両市立病院再整備計画検討小委員会における「千葉市立病院改革プラン

資料3-3
両市立病院再整備計画検討小委員会における「千葉市立病院改革プラン
(案)
」に関する意見の概要と市の考え方について
1 両市立病院の役割について
意見の概要
海浜病院での周産期母子医療センター
を設置するが、青葉病院ではローリス
クの分娩を受け持つのか。
院内助産所や助産師外来をする計画は
あるのか。
意見に対する考え方
地域医療の状況から、青葉病院や海浜
病院でも、ある程度受け入れる必要が
あると考えている。
助産師外来は、両病院とも実施してい
るが、院内助産所は難しいと考えてい
る。
災害拠点病院について、市の考え方は 現在、海浜病院が災害拠点病院である
が、青葉病院は免震構造等もあり、
両病院を災害拠点病院として、千葉県
と協議を進めたいと考えている。
《修正》
青葉病院における主な診療機能の災害
時医療に、
「災害拠点病院の指定につい
て、千葉県と協議していきます。」を加
筆
平成8年に両市立病院が機能分担する 平成8年の計画における機能分担は、
計画があったと思うが、機能分担すべ 海浜病院の再整備計画が前提にあった
き部分がうまくいっていない理由は何 が、その後、厳しい財政状況などから
か。
進捗していない。
産婦人科ついては、海浜病院に周産期
母子医療センターを設置し、青葉病院
では、主に婦人科系疾患を中心とした
医療に向けていくべきと考えるが、市
内の出産医療機関のことを考えるとし
ばらくは、青葉病院においても、産科
に対応していく必要がある。
循環器疾患については、循環器医療セ
ンターの設置を両病院で調整を図って
きたが、方向性が定まっていない。
循環器系疾患の診療機能の集約化につ
いて、協議会からの意見として受け止
めたい。
1
意見の概要
意見に対する考え方
《修正》
今後の取組とネットワーク化におけ
る、循環器疾患への対応について
(旧)
「循環器疾患について、診療体制の充
実を図ります。」
(新)
「循環器疾患について、両病院の診療
機能の集約化や連携強化などにより、
診療体制の充実を図ります。」
少数医師の診療科の集約化、医師の共 少数医師の診療科について機能の集約
有化の検討について
化を図り、効率的な医療提供体制を目
指す。
総合母子周産期医療センターの設置は 総合周産期母子医療センターは、ハー
目指さないのか。
ド部分の整備等が必要であり、本市の
財政状況などから厳しいと考え、海浜
病院の現有施設を活用し、地域周産期
母子医療センターを目指したい。
2 一般会計負担の考え方と経営の効率化について
意見の概要
意見に対する考え方
収支計画の考え方について
本市では、収支均衡の予算編成をして
いるが、従前は、病床利用率の設定な
どから、予算と決算でかい離が生じて
いた。
21年度予算及びプランでは、決算見
込みなどの病床利用率などについて、
達成可能な目標を設定し、収支計画を
作成した。
海浜病院の地域周産期母子医療センタ 《修正》
ー設置は、収支計画等に反映している 平成22年度以降の収支計画に同病院
のか。
での地域周産期母子医療センター設置
を反映した。
医業収益を稼ぐためには、医師や看護 条例定数、予算定数の拡充を要望して
師の増員が必要と思われるが、医師、 いきたい。
看護師の定数を増やす対策は
また、今後、医師については、両病院
に弾力的に配置できるよう、関係課、
両病院と協議を進めたい。
2
3 経営形態の見直しについて
意見の概要
意見に対する考え方
経営形態の見直しが、病院経営のすべ 十分に留意する。
てとする風潮があるが、公立病院には、
政策的医療の要素が非常に強くあるこ
とから、慎重に検討してほしい。
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