るた め の 措置 ) 第 三 十三 条 (略 ) 2・3 (略) 4 都 市洪 水 想 定区 域 ( 当該 特 定 都 市河 川 が 水防 法 第 十条 第 二 項、 第 十 一条 第 一 項 又は 第 十 三条 第 一 項若 し く は第 二 項 の 規定 に よ る指 定 を 受け て い る 場 合に あ っ ては 、 同 法 第十 四 条 第一 項 に 規定 す る 浸水 想 定 区 域を 含 む 。) 内 又 は都 市 浸 水想 定 区 域 内の 地 下 街そ の 他 不特 定 か つ多 数 の 者 が 利 用 す る 地下 に 設 けら れ た 施設 の 所 有者 又 は 管 理者 は 、 単独 に 又 は共 同 し て、 都 市 洪 水又 は 都 市浸 水 が 生じ た 時 にお け る 当該 施 設 の 利用 者 の 円 滑か つ 迅 速な 避 難 の確 保 を 図 るた め に 必要 な 措 置に 関 す る計 画 を 作成 し 、 こ れを 公 表 する よ う に努 め な けれ ば な ら ない 。 (略) 5 ○ 市町 村 の 合 併の 特 例 に関 す る 法律 ( 平 成十 六 年 法 律第 五 十 九号 ) ( 抄) ( 流 域下 水 道 に関 す る 特例 ) - 41 - 第 二 十 条 市 町 村の 合 併 によ り 、 当 該市 町 村 の合 併 前 に下 水 道 法( 昭 和 三 十三 年 法 律第 七 十 九号 ) 第 二十 五 条 の三 第 一 項 の事 業 計 画に 係 る 流域 下 水 道 ( 同法 第 二 条 第四 号 に 規定 す る 流域 下 水 道を い う 。以 下 こ の 条に お い て同 じ 。 )に よ り 下水 を 排 除 され 、 又 は排 除 さ れる こ と とな る 区 域 の 全 部 が 合 併市 町 村 の区 域 の 全部 又 は 一部 と な る 場合 に お いて 、 当 該流 域 下 水道 を 管 理 する 都 道 府県 ( 同 法第 二 十 五条 の 二 第 二項 の 規 定に よ り 当 該流 域 下 水道 の 管 理を 市 町 村 が行 う 場 合に あ っ ては 、 同 項の 協 議 に 係る 都 道 府県 ) 及 びす べ て の合 併 関 係市 町 村 の 協議 が 成 立し た と きは 、 当 該 市町 村 の 合 併が 行 わ れた 日 か ら移 行 日 (当 該 市 町村 の 合 併 が行 わ れ た日 か ら 起算 し て 十年 を 経 過 する 日 の 属す る 年 度の 末 日 まで の 範 囲 内に お い て 当該 協 議 によ り 定 める 日 を いう 。 以 下 この 条 に おい て 同 じ。 ) ま での 間 、 当 該事 業 計 画( 当 該 市町 村 の 合併 が 行 われ た 日 か ら移 行 日 まで の 間 に 同法 第 二 十五 条 の 三 第七 項 に おい て 準 用す る 同 条第 一 項 の規 定 に よ り変 更 し たと き は 、そ の 変 更後 の も の )に 係 る 下水 道 を 流域 下 水 道と み な し て、 同 法 の 規定 を 適 用す る 。 2 前項 に 規 定す る 都 道府 県 及 び 合併 市 町 村は 、 協 議に よ り 、当 該 市 町 村の 合 併 が行 わ れ た日 か ら 起算 し て 十年 を 経 過 する 日 の 属す る 年 度の 末 日 ま で の範 囲 内 に おい て 移 行日 を 変 更す る こ とが で き る。 第 一項 に 規 定す る 都 道府 県 ( 下水 道 法 第 二十 五 条 の二 第 二 項の 規 定 によ り 当 該 流域 下 水 道の 管 理 を市 町 村 が行 う 場 合に あ っ て は、 当 該 市町 村 ) は 、 前二 項 の 規定 に よ り 移行 日 を 定め 、 又 は変 更 し たと き は 、速 や か に 、そ の 旨 を国 土 交 通大 臣 に 報告 し な け れば な ら ない 。 3 ○武 力 攻 撃事 態 等 に おけ る 国 民の 保 護 のた め の 措置 に 関 する 法 律 ( 平成 十 六 年法 律 第 百十 二 号 )( 抄 ) (武 力 攻 撃 災害 が 発 生し た 場 合等 の 都 道府 県 知 事 等の 指 示 ) 第 百十 七 条 都 道 府 県知 事 は 、 武力 攻 撃 災害 が 発 生し 、 又 はま さ に 発生 し よ う とし て い る場 合 に おい て 、 緊急 の 必 要 があ る と 認め る と きは 、 当 該 都 道府 県 の 区域 内 の 市 町村 の 長 若し く は 消防 長 又 は水 防 管 理 者( 水 防 法( 昭 和 二十 四 年 法律 第 百 九 十三 号 ) 第二 条 第 二項 の 水 防管 理 者 を いう 。 ) に 対し 、 所 要の 武 力 攻撃 災 害 の防 御 に 関 する 措 置 を講 ず べ きこ と を 指示 す る こ とが で き る。 (略 ) 2 ○ 平 成 二十 三 年 三月 十 一 日 に発 生 し た東 北 地 方太 平 洋 沖地 震 に 伴 う原 子 力 発電 所 の 事故 に よ り放 出 さ れ た放 射 性 物質 に よ る環 境 の 汚染 へ の 対 処に 関 す る 特 別措 置 法 (平 成 二 十三 年 法 律第 百 十 号 )( 抄 ) (定 義 ) 第二 条 (略 ) 2 ~5 ( 略) 6 こ の 法 律に お い て「 公 共 下 水道 」 、 「流 域 下 水道 」 、 「公 共 下 水 道管 理 者 」、 「 発 生汚 泥 等 」及 び 「 流 域下 水 道 管理 者 」 の意 義 は 、そ れ ぞ れ 下 水道 法 ( 昭 和三 十 三 年法 律 第 七十 九 号 )第 二 条 第 三号 及 び 第四 号 、 第四 条 第 一項 、 第 二 十一 条 の 二第 一 項 並び に 第 二十 五 条 の三 第 一 項 に規 定 す る 当該 用 語 の意 義 に よる 。 - 42 - 7~9 (略) ○都 市 の 低炭 素 化 の促 進 に 関 する 法 律 (平 成 二 十四 年 法 律第 八 十 四 号) ( 抄 ) (低 炭 素 ま ちづ く り 計画 ) 第 七条 ( 略) 2 (略) 3 次 の 各 号 に掲 げ る 事項 に は 、そ れ ぞ れ当 該 各 号 に定 め る 事項 を 記 載す る こ とが で き る 。 一~四 (略) 五 前項 第 二 号 ホに 掲 げ る事 項 次の イ か らハ ま で に掲 げ る 事 項 イ 下 水を 熱 源 とす る 熱 を利 用 す るた め の 設 備を 有 す る熱 供 給 事業 法 ( 昭和 四 十 七 年法 律 第 八十 八 号 )第 二 条 第四 項 に 規定 す る 熱 供給 施 設 そ の 他 こ れに 準 ず る施 設 で 政 令で 定 め るも の の 整備 及 び 管理 に 関 する 事 業 で あっ て 第 四十 七 条 第一 項 の 許可 に 係 る もの の 内 容及 び 実 施主 体 に 関 す る 事項 ロ・ ハ (略 ) 4 市 町 村は 、 低 炭 素ま ち づ くり 計 画 に次 の 各 号に 掲 げ る事 項 を 記 載し よ う とす る と きは 、 当 該事 項 に つ いて 、 あ らか じ め 、そ れ ぞ れ当 該 各 号 に 定め る 者 に 協議 し 、 その 同 意 を得 な け れば な ら な い。 一 前 項 第 五号 イ に 掲げ る 事 項 第 四 十 七条 第 一 項の 許 可 の権 限 を 有す る 公 共 下水 道 管 理者 等 ( 下水 道 法 第四 条 第 一 項に 規 定 する 公 共 下水 道 管 理 者又 は 同 法第 二 十 五 条の 三 第 一項 に 規 定す る 流 域下 水 道 管 理者 を い う。 第 四 十七 条 及 び第 六 十 三 条に お い て同 じ 。 ) 二 前項 第 五 号ロ に 掲 げる 事 項 当 該 事 項 に係 る 都 市公 園 の 公園 管 理 者( 都 市 公 園法 第 五 条第 一 項 に規 定 す る公 園 管 理者 を い う 。第 四 十 八条 に お い て同 じ 。 ) 三 前項 第 五 号 ハに 掲 げ る事 項 当該 事 項 に係 る 港 湾 の港 湾 管 理者 ( 港 湾法 第 二 条第 一 項 に 規定 す る 港湾 管 理 者を い う 。第 四 十 九条 に お い て同 じ。) 5~8 (略) (公 共 下 水道 等 の 排水 施 設 か らの 下 水 の取 水 等 ) 第四 十 七 条 低 炭 素 まち づ く り計 画 に 記載 さ れ た第 七 条 第 三項 第 五 号イ に 規 定す る 事 業の 実 施 主 体は 、 条 例で 定 め ると こ ろ によ り 、 公共 下 水 道 管 理 者等 の 許 可を 受 け て、 公 共 下水 道 等 ( 下水 道 法 第二 条 第 三号 に 規 定す る 公 共下 水 道 又 は同 条 第 四号 に 規 定す る 流 域下 水 道 ( 同号 イ に 該当 す る も のに 限 る 。) を い う。 以 下 こ の条 に お いて 同 じ 。) の 排 水施 設 ( こ れを 補 完 する 施 設 を含 む 。 以下 こ の 条 にお い て 同じ 。 ) に接 続 設 備( 公 共 下 水道 等 の 排 水施 設 と 第七 条 第 三項 第 五 号イ に 規 定 する 設 備 とを 接 続 する 設 備 をい う 。 第 七項 に お いて 同 じ 。) を 設 け、 当 該 接続 設 備 に より 当 該 公 共下 水 道 等の 排 水 施設 か ら 下 水を 取 水 し、 及 び 当該 公 共 下水 道 等 の排 水 施 設 に当 該 下 水を 流 入 させ る こ とが で き る 。 - 43 - 2 公 共下 水 道 管理 者 等 は、 前 項 の 許可 の 申 請が あ っ た場 合 に おい て 、 当 該申 請 に 係る 事 項 が政 令 で 定め る 基 準を 参 酌 し て条 例 で 定め る 技 術上 の 基 準 に 適合 す る と 認め る と きで な け れば 、 許 可を し て はな ら な い 。 3 第 一 項の 許 可 を受 け た 者( 以 下 この 条 に お いて 「 許 可事 業 者 」と い う 。) は 、 当 該許 可 を 受け た 事 項の 変 更 (条 例 で 定 める 軽 微 な変 更 を 除く 。 )を し よ うと す る とき は 、 公 共下 水 道 管理 者 等 の許 可 を 受け な け れ ばな ら な い。 こ の 場合 に お いて は 、 前二 項 の 規 定を 準 用 する 。 4 下 水 道 法第 三 十 三条 の 規 定は 、 第 一項 又 は 前項 の 許 可 につ い て 準用 す る 。 5 許 可 事 業者 は 、 第一 項 又 は第 三 項 の 許可 を 受 けて 公 共 下水 道 等 の排 水 施 設 に流 入 さ せる 下 水 に当 該 下 水以 外 の 物( 第 七 条 第三 項 第 五号 イ に 規 定 する 設 備 の管 理 上 必 要な 政 令 で定 め る もの を 除 く。 ) を 混入 し て は なら な い 。 6 許 可 事 業 者に つ い ては 、 下 水道 法 第 三十 八 条 の 規定 を 準 用す る 。 この 場 合 にお い て 、 同条 第 一 項中 「 公 共下 水 道 管理 者 、 流 域下 水 道 管理 者 又 は 都 市下 水 路 管理 者 」 とあ る の は 「都 市 の 低炭 素 化 の促 進 に 関す る 法 律 (以 下 こ の項 及 び 次項 に お いて 「 都 市低 炭 素 化 法」 と い う。 ) 第 七条 第 四 項 第一 号 に 規 定す る 公 共下 水 道 管理 者 等 (以 下 こ の条 に お い て「 公 共 下水 道 管 理者 等 」 とい う 。 ) 」と 、 「 この 法 律 の規 定 に よつ て し た 許可 若 し く は承 認 」 とあ る の は「 都 市 低炭 素 化 法 第四 十 七 条第 一 項 若し く は 第三 項 の 許 可」 と 、 同項 第 一 号中 「 こ の法 律 ( 第十 一 条 の 三第 一 項 及び 第 十 二 条の 九 第 一項 ( 第 二 十五 条 の 十第 一 項 にお い て 準用 す る 場合 を 含 む 。) の 規 定を 除 く 。) 又 は この 法 律 に 基づ く 命 令若 し く は条 例 」 とあ る の は 「都 市 低 炭 素化 法 第 四十 七 条 第三 項 又 は第 五 項 」 と、 同 項 第二 号 及 び第 三 号 並び に 同 条 第二 項 中 「こ の 法 律の 規 定 によ る 許 可 又は 承 認 」 とあ る の は「 都 市 低炭 素 化 法第 四 十 七 条第 一 項 又は 第 三 項の 許 可 」と 、 同 項 から 同 条 第四 項 ま で及 び 同 条第 六 項 中「 公 共 下 水道 管 理 者、 流 域 下 水道 管 理 者又 は 都 市 下水 路 管 理者 」 と あり 、 並 びに 同 条 第三 項 中 「 公共 下 水 道管 理 者 、流 域 下 水道 管 理 者 若し く は 都市 下 水 路管 理 者 」と あ る の は「 公 共 下 水道 管 理 者等 」 と 、同 条 第 二項 第 一 号 中「 公 共 下水 道 、 流域 下 水 道又 は 都 市 下水 路 」 とあ る の は「 都 市 低炭 素 化 法第 四 十 七 条第 一 項 に 規定 す る 公共 下 水 道等 ( 次 号 及び 第 三 号に お い て「 公 共 下水 道 等 」と い う 。 )」 と 、 同項 第 二 号及 び 第 三号 中 「 公 共下 水 道 、流 域 下 水道 又 は 都 市下 水 路 」と あ る の は「 公 共 下水 道 等 」と 読 み 替え る も の とす る 。 許可 事 業 者が 公 共 下水 道 等 の排 水 施 設 に接 続 設 備を 設 け る場 合 に つい て は 、 下水 道 法 第二 十 四 条又 は 第 二十 五 条 の九 の 規 定 は、 適 用 しな い 。 7 第 六 十三 条 第 四十 七 条 第六 項 に おい て 読 み替 え て 準 用す る 下 水道 法 第 三十 八 条 第一 項 又 は 第二 項 の 規定 に よ る公 共 下 水道 管 理 者等 の 命 令 に違 反 し た 者 は、 一 年 以下 の 懲 役又 は 百 万 円以 下 の 罰金 に 処 する 。 ○行 政 不 服審 査 法 (平 成 二 十 六年 法 律 第六 十 八 号) ( 抄 ) (執 行 停 止) 第 二十 五 条 ( 略 ) 2 処 分 庁 の上 級 行 政庁 又 は 処 分庁 で あ る審 査 庁 は、 必 要 があ る と 認 める 場 合 には 、 審 査請 求 人 の申 立 て に より 又 は 職権 で 、 処分 の 効 力、 処 分 の 執 行又 は 手 続 の続 行 の 全部 又 は 一部 の 停 止そ の 他 の 措置 ( 以 下「 執 行 停止 」 と いう 。 ) を とる こ と がで き る 。 処分 庁 の 上級 行 政 庁又 は 処 分 庁の い ず れで も な い審 査 庁 は、 必 要 があ る と 認 める 場 合 には 、 審 査請 求 人 の申 立 て に より 、 処 分庁 の 意 見を 聴 取 3 - 44 - し た 上 、執 行 停 止を す る こと が で き る。 た だ し、 処 分 の効 力 、 処分 の 執 行 又は 手 続 の続 行 の 全部 又 は 一部 の 停 止以 外 の 措 置を と る こと は で きな い。 4 ~ 7 (略 ) (処 分 に つ いて の 審 査請 求 の 認容 ) 第 四十 六 条 処 分 ( 事実 上 の 行為 を 除 く 。以 下 こ の条 及 び 第四 十 八 条に お い て 同じ 。 ) につ い て の審 査 請 求が 理 由 があ る 場 合 (前 条 第 三項 の 規 定 の 適用 が あ る場 合 を 除 く。 ) に は、 審 査 庁は 、 裁 決で 、 当 該処 分 の 全 部若 し く は一 部 を 取り 消 し 、又 は こ れ を変 更 す る。 た だ し、 審 査 庁が 処 分 庁 の上 級 行 政 庁又 は 処 分庁 の い ずれ で も ない 場 合 に は、 当 該 処分 を 変 更す る こ とは で き な い。 2 前項 の 規 定に よ り 法令 に 基 づ く申 請 を 却下 し 、 又は 棄 却 する 処 分 の 全部 又 は 一部 を 取 り消 す 場 合に お い て、 次 の 各 号に 掲 げ る審 査 庁 は、 当 該 申 請 に対 し て 一 定の 処 分 をす べ き もの と 認 める と き は、 当 該 各 号に 定 め る措 置 を とる 。 一 処 分庁 の 上 級行 政 庁 であ る 審 査庁 当 該 処分 庁 に 対し 、 当 該処 分 を すべ き 旨 を 命ず る こ と。 二 処 分庁 で あ る審 査 庁 当該 処 分 をす る こ と。 3・4 (略) 第四 十 七 条 事 実 上 の行 為 に つい て の 審査 請 求 が理 由 が ある 場 合 ( 第四 十 五 条第 三 項 の規 定 の 適用 が あ る 場合 を 除 く。 ) に は、 審 査 庁は 、 裁 決 で、 当該 事 実 上 の行 為 が 違法 又 は 不当 で あ る旨 を 宣 言 する と と もに 、 次 の各 号 に 掲げ る 審 査 庁の 区 分 に応 じ 、 当該 各 号 に定 め る 措置 を と る 。た だ し 、 審 査庁 が 処 分庁 の 上 級行 政 庁 以 外の 審 査 庁で あ る 場合 に は 、当 該 事 実上 の 行 為 を変 更 す べき 旨 を 命ず る こ とは で き な い。 一 処 分 庁 以外 の 審 査 庁 当 該 処分 庁 に 対し 、 当 該事 実 上 の 行為 の 全 部若 し く は一 部 を 撤廃 し 、 又 はこ れ を 変更 す べ き旨 を 命 ずる こ と 。 二 処分 庁 で ある 審 査 庁 当 該 事実 上 の 行 為の 全 部 若し く は 一部 を 撤 廃し 、 又 は これ を 変 更す る こ と。 ( 不 作為 に つ い ての 審 査 請求 の 裁 決) 第 四 十 九条 ( 略) 2 ( 略) 3 不 作 為に つ い ての 審 査 請求 が 理 由が あ る 場 合に は 、 審査 庁 は 、裁 決 で 、当 該 不 作 為が 違 法 又は 不 当 であ る 旨 を宣 言 す る。 こ の 場 合に お い て、 次の 各 号 に掲 げ る 審査 庁 は 、 当該 申 請 に対 し て 一定 の 処 分を す べ きも の と 認 める と き は、 当 該 各号 に 定 める 措 置 を とる 。 一 不 作 為庁 の 上 級 行政 庁 で ある 審 査 庁 当 該 不作 為 庁 に 対し 、 当 該処 分 を すべ き 旨 を命 ず る こ と。 二 不 作 為 庁で あ る 審査 庁 当該 処 分 を する こ と 。 4 ・5 ( 略) - 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